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シチリア郷土料理 イワシの甘酢風

シチリア島の州と、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

ロックダウン2日目のシチリアです、晴天、お洗濯日和。 でも出られる範囲でウォーキングしようと思っています。

昨日のランチは前日の残り物で簡単に済ませ、夜はイワシ料理。 何度も書いている気がしますが、一番好きな魚です(多分)。 近所の魚屋さんへ行ったら丁度イワシを手開きにしている所だったので、それを購入です。 私の住んでいる辺りは生ゴミが月曜日と金曜日に収集、以前は水曜日も来ていましたがいつの間にか間引きされていました。 なので、金曜日の朝ゴミを出してその後に魚を丸ごと買ってしまうと、月曜日まで生臭いゴミを出すことができないのです。 週末に人を招く時にはそう言う事態にもなるのですが、出来れば避けたい・・・。

と言うことで、手開きにしたイワシでシチリア郷土料理の「イワシの甘酢風」を作りました。 イワシは小麦粉を付けて少ないオイルで揚げ焼き。 タマネギたっぷりを炒めて、甘酢で味付け、南蛮漬けみたいな感じです。

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甘酢味の玉ねぎの入っているフライパンにイワシを戻しても良いのですが、我が家ではオーブンでもう一度火を入れます。 これは相方のやり方で、教えてもらってから私もこのやり方で作っています。 この時点で既にイワシにはちゃんと火が入っているのですけどね。

焼き上がりはこんな感じです。

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イタリアのワインビネガーはかなり強いので、こうやって火を通してちょっとオスが抜けた感じはなかなか私好みです。 手開きにした状態で500gのイワシ、日本のよりもずっと小振りなので25匹ありました。

これは焼き立ても美味しいですが、常温でも美味しいです。 メインにもなるのですが、前菜として出されることの方が多いかな? 前に載せたイワシのベッカフィーコもそうですが、シチリア料理の前菜とメイン、重なることが多いのです。 要するに、量が少なければ前菜として、多ければしっかりとメインになると言うことなんです。 昨日のよるはメインとなりましたが、今日のランチには残りを前菜として食べるつもり。

フライパンでイワシを揚げ焼きにする。 同じフライパンで玉ねぎを炒める。 炒まったら甘酢を加えて少々蒸発させる。 そこへイワシを戻すか、私のようにオーブン容器にイワシを並べて上から甘酢玉ねぎをかけてオーブンへ入れる。 又しても私の「フライパン一つで作る料理」ですね(笑)。

一番時間がかかるのは、玉ねぎを炒めるところかなぁ? 割としっかりと炒めます、オニオングラタン程ではないですけれど。

我が家から車で5分くらいの所に住んでいる仲良しのお友達がいるのですが、家の向かいには彼女のいとこ家族が住んでいます。 私達は付き合いありませんが。 さっき電話でその家族にコロナ陽性が出たと! 同じコミュニティ内なので、彼女とはランチをしようねと言っていたのですが、やめた方が無難ですね。 春のロックダウンの時のように、同居人以外の人と会う事を禁止されているわけではありませんが、その分自分達で気を付けないといけない。 

そして春よりも徐々にコロナが身近に迫って来ているような気がします。 前は知り合いや知り合いの知り合いに陽性の人って1人もいませんでしたが、今は9月から友人の子供の学校やら、職場で発生しています。 今度は友人の従兄弟家族、付き合いはないけれど私も直接知っている人ですから・・・。

確実に自分の身近に起こっている事態、何となく嫌な感じです。 不安になり過ぎると免疫力も落ちると言いますから、やるべきことはやって、気を付けながら明るく過ごしたいものです、出来るかな?


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