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タロットが返事をしなくなる時

仕事で占いをしていると、タロットが返事をしなくなる時があります。

それは「お客様が自分で考えることを放棄した時」です。

なんでもかんでも質問するようになってしまった
もういっそ返事をしないほうがタメになる

そこまで来ると、タロットはお客様に何を質問されても
同じ答えを繰り返し出し続けたり
支離滅裂な並びを出したりするようになります。

占い師としては心苦しいのですが
こうなってしまうと「自分で考えてみてほしいそうです…」
と言わざるを得ません。

この状態になる時は眠れていなかったり、眠りが浅くなっていることが多いようです。

睡眠不足から判断力が低下し、ミスが増え、パニックになり
さらに睡眠不足へ…と、王道の流れです。

恐ろしいところはご本人は全く自覚がないところで、
「なんとかしてほしいから占いに来てるのよ〜!!!」
という心の声が聞こえんばかり。

ですが、こうなってしまったら、まずはぐっすり寝た方がいいです。
必要であればお医者さんに睡眠薬をもらってください。

そして美味しいものを食べて、朝日を浴びて、家の掃除をしてください。
当たり前のことを大切にしてください。

せっかく人間に生まれたのだから
スピリチュアルなことに関心を寄せるのは後回しにして
肉体が喜ぶことをしてあげてみませんか。

そうして落ち着いてきたら、占いに頼らず自分で決める練習をしてみてください。
間違えたっていいじゃありませんか。

占いとの距離感、ほどほどに。

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