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16歳年下の女の子と遊んだ話

私は一年前から誘いにはとりあえず乗ってみるスタンスにしました。
元々は石橋を叩いて叩いて叩きまくる性格です。そんな私がなぜそんなスタンスにしたかと言うと、長野に来たことで価値観が変わったからです。どうしても行きたくなかった長野に来たら(何度も渋った)、意外と楽しめている自分がいたことに気づきました。
どうやら私は、心身が健康であればある程度楽しめるタイプの人間だったようなのです。

最近あった誘われて乗ってみたこと。
それは16歳年下の女の子と遊ぶこと。
私は36歳、彼女は今年20歳です。仕事が同じだったので話す機会も多く、辞めてからもSNSで繋がっているような間柄でした。辞めて数ヶ月経った頃、お誘いがあり会うことに。

よくよく冷静に考えたら「親子ほどの歳が離れた子と何したらいいんだろう?」となりましたが、新しい境地にいけそうで楽しみでした。
その日はランチをして喫茶店でお茶をすることになりました。店は彼女の行きたいところに行き、美味しく楽しめました。

その後、彼女から大型スーパーに行きたいと言われたので行くことに。(そろそろ解散かな、と思っていたところ。)ドラッグストアで彼女は化粧品を購入していました。
「きっとランチ→ドラッグストアでお買い物が定番なんだろうな」と20歳女子の休日を体験。なんやかんやで夕方になったので、もうお開きかな〜?と思っていたら「プリ撮りません?」とのお誘いが。
「なんで?」が正直な気持ちでした。だって10年近くプリクラなんて撮ってないし、プリクラを撮る習慣が私にはありません。
でも、誘われた話には一旦乗ると決めた私。一緒にプリクラを撮ることにしました。

当たり前ですが10年という月日は長く、一つの文明が発展するには十分な期間です。私の知っているプリクラとの共通点は、①写真を撮ること②ブースが四角いボックス型になっている、の2点のみでした。

まず、最初の難関は機種選び。
相手の意見を聞くことはビジネスでは当たり前ですが、プリクラの機種を選ぶ際にもそれはありました。その姿勢には感動しましたが、全く何がいいか分かりません。それぞれのプリクラをどれで撮ったか、どんなふうに盛れるのかレクチャーしてくれましたが一つも理解できず。結局彼女に選んでもらいました。
専門分野は専門家に聞くのが一番なのです。

次は撮るポーズの問題。
「画面で指示があるのでそれに従ってポーズするだけですよ」今のプリクラはポーズの指示までしてくれるそうです。「そうか、なるほど」そう言ったものの、20代の可愛いギャル(死語?)が指示してくれるポーズをすることの恥ずかしさ…。「なんで自分このポーズしてんねやろう…」変な脂汗をかきました。
そう思いながらも指示通り可愛いポーズ(ハートや顔をひっつけたり)でカメラに収まるのでした。

最後は落書きコーナー。
私が女子高生だった時は制限時間ギリギリまで落書きをしていました。スタンプ押したり、フレーム選んだり、歌詞などその時の気持ちの文章を書いていました。
しかし、最近は落書きをしないのですね。「書かない方がいいの?!」と彼女に聞いてから私は何もできなくなりました。落書きブースでぼーっとするおばさん。…何してんねやろう。
彼女は可愛くなる何かしらの加工を次々にしていましたが、私にはどう変わったかは分かりませんでした。

以上が最近の体験記です。
誘われた話に乗ってみると新しい体験ができます。私と同じように石橋を叩いてみるタイプの方には特におすすめします。

これの少し前に「最近のプリクラって顔が変わって誰が誰かわかんないよ」と同い年の友人に言いましたが、友人たちは最近のプリクラを見たことがないので理解してもらえませんでした。今度、関西に帰った時に証明しようと思ってます。

2023.12 追記。
このプリクラを友人LINEに送ったら「笑かさんといて」「ほんまいい加減にして」と怒られました笑。笑いのネタが提供できてよかったです。



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