が、が、外食!
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
昨日サクッと呟きましたが、改めて。 2ヶ月半振りにパレルモ旧市街へ足を運びました。 思ったよりも人出が多く、途中渋滞していたりパーキングスペースがなかなか見付からなかったのが予想外でありましたが、穏やかなお天気だったし外へ出たくなりますよね。
私たちもウキウキ気分でしたが、市場の近くなどは人が多過ぎたので避け、なるべく接触をしないように心がけました。 皆んなが気を付けないと、ナポリのようにあっという間にオレンジへ戻ってしまう可能性がありますからね。
10時頃に家を出て、市内の散歩をして、ランチ。 夢の外食! もうワクワク、ドキドキですよ。
定番のシチリア料理は食べたくないので、ちょっとアレンジした物を出してくれるカジュアルなお店へ行きました。 思い起こせば2ヶ月半前に、最後に外食したのもこのお店です。 トップの画像はその時の物、前は相席でどんどん詰めて座らせていたけれど、そしていつも常に満席だったけれど、この時既に人は少なく距離をとってみつにならないように配慮していました。 昨日はもっと人が少なかったわ。
前菜は、アーティチョークのグラタン、
アーティチョークに緑色のカリフラワーのムースっぽい物を詰めて、オーブンで焼いた物。 右の白いソースはリコッタベース。 こんなの食べた事ないです。
ブリック、
チュニジアだかモロッコだか、その辺りの春巻きのような物。
中はジャガイモがベースで、後はよくわからなかった・・・。 オレンジのソースはパプリカです。
そして魚のミルフィーユ(とメニューには記してあった)、
お魚はサバです。 大きく刻んでハンバーグ上にして焼いたものと、玉ねぎの甘酢風が段々になっています。 よくイワシ団子でやる味付けで、味付け自体はシチリアンなのですが、ここのお店のはちょっと違う。 見た目が違うだけでもテンションが上がります。 緑色のソースはミントがベース。
と、なんと2人で3種類の前菜を頼んだ私達です。 でもポーションは大きくなく、白ワインを飲みながら気分は居酒屋!
その後、相方は勿論パスタ、
カリフラワーのパスタ、これはシチリア料理の定番です。 でも私が作らなくなったので、こういう機会に食べたいのでしょね。 カリフラワー、何故か物によって茹でた時に変な匂いがするのです。 ある日それに耐えられなくなってしまいました。 人に聞いたところによると、化学肥料を使ったカリフラワーはそういう匂いが出るのだとか。 確かにしないのもあるのです。 問題は生の状態でいくら匂いをチェックしても判明できないという事。 茹でてしまえばその匂いは消えるので食べるのは嫌ではないのですが、茹でている時のその匂いがダメ。 で、一切作らなくなりました。
ここのはやはり少々変化球で、オリーブが入っていたりチーズが入っていたり。 定番のは松の実、レーズンコンビが入りまして、チーズではなく乾煎りパン粉をかけて食べます。
私はセコンド、魚介のフリット、
定番ですね、でもいつでも美味しい。 黄緑のソースはアボカドベースです。 満腹、満足。
相方のデザートはこれ、
スポンジの間にコーヒームースが入っている、チョコレートの味もするケーキのオレンジソース添え。 先っぽの一口、親指の爪くらい味見しました。
これだけ食べてデザートも食べるということは、彼も外食を楽しんだようです。
来週又新しい事例が出るようで、どうなるのか? 4月4日の復活祭の前後の移動が問題になっています。 クリスマスの時期に規制を緩めたら大変なことになってしまったので、移動規制は避けられないと思います。 でも、復活祭なのに家族や友達と過ごせないなんて・・・という人も多数いて。 去年は完全ロックダウンでした。 個人的にはたとえ家族であっても、州をまたいでの移動は禁止して欲しいと思っていますけど。
今回は画像も多く、長くなりました。 私のハッピーな気分が伝わったかと思っています。
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