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オンライン日本語教師2年 やめたこと

オンライン日本語教師2年半が、経ちました。最初のころに苦労していて、今、やめたことは、まず一番は、生徒さん一人一人のファイルづくりです。
私は、オンラインで教えているので、いろんな生徒さんが来ます。長く続けてくれる生徒さんもいますし、試験合格や、日系企業への就職など、目的達成のあと、やめていく生徒さんもたくさんいます。もちろん、日本語の難しさにめげて、やめていく生徒さんも多いです。オンラインだと、気軽にはじめられるので、やめやすいということは、あるかもしれません。
昔は、一人一人、どの生徒さんにも生徒さん情報を書いたファイルを作っていました。生徒さんが増えていくにつれて、ファイルの管理が非常に面倒に。。。手書きのファイルだったので、さらに面倒でした(笑)。先輩の先生には、それは、やめてもいいと思うよ、と言われていたにも関わらず、生徒さんがだんだん増えてきたのがうれしくてやっていたということもあります。でも、生徒さんが20人を超えるころから、これは、かなり大変だときづき、やめました。でも、生徒さん一人一人のレベルは、違うし、進行具合も書いておかなければなりません。私は、今は、レッスン中にgoogle noteを開き、どんどん大切なことを書いて、レッスン後に生徒さんに送っています。このノートにレベルは、文法のことなどだけではなく、生徒さんと授業の合間合間に話す雑談の内容まで、日本語で書いています。そして、進行具合もメモ書きのような形で、残しています。今は、レッスンの前に、このノートを開いて確認するだけ。管理も簡単です。また、雑談も日本語で行えば、レッスンになります。生徒さんにとっても、日本語で、先生と話をしたけど、なにを話したのか、記録しておけば、復習ができます。もちろん、生徒さんの間違いは、正しく直して書くので、言いたかった日本語を生徒さん自身が確認できるわけです。
私自身も雑談内容まで、書いておけば、その生徒さんに対する記憶がよみがえりますから、50人ぐらいの生徒さんがいる今でも、生徒さんの情報を間違える心配はなくなりました。
 もう一つやめたことは、やめた生徒さんのことをうだうだ考えることです。一生懸命教えても、合わない人は、います。レッスンを続けない生徒さんばかりの場合は、その原因を考えて、反省する必要がありますが、生徒さんの数が増えてきている、または、続けてくれる生徒さんが一定数いる、なら、悩む必要はないと思っています。
 新しい生徒さん、また、今来てくれている生徒さんに対して、真摯にむきあって、授業を行えばいいと思っています。
 膨大な時間をかけてのレッスン準備もしなくなりました。以前は、50分のレッスンに最大2時間ほど、準備をしていましたが、慣れていくにつれて、準備の時間は、ごくわずかになりました。
 使う教材を絞ることで、2年教えていくうちにだいたいの準備ができたということもあります。
 2年前は、準備したり、落ち込んだり、時間を膨大についやしていましたが、今は、仕事が楽しいし、楽になりました。2年前の自分に今の状況を教えてあげたいぐらいです。
次回は、新人のころからやっていて、今でも続けていることをかこうと思います。では、また。


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