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アグリツーリズモで食べたナスのハンバーグに挑戦

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

先週の今頃はシチリア内陸のアグリツーリズモにお邪魔していました。 お料理は何からなにまで美味しいのですが、初日のランチに食べた「ナスのハンバーグ」が印象的。 シチリアはナス料理が色々とありますが、突き詰めていくとそれ程変化球が出てこないのです。 揚げて、トマトソースとチーズ・・・・的な物が多いです。 

トップの写真はそのアグリツーリズモで食べた物です。 ザクッと作り方を習ったので、先日作ってみました。

ナスは米ナスではなくて、こんな丸ナスを使います。 日本にもあるかしら? 私は見たことないですが。

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これはちょっと疲れている姿(笑)、本当はもっとツヤツヤです。 そしてこれは小振り。 このナスは普通のナスよりも身が詰まっている感じですが、普通のナスでもできると思います。

ナスの皮をむいて、角切りにして、さっと茹でて、水気を絞って、パンの白い部分を軽くミキサーにかけた物、卵、塩、ミントのみじん切りたっぷりを練って、ハンバーグ型にしてフライパンで焼けば良いだけ。 と言うレシピを頂いたので、挑戦です。 簡単そうであります。

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なんだかゆるかった・・・・。

味は美味しい、ナスとミントは相性抜群で、満足なんですが、どうも柔からすぎの感じ。 よく写真を見てみたら、おそらく表面にパン粉をまぶして焼いてあるみたい。 ヨーロッパのパン粉はきめ細かくサラサラしています。あれが必要だったのかも。 もしくはナスをもっと絞らなくてはいけなかったのか?

どっちらにしろ味は合格点だったので、もう一度作ってみようと思っています。 

揚げ物好きなシチリア人、ナス料理というとどうしても揚げるバージョンが増えます。 素揚げ、フライ、有名なカポナータも一度しっかりと揚げてあります。 ナスと油、相性が良いですからね。 だけどこのハンバーグのように、油を使わない料理もなかなか良いものです。 さっぱり系のナス料理、日本には沢山ありますが、イタリアにはあまりないので何だか新鮮。

実は去年の夏に「ナス料理を追求しよう」と思っていたのですが、7月中旬から調子が悪くて・・・ 首から指まで右側が痺れてしまって・・・。 徐々に悪くなって最後はグラスも持てない、スマホも持てない状態でした。 だからお料理するのも難しく、簡単なものばかり。 相方に随分と助けてもらいました。 色々調べても原因不明。 それでも電気をかけたりレーザー治療をしてよくなったのでホッとしたところ、今度は転んで右肩骨折。 しかも帰国予定の2週間前。 従って帰国を断念。 又々相方にご飯を作ってもらう毎日でした。 痺れて感覚がなくなるのも気持ちが悪いですが、骨折の痛いのも辛いですね。 そしてそれよりもリハビリの痛さ! 一ヶ月のギブスであんなに固まってしまうものか・・・。 やーあれは痛かった。

と言うことで、この夏はナス料理のレシピを広げたいと思っています。 

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