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キノコのリゾット

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

一昨日に引き続き、昨日のランチもリゾットでした。 昨日は10:00~11:00、13:00~14:00、14:00~15:00と3回Zoomがあったので、バタバタしたランチ。 1回目の終了後、ちょっと早いと思っていたらすぐに12時になってしまい、慌ててリゾットを作りました。 キノコのリゾットです。

毎年2月にパリで会うフィンランド人の友人がお土産にくれる乾燥期のこと、最近ん気に入っているブラウンマッシュルームの2種類で作りました。 乾燥キノコは水に浸けて戻します。 この戻し汁を使う人と使わない人がいます。 私は昔は使っていたのですが、「乾燥機のこの戻し汁は結構汚い」、「使わない方がいい」と言う意見もありまして、有名なイタリア人シェフもそう言う人が多くて、一位は使うのをやめていました。 でもやっぱりもったいない。 いい出汁がでますから。最近はまずキノコをよく洗ってから水に浸し、戻し汁も使うことが多いです。

確かにスーパーで袋に入って売っているものはともかく、市場で量り売りなどでは山積みになっていて埃も沢山舞い落ちてきそうなんですよね。 考えると躊躇してしまいますが、ざっと洗ってオッケーと言うことにしています。

玉ねぎのみじん切りを炒め、そこへざく切りにした戻した乾燥キノコを入れ、スライスしたブラウンマッシュルームも入れて炒めます。 そこへお米を加え、表面が透き通って来るくらいまで炒めたら白ワイン。 アルコール分を飛ばしたらブイヨンを加えて行きますが、今回は単なるお湯です。 お米がヒタヒタに隠れるくらいのお湯と戻し汁。 お米が水分を吸ったらお湯を加えて行き、途中で塩少々。 一応常にゆっくりとかき混ぜた方がいいと言われています。 出来上がったら火を止めて、バターひとかけらとパルミジャーノを加えて終了。

イタリア人はリゾットもアルデンテを好みますが、日本人の私はもう少し柔らかめに仕上げます。 

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ブラウンマッシュルームは火を通しても歯応えが残り、いい感じに仕上がりました。

昨日の夕方車が戻ってきたので、今日は午前中に少々買い出しです。 パレルモ市内に住む相方の弟から電話が入り、25日のランチは彼の家へ行くことになりました。 本当は来てもらった方が楽なのですが、彼の家には暖炉があるので来てくれと言われちゃって。 多分3人のみ。弟は一人暮らしなので、やっぱり寂しいようですね。 でも他の人にも声をかけてみるというので、4人までならいいけれど、それ以上になったら辞退すると言ってあります。 4人も5人も変わらないじゃないかと言うのですが、なら5人も6人も変わらない・・・と言うことになってしまい、大勢になる可能性あり。 それは絶対に避けたいです。

そもそも25日のランチ用に「ホロホロ鳥」を丸ごと一羽オーダーしてあるのですが、「2人だから小さめのを」とお願いしてあります。 それを調理してから持って行きますが、ホロホロ鳥の小さめってどのくらい? 相方と相談して、その日のランチはパスタを作らずにお肉の付け合わせとして栗のピラフを作ろうと思っていたのですが、パスタ大好き人間の弟は絶対にパスタを欲しがります。 お料理上手だから自分で作るでしょうが、私の計画とは大幅に変わりそう。 まぁ良いけど。お肉のローストと付け合わせを数種類、持っていくのも面倒ですが、クリスマスだから仕方がないです。 彼1人だとかわいそうだものね。 そもそも我が家に呼ぼうと思って相方に伝えてあったのに、なかなか電話をしないから先方から連絡があったと言う次第です。

24日の夜は生牡蠣とサーモンの予定ですが、今日の昼と夜、24日の昼も考えなくては。 25日の夜は食べないと思うけど、翌日も祭日、そして日曜日と続くので、今日買い物へ出る前に少々作戦を立てなくてはいけませんね。週末はカレーにしようかな? それなら一度作れば2日は食べられますしね。 お料理倦怠期の時にはいいアイディアが出てこないのが困ります(笑)。

皆さんは何を作られるのでしょうか? 日本はやっぱりチキンかしら? 拝見するのが楽しみです。

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