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ハナキンという地獄と幸せ

金曜日「ハナキン」は嬉しいもの。

わたしは会社員なので、週に5回も早起きして、通勤して、
8時間も働いて、さらに残業までして、疲れが溜まらないはずがない。

しかし木曜日あたりからラスト2日!という気持ちになり、
金曜日には達成感と高揚感で疲れなんてないかのように元気いっぱいだ。

だからハナキンになるとどうしても、パーッと飲みたくなってしまう。

しかしそれが地獄の始まり。

自分の限界以上にハメを外してしまう確率が高い。
カラダは疲労困憊なのに気持ちはマックスハイテンションなので、
いつも以上にスタートダッシュしてしまう。

こうなると土曜日はもうないようなもので、
日曜日まで二日酔いを持ち越すこともある。

以前は、土日は好きなだけ寝て、食べたくなったら食べる、
夜中まで起きて昼まで寝るのが幸せ〜〜という生活が贅沢だと思っていた。
月曜日はものすごく辛いが、平日がんばった自分を甘やかしてあげているという満足感もあった。

だからハナキンは飲みすぎても大丈夫、次の日はいくらでも寝ていていいんだから。となんとなく自分で認めていた。

翌日にはひどい二日酔いに苦しんで飲みすぎたことに後悔するが、
そういうことを冷静に考えられるのは金曜日が終わったあと。

わかっていてもやっぱり金曜日はふらふら〜っと出かけてしまう。
楽しいことは体に悪い。でもやめられない。

ずっとそんな生活をしてきたが、
ここ数年は自分のカラダと向き合っている自負がある。

毎日同じ時間に寝起き、ごはんもしっかり食べて生活しているので、
少しでも生活習慣がズレたときに不調がすごくわかりやすい。

自分のカラダにあんな辛い思いはさせたくないと思う気持ちが強くなると、
自然とセーブできるようになるものだ。

地獄と幸せのちょうどいいところで
上手に折り合いをつけられるような大人にならなければと思う。

さて、今週のハナキンも終わり、今日から待ちに待ったお盆休み。

東京都から他県へ出ることは自粛して、
近いところで毎日昼ビールをしようと楽しみを決めた。

明るい昼間に飲むビールはハナキンのビールに勝る。

夏は本番!

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