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シン・ニホン 第5章まとめ

~未来は目指し、創るものだ~

・戦略立案:構造的に世の中を見立て、そこでの勝ち筋を見極め、これを具体的な実行プランに落とし込むことから。WhatとHowをつなげて初めて戦略と言えるが、その立脚点は常に正しい現状の理解

・国(公共機関)が行う取り組みの中で最もROIの高い取り組み
      1位:教育・人材開発、2位:科学・技術開発

・社会の二分化
資金とグランドチャレンジ的なプロジェクトの両方が足りていない。
→この状況を放置することでより一層二極化を加速し、才能の発掘を諦めてしまうのか、未来に向けて意味のある変化を仕掛けるのはこの時代を生きる我々の決意にかかっている。

・米国の寄付
気持ちの豊かさ(自分は将来に続くインパクトを残したという実感)と経済的な合理性の両方がある。
→富の形成は資産型になっていく時代において、このような富の循環の生み出し方を日本でもしっかり研究し、整備するべき

■65歳の伐採の課題
①生きがい
誰かに必要とされることがどれほど生きるエネルギーを与えるかを考えることが大切
②エコノミクス
倒れて動かなくなったとき以外は社会の役に立つ、社会保険料を生み出す側に回る
③ダイバーシティー・スキル
熟練ワーカーの膨大な経験値を最大限生かしてもらうことが社会にとって価値がある
<対策>
(1)年齢・性別による雇用差別を禁止する
(2)この方々の活躍を生涯サポートする仕組みとテクノロジーを生み出す
(3)生まれたときから年金を積み立て、運用する仕組みを構築する
(4)技術力で体の問題を治す試みをさらに進める
(5)尊厳死を合法化する

■若者への投資と科学技術開発、若者年金の原資(3%)を生み出すために
①コストカットでなく、国全体の中長期ROI改善を
②項目として丸ごとカットをやめる
③人員カットは基本無理、場合によっては人員増すら必要
④余力を生み出すために技術的に可能なことはすべて目指す
⑤低コストなソリューションもどんどん活用する
⑥一過性の取り組みではなく、継続的な運動論にする
⑦経済的な系づくりも含めて考える

■未来に向けたリソースを作り出す検討方針

未来に向けたリソースを作り出す検討方針


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