見出し画像

とほ宿のススメ ~旅している!を実感できる場所~

一人旅が好きな自分が、とほ宿で過ごした時間は大切な思い出です。宿の形式もあって、今は苦労しているところも多いかもしれないけれど、とほ宿ってステキな場所なんだということをただただ伝えたい、そんな記事です。
あとは前に行った北海道の写真をちょいちょい載せます。


とほ宿とは?

ドミトリースタイル(男女別相部屋)を中心とした、旅人同士の交流を楽しむ宿(現在はコロナ対策で相部屋を行っていない宿もあるそうです)。北海道に多くありますが、他の地域にもあります。一人旅歓迎、もちろんグループでの利用も可。冬季は休業している宿もあるので注意してください。

詳しくはこちらのサイトに。


画像1

北海道のこんなだだっ広い景色が好き。


宿のオーナーや旅人同士で交流ができる

とほ宿では大抵ご飯を食べる時間が決まっていて、みんなで一緒に夕食や朝食を食べます。あと、ご飯後にお酒やおやつを出しながら談笑する時間が設けられている宿も多いです。今はどうなっているのかな・・・ちょっと分かりませんが、そこでいろんな話をしたり、いろんな話を聞くことができます。
普通に旅行先のおすすめやこの時期ならではの場所など、旅行の耳より情報を聞くこともできるし、全国各地から来た宿泊客の話を聞くのも楽しいです。ここで次の行き先を決めたこともありました。
宿のオーナーはコミュニケーション好きの人が多いので、過ごしやすい時間になるように配慮してくれる…人もいましたし、自分が一番楽しそうな人もいました。

もちろん参加は強制ではないですし、素泊まりもあります。疲れていたら部屋で休んでもいいし。そんな緩い集まりです。


画像2

とほ宿で知り合った人に連れて行ってもらった、早朝の富田ファーム


とにかく安い

安いです。本当に。けれどこれ、大事ですよね。2食付きで1泊3000円~6000円くらい。学生の貧乏旅行にも耐えられるお値段。それでいて、立地抜群の場所にあるところも多いです。しかも今ならGO TO トラベルに対応しているところもあった。マジかよ・・・。

私が初めて行ったときは車がなかったため、電車とバス利用でした。その際、知床観光がしたくて利用したのがこちらのボンズホームさん。

バスターミナルから徒歩2分、世界遺産知床の玄関口、とても便利でした。なのに1泊2食付き5,900円。安い・・・。

北海道だと稚内から札幌まで各地にあるので、ぜひ行き先に応じて宿を探してみて下さい。わりと場所には困らないです。


画像3

霧の摩周湖。晴れているときに見えると、婚期が遅くなる。あっ・・・(察し)


ご飯がおいしい

素泊まりもありますが、時間的に大丈夫ならぜひご飯を食べてほしいです。「まあこの値段なら、ご飯が付いているといっても申し訳程度のものかもね~。」とか思っていましたが、どこも期待を裏切って美味しかった。

例えば先ほどのボンズホームさんのHPから引用すると

メニューの一例(必ずではございません、メニューが異なるときや、付かないとき、切れているときもあります)
自家製お漬物。ちゃんとダシをとったお味噌汁。知床で一匹一匹丁寧に育てられた豚肉。近海産の魚(焼き魚)。知床産の鮭からとって作った自家製イクラ。栗じゃが芋のグラタン等。知床で平飼いで安全な餌でクラシックを聞かせながら育てた知床地鶏の生卵(朝食)

文字だけで伝わる、この美味しさ。ご飯に力を入れている宿も多いんですよね。さすが北海道、さすが北の大地。ちなみにボンズホームさんは普通にレストランもやっています。美味しくないはずがなかった。

そのほかにも、トマトが嫌いなのに、宿で出されたトマト料理がおいしすぎたり。

新鮮な魚料理をたくさん食べたり。

惜しげもなくいくらが付いていて、「あれ?いくらって庶民的な食べ物だっけ?」と思ったり。

本当にどこもおいしかったです。


画像4

神の子池。行くまでの道が完全未舗装で「ポツンと一軒家」状態だった。


個性あふれるとほ宿めぐりは楽しい

とほ宿はどこも個性あふれるオーナーさんが作っており、宿ごとに個性が出ています。ペンション、ロッジ風、一般的な民家、廃校、オーナーさんが作っちゃった宿など・・・。私も多くを巡ったわけではありませんが、宿ごとに全然違っていたので、とほ宿めぐりも楽しそうだなと思っていました。実際にとほ宿スタンプラリーみたいのもありましたし。

けれどこのコロナよ・・・。しばらくは、実際に宿泊して力にはなれそうにないので、今はこのサイトのとほ宿オーナーさんのインタビュー記事を読んで「こんな宿があるんだ~。ここ行ってみたいな~。」と夢を膨らませています。普通に読み物としても楽しいです。旅行している気分になれます。


旅を目いっぱい楽しめる場所。旅をしていることを実感できる場所。とほ宿はそんな場所です。どこも個性豊かだけれど、雰囲気が温かいことは共通しています。一人で飛び込んでみても大丈夫。ぜひ旅の選択肢に加えてみてください。


画像5

早くコロナが収まってのびのび旅行に行けるといいな。

読んでいただき、ありがとうございました。おなつの記事一覧はhttps://note.com/kaonatu/n/nfee4335744e2から飛べます!これからもよろしくお願いします!!