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見切り発進しながら出来た一品

シチリア島の州都、パレルモからの発信。ボンジョルノ。

昨日は久し振りの良いお天気で気温も上昇し、午前中に気持よくウォーキングに出かけました。 ビーチへ行くと水着姿の人もチラホラと。 

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皆んな暑い、暑いと文句を言っていた夏ですが、やはり夏の終わりはまだまだ太陽と海が恋しいようです。 良いお天気と言いましたが、ビーチへ着く頃には薄雲が広がっていて、お昼過ぎから又涼しくなると言う、なんとも不安定な天候。 そして夜中に大雨が降って、今朝も涼しいです。

昨日のランチは冷蔵庫に残っていた最後のお肉。 又お助けメニューのビーフのピッツァ風では飽きるし、何を作るか方針が決まらないままにスタート。 まずはお肉に小麦粉を振りかけながら、ワインソースにしようかなぁ・・・。

バターとオリーブオイルでソテーして、白ワインをジュワッと、そしてアルコールを飛ばします。 その時点ではここにパセリのみじん切りをたっぷり入れて完成と思っていたのですが、冷蔵庫に生クリームがある事を思い出しました。 明日から週末いないので、これも消費してしまわなければと思って生クリームを投入。 少し煮詰めて硬くなる前にお肉はお皿へ。

もう少しクリームを煮詰めて上からかけようと思ったところで、そうだマスタードを加えようと思い付き、冷蔵庫からディジョンマスタードを取り出して、スプーンでタップリと加えて煮詰めます。

それを肉の上からかけて、完成。

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別に茹でたブロッコリー、これ又残り物のペペロナータを添えて、ワンプレートです。 この後上に黒胡椒をひいたら、バッチリ。

生クリームやサワークリームとマスタードって、相性良いです。 私はディジョンを使いましたが、粒マスタードでも美味しく出来ます。 でもこのコンビ、結構忘れている事が多くて、今回も随分久し振りに食卓に上がりました。 

イタリアには(と言うか、ヨーロッパには)薄切り肉が存在しません。 写真の肉が「薄切り」と言われます。 日本で言うと網焼き用かもう少し厚い位でしょうか。 イタリアに住み始めた頃はお肉屋さんに並ぶ「肉の塊」にびっくりしたものですが、すっかり慣れてしまうと日本のスーパーの薄切り肉に驚いたりする自分がいます。 慣れですね。 500gのブロック肉なんて、どんな人が買うのだろうと思っていた私ですが、今では2人暮らしなのに500gはごく普通。 人間の順応性は素晴らしい。

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