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得意なことが、ちゃんと得意って思えるようになるために考えてみた

書く習慣1ヶ月チャレンジ、今日のテーマは「自分の得意なこと」。

この質問、苦手なんだよなあ・・・
自分の劣っているところ、嫌いなところはいくらでも思いつくのに、得意なことと言われると「そんなもの、ない!」と思ってしまいます。

得意なこと=苦にならないこと。だけどまだ得意のハードルが高かった。

しばらく考えていても思いつかなかったので、よく言われる「得意なこと」ではなく「やっていて苦にならないこと」を考えてみることにしました。

すると、車の運転かな?と一つ考えついたんです。
私は運転が好きです。特に長距離運転がいけるクチでして、関東圏から北は青森、西は山口まで行ったことがあります。

ただここで、また考えることがありました。

「でもさ、運転技術があるかといわれると違うよね。バックモニターがないと駐車できないし、狭い道は怖いし」

そう、私ができるのはただまっすぐな高速道路を、ひたすらただまっすぐに走るだけなんです。
しかも、さらに考えは膨らみます。

「運転ができるって何か役に立つのかな?日頃の買い物には便利だけど、将来に使える技術でもないし、履歴書の自己PRにも使えない」
「文章が書けるとか、マーケティングが得意とか、そういうことが言いたかったなあ」

そこまで考えがグルグルして、でもそれでこの記事をボツにするのは嫌だったので(他に書くことないし)、開き直ることにしました。

「得意かもしれないこと」の要素を細かく分解してみると、一つくらい得意なことがある

「別に得意なことだからといって、全部できなくてもいいんじゃないの?」

ハードルを下げて下げて。
「得意かもしれないけど、得意とは言い切れない」というものがあったら、要素をさらに細かく分解してみるといいかもしれません。

例えば、運転はニッチかもしれないから
「文章を書くことは苦にならないけど、得意と言われると違うかも?」と思ったら。

「文章を書く」だと主題が大きすぎるので、

・文章を書くアイデアがすぐに思いつける
・わかりやすく、短くまとめるのが得意
・何でもないことを長く盛って書ける

などなど。文章を書く行為の中の何が得意なんだろうか?と考えていくと、「ここはいまいちだけど、これなら得意って言えるかも」とハードルが少し低くなります。

しかも要素を細かく分解することで、他のことにも転用できる可能性があります。

私の話に戻すと、私は長距離運転が得意です。その中でも高速の中で一瞬見える看板や掲示板など、「動いているものを瞬時に見て動く(運転する)」ことがわりとできる方だと思うんだけど。

この能力って音ゲーじゃない?と思い当たりました。実際に太鼓の達人やポップンミュージックといった音ゲーは好きだしわりと得意でした。

このように、得意なことが全然違うところで活用できる場合があるんです。

得意なことって別に役に立たなくてもいいんじゃない?

人から評価されること、将来の役に立つことが得意って言えたら、それは自信を持って得意って言えるのかもしれないけど。
そこから外れたものだって、自分が得意って思えたらそれでいいんじゃないんだろうか、と思いました。

だって、私が最初に「自分が得意なこと」でお題を書くように言われて、「何も思いつかない・・・。劣っていることならたくさんあるのに。」と落ち込んだところから始まり、でもせっかく1個見つかったことでホッとしたのに。

そんな得意だと思ったことを役立たないからって捨てるのはあんまりだ。自分のためにならないよ。

何かちょっとでもできることがあるって、それだけで小さな自信になったんです。

だから「ピッキングが得意でよく空き巣をしています」とか、そういう人の迷惑にならないことだったら何でも得意と言っていいんじゃないでしょうか。

たとえ得意なことが何の役に立たなくても、自分の役には立ちます。主に気持ちの面でね。

と、まあ気の進まなかった「自分の得意なこと」というお題でしたが、意外といろいろなことを考えるきっかけになったのでした。


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