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ピッツァでホームパーティ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日の夜は義弟宅でホムパがありました。 「夏の終わりのピッツァパーティ」と言うお題目で、招待が来たのが1週間ほど前の事。 最近は招待も電話ではなくメッセージで来ると言う、私的には何だかなぁと言うやり方をする人が増えていますね。

彼は呼びたい人達で勝手にグループを作り(日本のライングループと同じ)、そこにメッセージを入れて来ました。 私の所にも相方の所にもメッセージが入って来ます。 私の連絡先に登録してある人は名前が出て来ますが、それ以外の人は電話番号だけなので、一体誰だか全く不明。 一人ひとりに電話をするのは面倒なのかもしれませんが、味気ないと言えば味気ない。 こう思うのは私だけかしら?

最近シチリアでもコロナ感染者が増えています。 皆んなこの状態に慣れてしまって、バリケードが下がっているのが原因の1つだと思えます。 私は15人以上だったらちょっと嫌だなぁと思い、相方と相談。 彼が弟に連絡して確かめた所大体10人だと言う事なので、行く事にしました。 もうずっとハグやらほっぺにキスというイタリア式の挨拶も復活していて、私達が距離を置いての日本式の挨拶をするのを「まだそんなことやってんの?」的に見る人達が多いのですが、ハグはしません。 その位は守っていかないといけないなと思っているので。

ピッツァは自家製ではなくオーダーしてデリバリーしてもらうので、メッセージで「何ピッツァが良いか」も聞いてきました。 全員のオーダーを聞いて、義弟が近所のピッツァ屋さんに予約をします。

いつもの通り、8時半始まり。 9時に来るというピッツァを待つ間はポテチやチーズ、サラミなどを摘みながらお喋り。 所が9時になっても来ない。 空腹・・・。 やっと届いたのは9時半でした、もう正にシチリア時間。 土曜日なので混んでいたのでしょうね。 日本だったら連絡なく30分遅れるという事はまずないと思いますが、ここはシチリア、普通の話(笑)。

ファミリーサイズ4枚が届きました。

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ナスのピッツァの画像なし。 

ファミリーサイズだと直径50cmくらいありかなりの量ですが、ここのピッツァはローマ風の薄いタイプ。 ほぼなくなりました。

その他は義弟が作ったサラダだけ。 とっても簡単なホームパーティです。

そしてドルチェ。 

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赤いのは相方作のスイカのジェロ。 シチリアの夏のドルチェの代表的なデザートです。 ゼラチンでなくコーンスターチかポテトスターチで作るので、常温でも溶けにくい。 白いのはパンナコッタ。

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sette veli、7枚のベールと言う名前のチョコレートケーキ。 名前の通り7層になっています。 これは私がシチリアに住み始めた20年くらい前に、あるケーキ屋さんが開発して大当たりしたドルチェ。 その後どのケーキ屋さんでも作られるようになりましたが、本家本元の物はスポンジを使用していません。 他の店のは大抵スポンジが間に入っています。 これはスポンジ入り。

画像なしですがもう一つフルーツ入りのチーズケーキのような物とジェラートも。どれだけ甘い物を食べるのでしょうね、ここの人達。

気が付いたら12時を回っていました。 帰らなきゃ。 

来週は多分我が家でホムパをする事になりそうです。 先月末を最後に、暫くしていなかったわ。 今日はベランダにモップをかけて、少しづつ準備をしましょう。

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