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友人招いてアペリティーボ(食前酒)

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

何だか今週は雑用でバタバタしています。 あっと言う間にもう土曜日。 8月の最後の週が終わろうとしていますね。 今年は8月が過ぎて行くのが早かったような気がします。 

昨日、友人夫妻を招いてアペリティーボを楽しみました。 気の置けない友人、3週間近く会っていなかったので前日に連絡をしたら遊びに来てくれると。 簡単なおつまみで飲みましょうと言うスタンス、何か手料理も用意しようかと思っていたのですが、結局は買った来たチーズ類とサラミ類のみ。 

白ワイン持参で我が家に到着したのは夕方5時過ぎ。 すぐにワインを開けて、チーズやサラミを並べて、楽しいお喋りが始まります。 

数年前までは「アペリティーボ」と言うと、どこかのバールで一杯飲むだけでしたが近年色々とおつまみ付きも増えていて、食前酒と言いながらしっかりと夕食になるケースが多いです。 これは多分ミラノの習慣で、それが南へ降りてきたのだと思います。 ミラノはお酒(またはノンアルコールでも)一杯とおつまみで8ユーロ〜10ユーロくらい(過去の記憶ですから今はどうだか?)で、ブッフェ方式の素晴らしい食べ物が提供されます。 パレルモはもっとずっとしょぼいですが、みんなアペリティーボをするのは大好き。 今はコロナでブッフェ方式はなくなっていると思いますけど。

昨日の我が家は本当にしょぼい物でしたが、外へ出かけるよりは自宅、もしくは誰かの家というのは寛げてバールよりも楽しいです。

テラスで飲んでいたら段々と日が暮れてきて、何かを作るかどうしようか? 結局ピッツァを買いに行きました、相方と友人の夫の2人が(笑)。

私はサラダだけ作って、そのまま夕食へ突入。 そのころは4人で盛り上がっていて、画像なし。

レストランでの食事は大好きなのですが、こうやって買ってきた物だけでお金もかけずに楽しめる時間も好き。 イタリア人は楽しみ方を知っているというか、上手というか、そういう所凄いと思います。 ラテンのDNAがそうさせるのでしょうか?

誰かのお宅へお邪魔して、美味しい手料理でもてなされたら最高ですが、親しい友人とはこういう集まりも同じくらい楽しい物です。 何よりも遠く離れた土地で暮らす私に、仲の良い友人がいるということが最高だと思っています。

友人は宝だなぁと実感した夜でした。


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