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翔んで埼玉 Totally, GACKT様のPV

映画館でも見たが、アマプラで見られるようになったので再鑑賞。埼玉の虐げられッぷりがえげつなくて云々、というのはただの表向きで、実は身体を張ってるGACKT様を90分間愛で続ける映画。GACKT様のファンがこれを見て埼玉に移住を決意したなんて事が映画レビューに書かれるほどGACKTファンのバイブル的なメディアになりつつある。GACKT様はマレーシア在住だけどな。

なぜここまでGACKTファンの御用達映画になったのか。それは映画内のGACKT様が惜しげも無く振りまく色気に尽きる。男(百美)や男(伊勢谷)との後引くようなキスシーンや拷問シーンでの喘ぎ声、下半身がジワるようなエロさを1800円でとっくり堪能出来るからだ。

コメディとして見ると空回り感が否めないが、魔夜峰央ワールドとしてはこれが正解である。こういうモノなのだ。あくまでも、理不尽でシュールな舞台で躍りまくるGACKT様を網膜に焼き付けに行くという気持ちで見るといい。千葉県出身の私はYOSHIKIの弾幕が上がったときは心の中で雄叫びを上げた。個人的に加藤諒はパタリロ役でカメオ出演させて欲しかったと思う。

ストーリーを良く考えると差別とか解放同盟とかヤバいテーマを扱っているが、終始あほくさなストーリーと埼玉県人の懐深さにコーティングされ、見事にGACKT様のPV、もとい面白い娯楽作品になっている。人権ガーとか不粋なことを絡めて世情を語り出すのは止めてもらいたい。(実際に映画レビューに書いたやつがいた。)

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