始まりは感謝の気持ち

チュンチュン

軽やかな鳥の声。

ブラインドの隙間から差し込む光。

アラームが鳴る少し前に目が覚める。

ほんの少し前までいたであろう夢の中の物語は記憶の深い部分に沈み、少しだけまどろみの時間を愉しむ。

重い体を起こし床に足をつくと思ったより疲れていなくて、ほっと胸を撫でる。

ケトルに水を足しONにしたら、外に出て太陽の光を浴びる。

朝の優しい光に包まれその温もりを感じる。

冷たい風が清々しい朝を楽しそうにお知らせしてくれる。

今日も素敵な目覚めをありがとう。

東の空に向かい、両親とご先祖さまに感謝。

西の空に向かい、家族や親戚に感謝。

南の空に向かい、先生や恩師に感謝。

北の空に向かい、友人や仲間に感謝。

天を仰ぎ、宇宙に感謝。

地に向かい、地球に感謝。

こんなにも素晴らしい感謝すべき存在に囲まれて、私はなんて幸せなんだろう。

コーヒーを淹れ自分を見つめる時間を楽しむ。

幸せを心の底から感じ、自分が自分であることに感謝する。

こんな朝の習慣のおかげで毎日をとても豊かに過ごすことが出来る。

毎日を感謝の気持ちから始める。

そんな習慣をこれからも大事にしたい。