見出し画像

オンガクと書くとオバハンだそうだ。

趣味は音楽鑑賞です、という人はゴマンといるのに、
実際に『この人の知識スゲエー!』っていうのはホンのひとにぎりで、

でもそのひとにぎりだって、自分が知ってるジャンルだからこそ言えることで、
AKB聴いてようがアルゲリッチ聴いてようがピストルズ聴いてようが、


そこに思い入れがあって様々なジャンルを聴いていれば全て『趣味は音楽鑑賞です』になるわけで…。

しかも、
センスの良いものをわかるセンス、と、
耳の良し悪しと、
全く別物で…。

経費さえ払えばナンボでもCDなんか作れて販売できてしまうわけで、
世の中にはとんでもない才能を持つ音楽人なんていくらでも埋もれているわけで…。
逆にいうと、まーったく『上手い』部分がなくても、ナンボでもCDなんて発売することができてしまうわけで…。

その『上手い』物差しだって、テクニックなのか構成なのか作り方なのか、
聴く側によって変化してしまうわけで…。

じゃあ音楽っていったい何なのだ??みたいな話になるわけですけども、
『これいいよねー♪』なんて思うバンドやらアンサンブルやらソロやらがいて、
世間に出てきてない素晴らしいひともいたりして、

趣味になるのに学問でもあったり、
趣味といっても演奏する側、聴く側、
学問といってもあまりにも多くのジャンルとその周辺の多岐にわたるし、

専門教育を受けたからといって誰しもが上手くなるわけでもないし、
上手いという定義さえあやふやだし、
楽譜が読めなくてもメジャーデビューしてヒットを飛ばすひともいるし、
演奏は全くできないのに良し悪しを語るひともいるし、

音楽が仕事です!と言ったって、関連事業は多すぎるし、そのなかでももちろん楽譜が読めない人は沢山いるし、

ロックの知識があるからといってクラシカルの音響が作れるわけでもないし、
逆もまた然り。

ロックと言ったって、HM、HR、パンク、オルタナティブ、UK、American、ジャーマン、なんだかワケわかんないやつ、etc.
カテゴリーありすぎで、『ロック』の中でも反目し合ってたり(笑)

海外重鎮のロックやラテンのアーティストは、専門教育を受けたひとが多いし、クラシカルの知識にも長けているひとが沢山いるし、
日本はというと全くそんなことがなくて、
未だに相手の悪口を言うだけが主流だったり…。

オーディエンスでもそれはかわりない。

どうやったら壁を取り払うことができるのだろう?

趣味でguitarを弾いていて、親類家族に専門教育を受けたひとがいなくて、
なんとなく音楽で大学に行けないか?なんて考えたりしてる中学生とかいたりして、
guitar1発で音大に行きたい!なんて思っていたりして、
しかもものすごい才能を持った子だったりして、

じゃあそれで音大に入ってから西洋音楽の勉強をして更なる飛躍を!と思っても、
そもそも音大には、
入る時点で専門教育を受けていなくては入れなくて…。

家で毎日10時間guitarの練習を積み重ねて超人的なテクニックを磨いたとしても、
それだけでは日本の音大には行けないというシステム。
guitar科を持つ学校がアホみたいに少ないし。

音楽を好きな人は山ほどいるのに、
音楽って、いったい何なのだ?!

考え始めると全く眠れませんっ!!(笑)

今日も熱い1日が始まるでー!!w

ご興味がありましたらサポートよろしくお願い申し上げます。全ては音楽活動費に使用いたします。