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ザッハトルテとエリザベートを訪ねて1

★2022/6/27~7/8のお話です。

ことの発端は、2019年7月にTwitter(現X)眺めてたら、ウィーンのシェーンブルン宮殿でミュージカル・エリザベートのコンサートが行われた、と。同時に、来年2020年6月末(細かい日程忘れました)にまたシェーンブルンでコンサートをやることが発表されたということを知り、これはエリザベートを愛してやまない友人にお知らせせねば、とLINEしたところ、「行きたい。行かない?」「行くか!」となんか色々考えないで脊髄反射で決まった旅でした。

ドイツ語と格闘しながら、現地エージェントのサイトでチケットを購入し(行くと決めたときにはすでにチケットは発売されてた)、19年の年末には航空券とホテルの手配もし、ホーフブルクの教会のミサのチケットを取って、ウィーン→プラハの電車の予約と、プラハ→ワルシャワの航空券まで手配して、で2020年、皆さまよく知る疫病発生。
それでも3月くらいまでは、夏前には落ち着くんじゃないか?と思っていたのだけど、そこも皆さまご存じの通り。
5月末くらいだったか覚えていないのだけど、公演中止・2021年7月に延期となり、更に2021年の春ごろに再延期が決まり、2022年6月30日~7月2日の公演となりました。

エリザベートコンのチケットは、券面2020年のままで席の確保は出来ているので、実際行けるかどうかはわからなかったけど、そのまま持っておいて。それ以外のチケットのキャンセルの顛末はまぁそれぞれございましたが、割愛。
そして、2022年年が明け。
世界的にも、そろそろいいんじゃないの?という雰囲気になりつつも、国によっての対応がバラバラで。日本への日本国籍を有する者の入国に関しては、だいぶん緩和されてきていて、ワクチン接種証明と帰国前72時間のPCR検査陰性証明があれば旅行客もOKという段階で。ただ、オーストリアが2月の段階では、旅行客の受け入れは「していない」状況でした。
この辺りから、毎日のようにオーストリア大使館のHPみて情報を集めて。2月の末だったか3月に入ってからだったか、3月の半ばから条件付き(確か接種証明か陰性証明か罹患証明か)での入国が許されると知り、そこから少し様子を見て動き出すことに。

当初は、折角なのでプラハとワルシャワにも行こうと予定していたのだけど、緩和されてきたとはいえ国を跨いでの移動は、いろいろと面倒なこともあるので、オーストリア国内だけで。その代わりにザルツブルクに行くことにしました。

コロナ禍を経て、色んなことが若干変わり…というか値上がり。
友だちと二人とも、ANAのステイタスホルダーなので青い翼一択なんだけど、コロナ禍で就航したばかりの羽田ーウィーン便が欠航したまま。乗り継ぎ便しかなく、それはよいのだけど、以前はエコノミー往復で17万切れるくらいだったのが、20万越え。しかも復路の都合のいい時間がなかったか、その便が良かったのか忘れたけど、プレエコしか残席なくて、結果復路はプレエコにしたので、まぁ(お察し)
あと、このホテル ↓↓↓

に泊りたかったのだけど、ここもお高くなってしまっていたのと、市内でのホテルホップはめんどくさいよね。ってことで諦め。いろいろ諦めることは多かったけど、あくまでもメインはコンサートだもんね。

往復航空券とザルツブルクまでの鉄道のチケット、ウィーンとザルツブルクのホテルの予約をして、シェーンブルンの見学の予約をして(このチケット予約でミスやらかして、大慌てで連絡取って変更してもらうというイベント発生。いやぁ生きた心地がしなかったわw)、着々と準備を進める中、更に状況が変わりました。5月16日以降、オーストリア入国に関しては、なんの書類の提出義務もなくなりました!!やった!!
ただし、ウィーン市内の公共交通機関、スーパーマーケット、病院においては、FFP2マスクの着用が必須。そして、日本入国の条件は変わらず。

前置き以上。

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2022年6月27日
11:10成田発だったので、8時頃には成田に着予定で、新宿発7時前の成田エクスプレスで成田空港へ。
成田はこの前年5月にホヌの遊覧飛行で赴いて以来。成田エクスプレスはまず乗らないので普段の乗車率はしらないのだけど、当然ガラガラでした。

成田空港に着いて、即荷物ドロップして出国カウンターへ。
空港での目的の一つ!友人がダイヤモンドステイタスの間に、国際線ANAスイーツラウンジの恩恵にあずかる!だったのだけど、言うてもまだコロナ禍(末期)、スイーツラウンジやってなかった・・・・orz

でも朝ごはんもりもり食べたけどね。チーズおいしい。そして、ラウンジのお稲荷さんでしか取れない栄養があると思っている。お稲荷さん好きだけど、日常ではあんまり買わない。

国内線はだいぶん乗客が戻ってきたとはいえ、国際線はまだお互い動く人は少ないだろうから、飛行機もそんな混んでないだろうなぁ。なんて思ってたら(前年の秋に友人はイタリアに飛んでいたのだけど、その時はガラガラだったと言うので)、結構混んでた。
減便だらけだから、私たちもトランジットだし、このフライトの着地が最終目的地じゃない人が多いのかも…それで乗客が多いのかなぁ?と思ったり。
往路はエコノミーなので3列シート。窓側友人、私真ん中。真ん中好きじゃない…。なんとなく、ANA国内線の機材より狭い感じがしたけど、実際はどうなんでしょ?

長距離路線だから、座席倒されると思ったら、みんなさん狭いのわかってるからか、倒されなかった助かった。個人的には倒さない方が座っていやすい。私は

11時10分発のスイスエアー。ANAとの共同運航。スイスエアーの機材は初めて。チューリッヒまで飛びます。ロシア上空を飛べないため、ベーリング海を経由して北極海(までは行かないか?)を回って飛ぶので、今までよりも時間がかかる。

体内時計的には昼間のフライトだったので眠くない眠くない。機内エンタメもそれほどみたいものがなかったので、ひたすら数独やってた。暇だ。。。

上)お昼ごはん:まだ日本食が恋しい時期じゃないけど、2択で選ぶならこっちだったんだよね。この時私の分のパンをCAさんが忘れてて、隣のお姉さんが声かけてくれた。優しい。
下)夜ごはん:着陸2時間前くらいのごはん。夜ご飯?なのかな???体内時計的には23時頃だから夜食?オムレツ。キャロットラペとメロンが美味しかった

上)成田出て1時間半くらいのところかな?以前だったらロシア上空にいるところ、ベーリング海目指してます。ぐーんと上って北航路。それで+3時間くらいになっちゃうんだものね。
下)お手洗いに立った時に、バンケットにご自由にどうぞって、バナナとかペストリーがあったので。バナナもよかったのだけど、海外のお菓子ってものすごく気にならない?このほかに、スーパーカップ(バニラ)が配られて、当然それもいただく。乗り物でのアイスはマストよね。

成田から14時間!ちょっとのフライトでチューリッヒに到着。
入国しない(シェンゲン協定があるので、入国審査はするけども)とはいえ、スイスはじめてー。

畑と森と住宅地でも、ヨーロッパの風景ってアジアのそれとは全く違うよね

2時間くらいのトランジットでオーストリア航空(こっちも初めて!)でウィーンまで約1時間。現地時間で21時頃に着くハズだったのだけど。機材の到着遅れで出発時間未定!!ふぁ!?

お手洗いに立ち寄った時にアナウンスが入って、ドイツ語だったのに聞き分けた私すごくない!?(自画自賛)

結果的には45分のディレイだったのだけど、それでもチューリッヒ離陸が22時頃になり、ネム―。
ついでに、ここでの国際線→国内線へのトランジットの際に、入国審査通過後、再度セキュリティチェックがあったので、持っていた水を破棄したの。どうせ飛行機に乗れば飲み物貰えるしと思って。そうしたらのディレイで、売店でお水を買おうと思ったらちょっと怯む値段だったんだよね。
3CHF(スイスフラン)なので、450円くらい。お水が、450円!!
でもウィーンと同じく、スイスは水道水飲めるはずというか、空港内に水汲めるところもあったんだけど、容れ物持ってなかったので…。(そして搭乗してお水貰おうと思ったら、オーストリア航空…飲食全部有料だった…Oh)

やっと飛行機が到着して、折り返し(ってもどこから飛んできたかは分かんない)でウィーンに飛ぶのに、給油と機内清掃…でもう少し時間かかるのかな?と思ったら、割とすぐに搭乗開始。乗る人はほぼみんな待っていたので、すぐに出発できましたん。

現地時間で22時前くらいだけど、夕方。ヨーロッパの夏は陽が長い・・・にしたって、日本の感覚から言うと長すぎるwww高緯度ってことよね。

1時間ほどのフライトで、やっと。やっとウィーンに到着。
ホテルの到着が日を越えそうだったので、チューリッヒで友達がメールを入れていて。もう後は荷物ピックアップするだけだーって思ってたのに、荷物が出てこない。え?マジ?ロストした????
同便の人たちほぼ散会して、数名ターンテーブル前に残っていたのだけど、全員成田からの乗客だったんだわよね。え?チューリッヒで積み残し???!空港係員も居なくて、どうしよ???となっていたところ、ピックアップ忘れの荷物を拾いに来た係の人に、荷物どうなってるん?!って他の方が聞いてくれて。でも空港職員「担当じゃないからわからない!」って去っちゃうし…もうバゲージクレームに行くしかないかなぁ…って思ってたところ、やっと出てきた。安心したけど疲れたー。

空港から市内へはエアポートバスで。
ホテルが西駅の目の前なので、西駅行きのバス。深夜まで便があるので助かる。
乗り場を調べて乗り場で待っていると、後から来たマダムがそこにある券売機でチケットを買っていたので(事前調べだと運転手さんから購入)、買った方がいいのか?で往復のチケットを購入。

往復チケットだから無くさないようにな

20分ほどして、やっとバスが来た時に、なんとなく並んでみたけど、反対側から押しかけて乗り込もうとする人多々。ふぁ!?マナーの国ではないのん!?て。そうなったらこっちも乗り込むまでだ。
私たちはチケット持っていたので、すんなりと乗れたのだけど、運転手さんからチケット購入の面々(外国人旅行者やね)がもうなんか色々大変な感じで時間かかってた。そうか。先に買っておいて正解だったわ。

ウィーン・ミッテ駅を経由して、40分ほどで西駅に到着。道中もう暗くて何も見えず残念。SIMは明日街中で買う予定なのだけど、バスにWi-Fiがあって助かった。
ようやっと、ホテルにログインできたー!

チェックインして、荷物バラしたところで、さてお風呂…と思ったら、バスルームの電気がつかない(笑)
フロントに電話して来てもらうも、つかない理由が不明。荷物広げちゃったけど、お部屋交換か?と思ったら、ルームランプを洗面台のコンセントにつないで、「今日はとりあえずこれで我慢して~」とwww
明日、業者に来てもらってみてもらって直るかどうか。だから出かけている間に部屋に入っていい?と聞かれたので、まあそれはOKということで、なんともムーディーな雰囲気でお風呂った。これはこれで面白かった。

トラブルと言うほどのトラブルじゃないけど、ここまでで色々あったから、もう何もなくお願いしますね。ということで、おやすみなさい。

今回の旅の道連れの面々。くまちゃんはネックピローだよ


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