見出し画像

Body is my buddy⑩ 咳のし過ぎで痛くなったアバラはカニとり手術した側だった話

風邪をひいた。
風邪の話なのに、なぜ「乳がん治療日記」のマガジンに入れているのかといえば…。

昔ながらの咳だけ残る風邪

この年末年始は風邪が流行っていた。新型でもなくインフルエンザでもなく、昔ながらのただの風邪。
年末忙しくて免疫力落ちてるなー…と思っていたら、案の定、大晦日から寝込むことに。
寝込むと言っても、微熱までいかないくらいの36℃台後半程度で、ほんとうに今やらなくちゃいけないことだったらできる、くらいだった。ひどかったのは鼻水と咳。咳は日を追うごとにひどくなっていった。
ああ、咳だけ長く残るパターンだなぁ…と思った通りになった。
熱っぽさがすっかり引いて、咳以外は快調!という体調になっても、寝落ち際にひどく咳き込んだりするほどになってしまった。

アバラが痛い

案の定、ひどく咳き込むようになって3日目くらいで、アバラが痛み始めた。
肋骨にヒビでも入ったかな、と思うほどの痛み。咳き込むときだけでなく、深呼吸しても痛む、寝るときに仰向けで体を伸ばすときにとても痛む。
咳止め薬がなくなり、かかりつけ医を再診したときに触診してもらったら、
「このくらい押したときの反応からすると、骨まではいってないでしょう。筋肉の痛みですね~」と。少しホッとしたけれど、痛いものは痛い。
湿布して、ストレッチしたりしながらやり過ごすことにした。

そうか。右側だったか

さてようやく、このマガジンに入れた本題にたどり着く。
このアバラの痛み、主に右サイドなのだ。
右と言えば、カニとり手術をした側。乳房(にゅうぼう、と読んでほしい)のすぐ下あたりがとても痛いのだ。
再発した場合、いきなり痛くなることはない、と乳腺科のかかりつけ医に以前言われていたので、若干不安に思いつつも、とにかくカニとは切り離して考えようと思っていた。

けど、やっぱり関係はある。
首・肩・肩甲骨を伸ばすストレッチをするときにも、伸びが悪くて痛みを感じるのは右側なんだ。
そうか。やっぱり関係あるんだ。手術後、乳房周辺の筋肉は柔軟性を失っていたんだ。
1年3カ月たったとはいえ、かたくなった筋肉を過度に働かせたから、こんなひどい痛みが出たんだな。

というわけで、手術後のリハビリは大事

手術のあと、指導通りにリハビリストレッチをしていたのは、1~2カ月くらいまでだったかな。
そのあとはだんだん動けるようになり、たまに思い出したように動かす程度になっていた。
体調がかなり戻り、ジムにも行くようになって、腕を伸縮させるマシンを使うときに、「ああ、やっぱり右の胸筋・背筋、落ちてるわー」と感じたし、かたさも感じていたじゃないか。
これは、リハビリを自分の判断でやめてしまったからのツケなんだなぁ。
今からでも遅くないから、毎日ストレッチをしようと思った2024年の始まりであった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?