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すべてのことに意味がある~THE COACHプロコースの旅完結編~

THE COACHプロコースを8月23日卒業しました。授業が終わったときは、プロコース卒業の実感がなかったのですが、少し時間をおいて、じわじわと卒業を実感しています。わたしが感じる「プロコース完了」を綴りたいと思います。

このnoteは自分の記憶のために書いていますが、コーチングを学ぶ人、あるいは何かを完了させた人の琴線に触れたり、参考になったら、嬉しいです。

喜びと葛藤の5か月

4月5日にスタートしたプロコースの旅。不安と希望に満ち溢れてスタートしたその旅は、とことん自分と向かい合う旅でした。自分のビジョンが明確になり、明るい未来にわくわくし始めていた4月、5月。ただそのあと、6月、7月には、コーチングがうまくいかない、問いが出てこないことをきっかけに、非常に落ち込んでしまい、コーチングに対しての怖さ、自分自身のふがいなさを目の当たりにしました。コーチは好奇心が大事だけれど、問いが出てこないということは、自分は人に興味がないんじゃないか、心が動くことに惹かれている自分に相反し、わたしは感情が希薄で、自分のビジョンを叶えられる力がないのではないか。そしてわたしは、コーチングができないのではないか。

1年前、コーチングという素晴らしいものに出会った喜び、そしてわたしはいつしかコーチになりたいという、ひとつの目標を持ち始めていました。このプロコース中に、本当にコーチになりたいのか、ただ、今の状況から逃げだすための手段として、「コーチになりたい」と言い出しているだけではないか、という問いも持ち始めました。

これは今思えば、ですが、もともとセルフコーチング目的で学び始めたコーチング。プロコースも、プロコーチになるため、というよりも、自分と深く向かい合いたい、ということが受講のきっかけでした。わたしが「コーチになりたいのか」という問いが生まれ出てくるのは、自然なことだったようにに思います。

自分に正直に生きる覚悟

コーチングに対して、自分自身に対して、葛藤しながら過ごした4か月間、終えた今最初に感じたのは、ほっとしている気持ち。途中辛かった時期にも投げ出さなかったこと、最後までやりきれたこと。無事に終えらえれて本当によかった。

そして、感謝の気持ち。リードのお二人、同期のみんな、関わってくれた人すべて。一番苦しいとき、ほとんどコーチングセッションにならないようなときにも、そのままでいい、何もできなくてもいいと受け止めてもらえたことは、本当に救われました。

プロコースの授業での旅の振り返りや、4か月間のジャーニーログを読み返したときに、ビジョンに出会えた喜びも、コーチングがうまくいかない苦しみ、葛藤も、「すべて意味があること」という腹落ち感がありました。ジャーニーログには、自分の中のうねり、ごまかさないありのままの感情を書き綴っていました。旅を終えた今読んだときに、ポジティブもネガティブもそのままに、正直に生きてきた、それがわたしだという気持ちになりました。「コーチになりたいのか」という問いが生まれたことも、今思えば、わたしが向かい合わざるを得ない、大切な問いだったと思うのです。

わたしはマイペースでいながら、焦ったり迷ってばかりだけれども、それがわたしの、ありのままの姿。起こるべくして起こるできごとを、わたしはただただ自分に正直に向かい合い、感じ、受け止めて生きていく。その覚悟ができた旅だったように、今思います。

プロコースの旅は、これで完了します。そして、わたしの人生の旅はこれからも続きます。プロコースでたくさんもらったギフトが、わたしのこれからの人生を支えてくれるようです。心強い支えとともに、新しい旅に出発します。

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。出会ってくれたみなさんに、心から感謝を込めて。

【プロコースの旅の軌跡】
プロコースの旅路中にリアルに感じていたことは、こちらのnoteに記しています。よろしければご覧ください。


読んでいただき、ありがとうございます!サポートしていただけたらコーチングの学びにあてさせていただきます。