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食べたことのないアーティチョーク料理と遭遇

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日はねぇ、予定通り外出してきましたよ。 誰と会うわけでもなく、ただ旧市街へ行って、歩いて、ランチして帰宅。 何をしたわけでもないですが、娑婆へ出た気分となりました。 今年初めてお化粧したし(笑)。 そして久し振りに一万歩歩きました。

ランチは気軽いお店へ、結構好きなお店です。 軽く食事ができるし、あまり伝統料理に拘っていないし、伝統料理もアレンジしてあって好きなんです。

前菜に「アーティチョークのグラタン」と言うのがあったので、まずはそれを。 グラタンというと日本人の私たちには「ベシャメルやチーズ」と言うイメージが強いですが、ヨーロッパではそうでもありません。 ただオーブンで焼いたものもグラタンになったりします。 どんな物が出てくるか楽しみにしていたら、これ。

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なんとチーズ入りのベシャメルを詰めて、オーブンで焼いてありました。 アーティチョークは一度茹でてあると思います。 ありそうでない料理、今まで出会ったことはありません。 すごく美味しくて、パン粉を詰めて焼くより好みかも。 これは自宅でも作ろうと思いました。

相方はやはりパスタに走ります(笑)。 カリフラワーのパスタ。

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パレルも周辺のカリフラワーは緑色をしているのですが、これは白いカリフラワーを使っているのかしらね? そしてチーズの角切り、オリーブも入っていて、いわゆる定番とは違う変化球。 定番は緑のカリフラワー、松の実、レーズン、サフランが入っています。 味見をしたら美味しかったけれど、彼は定番を期待していたようで・・・・。 

カリフラワーのパスタ、一時は家で作ることが多かったのですが、ここ数年私が全く作らなくなってしまいました。 と言うのは、化学肥料を使った物が多くて、そう言うカリフラワーを茹でるとものすごく嫌な匂いがするのです。 それを嗅ぐともう食べられない・・・。 でも生の時には判明できない・・・。 だから買わなくなりました。 更に日本の物の3倍くらいはある大きさなので、一つ買うと食べ切るのも大変。 と言うことで買わなくなりました。 だからとっても食べたかったみたい。 彼はその嫌な匂い、気にならないらしい・・・。

その後メイン、彼は塩鱈と野菜のフリット。 冬の定番です。

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天ぷらのような衣をつけて揚げてあります。 野菜はカルディ、日本ではカルドンと呼ばれている? 多分まず手に入らない野菜だと思いますが、冬野菜です。

私は煮込み、いわゆるシチュー的な物。 

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オーダーの時に聞いたら、ライスはついていないと。 ポテトと一緒に煮込んでありますと。 だからそれをパンで食べるってことなのでしょうが、私はライスもお願いしました。 バスマティライス。

そしてシチューを食べる時には勿論こうでしょう。

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ご飯と一緒に食べたい派です。

満腹。

なんてことのない外出でしたが、楽しかったし気分転換になりました。 いつロックダウンが始まってもおかしくないイタリア各地、これで又外食禁止となると私のメンタルがもたなくなりそうで怖い(笑)。 3回目を打つまでは友人との会食は避けますが、たまの外食は必要だと感じました。

これが日本であれば、各国料理のお惣菜が簡単に買えるし、便利品も沢山あって、お取り寄せもできるけど、それが出来なくて自分で作る気がないと本当に同じ物ばかりを食べる羽目になってしまいます。 それが更に倦怠期に拍車をかける・・・と言う負のスパイラルに・・・。

でもちょっとリフレッシュしたので、今日はちゃんと作れるかしら?

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