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やっぱり「みんなの日本語」

こんにちわ。オンラインで、日本語を教えています。

テキストは、何をつかっていますかとよく聞かれます。基本的には、初級では、私は、みんなの日本語を使っています。これの1課から50課までの教案は、暇していた時に教案などを用意していました。
 批判的なことを言われることもあるこの本ですが、私は、すごくいい本だと思っています。そして、自分でも50課まで教えることで、日本語文法というものやその基本的な教え方が身に付いたと思っています。

実際これにそって教えていった生徒さんは、ちゃんと喋れるようになっています。

初級の方がトライアルレッスンにいらした場合は、レベルチェックをして、そのふさわしい課から勉強するようにしています。
レベルチェックテストは、基本的な文法がどの程度できるのか調べるというものです。動詞がわからないようなら、6課から、て形がわからないようなら14課というように、その人ができていないところを調べます。そして、そこから始めます。
オンラインで教える場合、来てくれる生徒さんのレベルは必ずしもゼロ初級ではありません。途中までやったけど、挫折した、昔勉強したけど、もう忘れてしまった、また勉強したい、などいろいろな生徒さんがいます。
 そして、いろいろな生徒さんに今までの学習歴をきくと本当にみんなの日本語を使っていたという人が多いです。
 まずみんなの日本語を元に教案をつくるのもいいかと思います。また世界中で使われているので、教案もたくさんインターネット上に上がっています。それらを使うのもいいと思います。私もかなり参考にしました。
 ただ、教科書をいきなり見せて問題をとかせても全くできませんから、まずは、教案をつくり、イラストなどを見せて、例文をみせて、、、という順番に教えています。自分自身もこの50課までを読んで、本当に勉強になりました。生徒さんからの質問にもかなり答えられるようになるので、みんなの日本語は、日本語教師なら目を通しておくべき教科書です。

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