🌱災害など…恐怖を感じる子供達と集団に入れない子供達
大規模地震に注意と言われている中で
命を守る行動とともに、心を守る行動もとれるように…
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大人でもめったに経験したことのないような
地震などの大災害や感染症流行などに出会うと
人は誰もが心にストレスを抱えます。
被災された方、感染された方は当然のことですが
多くの情報がオンタイムで目に入ってくる現在、
離れていても恐怖心が芽生えるそうです。
東日本大震災の津波の映像によって
PTSD症状を訴えた方もいたといいます。
大人でもそういうことが発生します。
ということは、子供で起こってもおかしくありません。
今年は大きい地震が多く、豪雨などもあります。
TVでは南海トラフ地震の予想が連日されています。
このような情報によって
家から離れることに恐怖を抱く子供達が
出てくることが考えられます。
■幼いお子さんの場合
親御さんと離れてしまうことが怖くなり
いつも以上に分離不安が強くなることがあります。
親御さんは大変ではありますが、
ぎゅっと抱きしめてあげるなどして
安心感を与えてあげてください。
■思春期のお子さん
多感な思春期は普段から
大人に弱みを見せられなくなっていることもあります。
相談できないことも多いですが、
実は恐怖心を強く感じていることもあります。
親はできるだけ冷静に、いつも通りそばにいることを
見せてあげてください。
■思春期以降のお子さん
もう少し大きいお子さんであればなおのこと
自分の恐怖心を伝えられなくなっているかもしれません。
出来事を処理しきれず、密かに耐えていることも考えられます。
少し親御さんから他愛のない声掛けをしてみてください。
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このまま大きな被害が起きないことを願いますが
すでに心は脅かされている可能性があります。
今は夏休みですが、
例えば「塾に行きたくない」「クラブに行きたくない」など
お子さんに言われたり、行くのが辛そうに見えた場合は
すぐに「頑張れ!」と言うのではなく、
まずはお子さんをよく観察してあげて欲しいと思います。
子供達の気持ちを、そのまま受け止めてあげてください。
周囲の大人が
「元気なんだから頑張って行きなさい」と
言いたくなる気持ちは、痛いほどわかります。
しかし、非常事態に直面した子供達は
私達大人の想像以上に不安に駆られている場合もあると
考えた方がよいでしょう。
鮮明な映像や多くの情報が日々流れてきます。
それにより救われることや
「頑張れ」の一言が活きることもあります。
しかし、恐怖を感じている子供達がいるならば
そのままの傷ついた気持ちを受け止めてあげるのも
大人の大切な役割だと私は思います。
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■集団行動が難しいお子さん
もう1点、大切なことがあります。
「家から出られない」「大人数が無理」など
今まさに集団行動がとれない状態のお子さんがいる場合
避難をどうすればよいのか、これは大きな問題です。
「命に関わるんだからそんなこと言っていられない!」
もちろんそうなのです、それが正論です。
しかしそういった子供達は、
自分を守るために自宅にいることを選択している場合が多い。
一般的な避難所はそういう子供達にとっては
全く避難にはなっておらず、
戦禍に飛び込むようなものになるかもしれないのです。
こういう特徴のお子さんがいらっしゃるのであれば
心が落ち着いている時に話し合いをされることを
オススメします。
例えば
マスクやサングラスがあればなんとかなるのか、
傘などで人目を隠しておけばいけそうなのか、
もしくは車など別にする方法を考えた方がいいのか、
せめて1人用の小さいテントを用意しておくのか…
そしてお子さんと合意しておいてください。
いざ避難となると、当然ですが一刻を争います。
揉めている時間はありません。
ここの合意と準備は重要になるかもしれません。
是非ご家族でご相談なさってくださいね。
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恐怖を感じる子供達のメンタル面中心に
お伝え致しました。
他にももっと具体的に書かれているサイトも
あるかと思います。
みんなで備えて、被害を最小限に食い止めましょう。
必要な方に届きますように✨
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