切り方を変えると味も変わる

シチリア島の州都、パレルモからの発信。　ボンジョルノ。

サラダの話。　我が家の食卓には1年中サラダが登場します。　冬場は温野菜が増えるけれど、それでもしょっちゅう食べますし、まして夏場は毎日。今の時期からはほぼ毎日トマトを食べますし、インゲンが安くて美味しくなる時なので大量に買います。　大量って、1回に500gとか。　日本はインゲンが高いですよね、帰国してもどうも手が伸びません（笑）。

美味しいサラダも毎日の事となると、工夫をしないと。　私はどうも同じ物を毎日食べ続ける事が苦手なようです。　旅行で美味しい物に出会った時だけ、ひたすらそれを食べ続けるのですが、あくまでも一週間や10日間くらいの事で、日常生活の食には変化を求めます。

最近週に1回は作るのがチョップドサラダ。

今回はトマト、キュウリ、黄ピーマン、カラブリア産の甘い紫たまねぎ、フェタチーズ、それに黒オリーブも加えました。　アボカドを入れたり、ツナを入れる事もあります。　このサラダはモロッコ料理のレシピから見つけた物ですが、トルコ、ギリシャ、ブルガリア辺りでも食べられているそうです。　今回はごく普通にオリーブオイルで食べましたが、ヨーグルトソースにする時もあり、それもまた非常に美味しいです。

ボウル一杯の生野菜を2人でペロリと平らげました。　作りたての野菜のシャキシャキを楽しむのも美味しいですが、少し時間を置いて野菜がしんなりした物も美味しい、肉や魚のグリルと一緒に食べると、サラダがソース代わりになる感じ。

レタスなしのこのサラダ、結構気に入っています。