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手を洗いたくなるハンドソープ

子供が3歳になった。
わかりやすーい“女の子”として、日々成長している。
可愛いものが好き、ピンクが好き、そして“いいにおい”が好き。
(もちろん、猫も好き)

さて私がホワイトデーにもらったサボンのハンドソープが、いつのまにか彼女専用になっている。

はじめは、パッケージがおしゃれでかわいいからなんだろうな、と思っていた。

サボンのハンドソープは、洗面所に以前から置いてある泡で出てくるハンドソープとはだいぶ異なったデザインをしている。
サボンのものはケースの表面に加工がしてあり、すりガラスを思わせる。
このためプラスチック製にも関わらず高級感があり、どこかノスタルジックな印象を与えるデザインとなっている。

ところが、だんだんとおしゃべりが上手になるにつれて、パッケージがかわいいだけではないことがわかってきた。

「いいにおいのせっけんで洗う」

と言うようになったのである。

我が家にあるサボンのハンドソープは、「ローズティー」という香り

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その名の通り、バラの紅茶が名前の由来になっている。ただし紅茶の香りではなく、あくまでもバラの花弁の香りを楽しめるものとなっている。
バラだけにフォーカスしておらず、ザクロやブラックカラントのみずみずしい香りと相まった、フレッシュ感を感じられる作品に仕上がっていると思う。

ちなみにハンドソープだけれど、香水のようにトップノート、ミドルノート、ラストノート、と香りの展開も作られているというニクいアイテムだ。

ハンドソープのラストノートは、手を洗ってしばらく経ってから不意に現れる(厳密に言うと、水分を拭いた手が乾いてから)
ムスクの香りが子供から漂ってきた時にはかなり動揺してしまった(笑)
バラ系統の作品に見合ったパウダリックなムスクで、清潔感が感じられるものの、3歳女児にしてはちょっと背伸びしすぎじゃないか。

サボンのハンドソープは1種類しかないのではなく、ラインナップの中から香りが選べる。
同じ香りのシリーズでハンドクリームやボディスクラブといった横展開が広がっているので、好きな香りで統一したり、異なる香りと組み合わせて楽しむことができる。

ローズティーのハンドクリームもお揃いで持っているけれど、子供はものすごい量を一度に出すので、見つからないように仕舞ってある。

彼女はいつの日か、いい香りのするものを、TPOに合わせて適量をまとうことができるようになるのだろうか。

ハンドソープに話を戻す。
コロナ拡大以降、子供の手洗い習慣も板についてはきたけれど、時々手洗いを面倒くさがってしまうこともあった。

外から帰ってきたらなぜ手洗いをしなければならないのか。
手にバイキンがつくとどうなるのか。
子供にもわかるようトコトン教えるのもありだけど・・・

むしろ、自分から手を洗いたくなるようなハンドソープがあれば、それだけで充分。

いい香りがする。だから、使いたくなる。


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