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ラピスラズリの深淵 (yuji的石読み語り)

人類と鉱物、
なかでも宝石、
貴石といわれるものとの関係は非常に古い。

翡翠、水晶、真珠…色々あるが、
その中でも最古のパワーストーンと
言われているものの内の一つにラピスラズリがある。

日本名”瑠璃”。

深海のようなブルーは涼しさを感じさせ、
それに反比例するかのように手にずっしりと来るソリッド感からは
石が生成されるのにかかった幾万という年月そのものを
感じ取ることができる。

ミッドナイトブルーといえるほどに濃い、
夜空のような色のものもあるし、
ギリシャのタイルのような、
若干テカリのある、発色のキレイなブルーが目を引くものもあり、
そのブルーには濃淡があり、個体差が比較的多い石でもある。

パワーストーンは数百とも言えるほど、
数多の種類があるが見、
た目のインパクトで言えば
ファントムエレスチャルや、ストロベリークォーツ、
セイクリッドセブン等、
所謂パワーストーンっぽいものほうが”主役的”で、
目立つ存在ではあるだろう。

ただし、ラピスが圧倒的に勝っているもの、
ラピスにしかない、
ラピスにのみだせるものというのが、
実はあるのだ。



それは品格。

イメージで御伝えするならば
他の石はあくまで縁の下の力持ち。

下からサポートしてくれる優しい石だ。

それに対してラピスは
上から指示が飛んでくる鬼教官、監督官のような存在だ。

そもそも、ツタンカーメンのマスクにも使われているほどの格式がある、
非常に気位の高い石である。

その気位の高さ故、
ラピスを常人がもつとどうなるか…。

まず、非常に強い浄化作用から、
邪を払い、内なる邪も払う。
同時にサードアイに作用し、
人生の青写真を見つめ直すきっかけを強制的な力で与えられ、
必要に応じて軌道修正がなされる。

不正は是正され、必要の無いご縁は処分され、
適切でない人間関係は壊される。

そこにはいっぺんの容赦もないのだ。


断捨離、離脱、病気、
怪我、売却、離縁、

成長するために必要の無いものがあらゆる手をつかって
すべてリセットされる。

かなり無理がある例えだが、
ufoキャッチャーで上からアームがのびてきて、
首根っこをつかまれゲートに運ばれるお人形のように、
シフトが促されるだろう。

そこには持ち主の意思を”計算に入れない”ほどの、
有無を言わさない力がある。


品格の石、
ラピスラズリ。

その魅力的な名前も、アクセサリとして持ちやすそうなブルーのルックスも
相まって、好きな人が多い石でもあるが、
本当は相性をしっかり観ないといけない石だ。


人にはおそらくラピスをもつべきタイミングがある。

そしてこのクラスの石になると”そのタイミングが来ると”
自然とお呼びがかかるはずである。


”成長するために断捨離をする断固たる決意があるか。

魂が求める本当の自分自身の人生を歩む腹づもりがあるか。”


そう、向こうから問うてくる石なのである。



ラピスと同調できた時、
人は本来の魂のレイルに戻り、強くまばゆく
その命を輝かせることになる。

その頃には
パイライトのような金色や、
ラピスブルーのオーラをまとっている
貴方がいるに違いない。


さて、ここで本題!

貴方にはラピスをつける覚悟がありますか?



*強制リセット力の非常に強い石のため、
すべてを捨てていい覚悟がある方以外はご遠慮ください。

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