1人の女性がエンジニアになるまで by kaori_cho
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1人の女性がエンジニアになるまで by kaori_cho

kaori_cho@ワーママエンジョイ勢

@kaori_choです!現在32歳、2人の子供を持つワーママエンジニアです!

If you can dream it, you can do it.(夢見ることができれば、それは実現できる。)

ウォルト・ディズニーの名言として有名な言葉です。自分の子供をみていても、夢になる手前で"物理的に見たもの"の影響力って大きいな!と感じます。なのでこれからの女子にとって「エンジニア」という職業が、よくある夢のひとつになるといいなという思いで、自分の写真も晒しながら語ります!

なお、こちらの記事は @wirohaさんのこちらの記事にインスパイアされたものです。素敵なきっかけをありがとうございます!

文字数の関係で、エンジニアという職業に繋がったきっかけや、エンジニアを辞めないで済んだ分岐点について絞って書きますが、ジョブズの有名なスピーチでいうConnecting the dotsです。(知らない方は「ジョブズ スピーチ」でぐぐって動画をみて!是非!いまみて!)

つまり、将来エンジニアになることを目標に逆算をして経験を積んだ訳ではなく、後から点と点をつなぎ合わせた物語です。このため、絶対エンジニアになりたい!という方にダイレクトにお役に立てるかは、わかりません。一方で、働くうえで個人的に大切にしている価値観についても後半で触れているので、実はエンジニア関係なく面白おかしくご覧いただける気がしています!それではどうぞ!

幼少期・小学校

東京の練馬区に生まれます。幼稚園ではセーラームーンごっことかする普通の女子でした。コテコテの写真が出てきたので貼っておきます。

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これは大きくなって聞いた話ですが「もっかい!もっかい!」と何度も見ていたビデオがこちら↓。ピタゴラス、音楽と数学、黄金比などの図形(自然界や歴史的建造物における幾何学)などに初めて触れた機会だったかも。

小学校の間は、習い事をいろいろしました。スイミング、バレエ、習字、そろばん。そろばんの先生はちょっと厳しいおばちゃん先生でしたが、そろばんのおかげで算数にはかなり自信を持っていました

小学5年の時、父のパソコンで、「Dr.リンにきいてみて」という少女漫画のウェブサイトにアクセスしたのが、人生初インターネットでした。

タイピングは、「ポケットボード」と「10円メール」で友達と毎日交換日記のようにメールしていた時に習得しました。1998〜2000年頃かな。これ記事書くにあたり20年ぶりに思い出しました。

中学校・高校

小学校6年で受験勉強をちらっと頑張り、中高一貫の私立に入学しました。

「お絵かきBBS」をきっかけに、順当にオタクへの道を歩みました。ホームページビルダーを手に入れましたが、思うように可愛いサイトが作れず、結局HTMLとCSSを秀丸エディタで自力で編集するようになりました。絵や小説サイトを漁りました。個人ホムペ訪問、カウンター、夢小説、隠しリンク、閲覧履歴を消す、などの経験を通じて、ウェブの仕組み、ブラウザ、レンタルサーバー、cookie、Javascript、FTPなどについて自然と理解を深めました。cgiはちょっと難しくてわかんねぇな、という存在でした。「素材屋さん」にももちろんお世話になりました。

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(今調べたら、PaintBBS NEO https://github.com/funige/neo/ で、ほぼ完全再現されているだと...!神...!)

中高一貫なので、高校に上がる入試はなかったのですが、中学で成績上位で過ごし、高校では特待生(授業料免除)になりました。そのご褒美で高校1年で自分のパソコンを買ってもらいました!VAIOのテレビが見れるやつです。オタクの友達の家にはスケルトンの可愛いmacがあったの覚えてます。

はてなブログや2chなどにも足を踏み入れていましたが、でもこの頃はまだ自分がプログラマー・エンジニアになるとは思っていませんでした。

受験勉強

高校の進路相談で先生に「将来どうする?」と聞かれ「お嫁さんになりたいです!」と答える、ちょっとアホなやつでした。いや、子供を持つことに対しては本気だったので真面目に答えた結果こうなりました。

幸い勉強は得意だったので、後々なりたいものが出てきた時に潰しが効くように、5教科7科目勉強して、理系のクラスに居ました。ちなみに30人中女子は2人。ただ別で所属していた特待クラスの女子比率が高かったため(30人中、男子が7人くらい)気になりませんでした。

結局、高校3年の夏までなりたい職業のイメージが湧かず、シンプルに勉強していて楽しい数学・物理がそのまま学べそうな数学科・物理科・機械工あたり適当に受験しました。いや、つぶしきかなそうやん。

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(合格発表で、ラグビー部の方に人生初の胴上げしてもらった写真。)

大学(数学科)

首都大学東京に入学。昔と現在の名称は「東京都立大学」です。南大沢という、東京の中でも自然豊かな(みんなが思う"東京"のイメージではない田舎っぽさのある)ところです。

大学では、茶道部、塾バイト、友達と遊ぶことに注力していて、学業はほぼ再履修という状況でした。よく卒業できたな。

しかし仮にも数学科として、計算量やアルゴリズム、オートマトン、チューリングマシン、暗号化、アセンブリ言語など、ぼんやり頭に入っており「そういうのをなんか知ってる感」を出すことができたのは後の人生につながります。

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(実は茶道を10年以上やってました。)

就職活動

数学科の進路は、学校の先生・大学院・就職のほぼ3択で、私は教職とってなくて、再履すぎて院は無理だったので、就職活動1択でした。

大学3年の秋になってやっとはじめた就職活動。バイトしていた個別指導塾をはじめ、メーカー、中小企業、業界も規模も絞らず色々見ました。(軸がないともいう。)その中で、大きい会社は肌に合わなそうだなあ、一緒に働く人の顔が見えるベンチャー良さげだなあという感触を得ました。

その後、紹介で出会ったGoodfindというキャリアサイトから、ベンチャー企業のVOYAGE GROUP(当時の社名はECナビ)の内定をget!C言語の授業でやったコマンドは少し打てるが、fizzbuzzも書けない状態でしたが、プロパーの女性エンジニアを募集していたタイミングで、未経験でも採用いただきラッキーでした。

ちなみに、当時もうひとつ最終面接まで進んでいたのは、八王子の自然豊かな場所にある、補聴器などの精密機器を扱う会社でした。院へ進学する当時の彼氏と付き合い続ける前提で、立地を理由に探した職場でした。しかし「インターネットのほうが絶対おもろそう」という誘惑が勝り、彼氏ともいろいろあり別れ、VOYAGE GROUPの面接で「彼氏と別れてきました!」と謎の覚悟を示す恥ずかしいやつでした(よく受かったな)。

(ここらで半分です。ついにエンジニアになった!後半は、なぜ辞めずに続けられたか!です!)

ついにエンジニアに!〜社会人3年目まで(2011-2013頃)

2011.03に大震災があり、大学の卒業式は無くなりました。しかしなんと会社の方が入社する新卒向けに「卒業式」を開催してくれて(入社式ではなくですよ!)あたたかい人たちと働けて幸せだな〜と思えるスタートでした。

入社前にインターンで素のPHPで掲示板の作成や、チーム開発を通じて開発の基礎を学びました。入社後3ヶ月ほどは、社内のシステム開発を通じて、DB設計、フレームワーク(Codeigniter)を通じてMVCも学び、インフラ講習も受けました。7月ごろから部署に配属になり、2年ちょいウェブアプリケーションの運用・開発に携わります。

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(内定者のうち私だけ未経験だったので、Treasureという採用インターンに内定者として参加するレアケースでした。経験者の同期はTAしてた。)

育休、産休、復職、時短勤務(2014-2017頃)

社会人3年目と6年目に、妊娠・出産しています。年齢で言うと25歳と28歳の時です。1度目の復職の26歳以降、現在までずっと時短勤務です。時短にしている理由は、物理的にお迎えが間に合わないから。時間と体力が許せば、フルタイムで働きたい。そのくらい仕事が好きです。

復職直後は、とにかく寝れてなかった。特に、子供が1歳になるまでの期間のtwilog見ると「睡眠不足」「体調不良」の話題がとにかく多い。

本記事の趣旨と少しそれるため、エンジニアと母業の両立についてここでは深くは触れません。ただ、「エンジニアを辞めないで済んだ」要因はあります。

1人目の妊娠時、つわりがつらくて吐いて出勤できなくなったので、上司に早い段階で相談したところ「仕事はいいから身体を優先して。」と言ってもらったこと。それから、社内で妊娠出産・時短勤務についてネガティブに言う人が一切いなかった。Twitterとかで見るマタハラのようなことは社内で一つも経験しませんでした。

それでも、とにかく体調が悪い、成果を出したいのに思うように働けない、同期や後輩はどんどん出世していく。正直振り返ると心身ともにギリギリでしたが、かろうじて自信を失わずに、マイペースに、とにかく「エンジニアとして生き残ること」ができたのは、外野にうっせーやつが居なかったから。自分の仕事とプライベートをどう乗り切るかに集中して取り組む環境があったことは、本当にありがたかったです。

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(総会などでたまに子供を連れていくと、みんな可愛がってくれました。その節は本当にありがとう。ajitoに連れてった時の写真を掘り出しました。)

離婚、転職、登壇(2018-2020頃)

2018年、離婚に踏み切ります。並行して転職も決意。これに伴い引越しも2度発生。本格的なワンオペ育児も開始。振り返るとなかなかハードな2年間でした。そんな中で2019年、株式会社divに初の女性エンジニアとしてjoinしています。

実はこの時、マザーハウスという会社にも内定をいただいていて、結構ギリギリまでそっちに転職しようとしていました。つまり、30歳で一度エンジニア以外の道も模索しています。文字数の関係で割愛しますが、内定後に「ちょうさんみたいな人が今のdivに必要なんです!」と熱意を持って誘ってくれた方がいたから、エンジニアを続ける道を選べました。(当時のdivは、社員数が大きく増える前で、エンジニアも数人レベルのチームでした。)

技術力がつよつよでもなかった私にとって、上記の一言は「もう少しエンジニアで頑張ってみようかな」と思い直す大きなきっかけになりました。

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(通勤前に保育園に2人を送る姿。背負っているのはもちろん大好きなマザーハウスの鞄!)

今でこそ、ブログ書いたりツイッターで喋ったり登壇したりを息を吸うようにできるようになりましたが、最初は「LT登壇とかできない心臓口から出る勘弁して」なキャラでした。変わることができたきっかけは、社内のLTです。会社内で割と頻繁にスピーチやLTをする機会があり、できないながらも打席に立つことを続けました。チャレンジする人をめちゃ褒める文化にも背中を押され「あれ私意外とできるんじゃない?」と都合の良い勘違いを重ね、ついには100人規模のイベントTokyoGirls.rb#2で登壇するに至ります。

(記事にもまとめていただきました!!!!)

2020年は、ご存知世の中に感染症が流行ってしまい、みんな大変でしたね。大変すぎて記憶がありません。ただ、そんな中でもひとつ良かったことが勉強会やイベントがオンラインになったこと!これは追い風!!今まで子供を預ける調整をしないと絶対に参加できなかった勉強会に、(家庭で子供をみながら)いつでも参加できるようになった!!!嬉しい!

現在 ワンオペワーママエンジョイ勢 2021

少し話それますが、私、ポケモンが長いこと好きで、かれこれ20年ゲームが出ると毎回買ってプレイしています。でも別にレートの対戦とかはやっておらず、いわゆる「ガチ勢」ではないんです。それでも好きだから毎回買ってストーリー攻略して楽しみます。つまり「エンジョイ勢」なんです。

「エンジョイ勢」とは、勝つことよりも楽しむことを目的としてゲームをプレイしているプレイヤーの総称。

ある日閃いたんです。「仕事や育児に対しても、このスタンスで生きればいいのでは?」バリキャリでもゆるゆるでもない、第三の道を歩んでいくんだという心意気の表れとして、「ワーママエンジョイ勢」を名乗って(?)います。

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(ポケモンセンター近くの壁です。本当は私が撮られたいやつ。)

◆「ワクワク」は自分にしか見つけられない

最後までお付き合いいただきありがとうございます。シェアする気持ちで書き始めましたが、結果として、自分を振り返る良いきっかけになりました。

最後に、書きながら湧いてきたメッセージを一つ語らせてください!

例えばテストの点数や仕事の成果などで、自分に"できること"や"得意なこと"は他人にも見つけられると思います。でも、じぶんが何を好きか、興味があるか、どういうことを楽しいと感じるかは、自分にしかわかりません。

私が転んでも挫けてもエンジニアとして働き続けてこれたのは、なんやかんや、インターネットの世界が好きだからです。それと、エンジニアという生き物にもすごく興味があります。私は、わからないこと・知らないことを"面白い"と思える感覚を持っています。こういう自分の特性や興味関心って、自分以外の誰かが答えを持っている訳ではないから、たまに自分の心にそっと問いかけてみて欲しいです。

それから、共感し、良い部分に気づいてくれて、背中を押してくれるような仲間と一緒にいることもすごく大事です。特に、女性エンジニアをはじめ、少数派だったり、前例が無いことをやろうとすると必ず出てくる"「そんなの無理だよ」みたいな、いらねーことを言ってくる人"とは距離を置くのがいいです。これに関しては「思うは招く」という動画が全てを語ってくれているので是非こちらご覧ください!


以上です!!!!!

長い記事を丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。
私としてはもうここまで読んでくださった方とは、子供の頃から知っているマブダチのような気持ちなので、コメントや、ツイッター@kaori_choでお気軽に絡んでいただけたら、とてもとても嬉しいです!
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kaori_cho@ワーママエンジョイ勢
渋谷で働くITエンジニア。東京在住ワンオペママ。ポケモンが好きなオタクです。https://twitter.com/kaori_cho