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埼玉・サイボクハムの顔ハメ看板には、死ぬまでに必ず顔をハメるべきだ!

どうも、顔ハメ兄さんです!
僕は顔ハメ愛好家として観光地などによく設置されている顔ハメ看板(顔はめパネルだとか、顔出しパネルとも言ったりします)に、年間500枚以上顔をハメたり、顔ハメクリエイターとしてさまざまな施設の顔ハメ看板をつくったりしています。

全国各地の顔ハメ看板を求めて歩き回っていた僕にとって、今この状況はまるで鎖に繋がれた犬のようにウズウズしているわけですが、今回は

諸々落ち着いたらみんなにも絶対に足を運んでほしい最強の顔ハメスポット

があるのでご紹介させて下さい!

埼玉県日高市にあるサイボクハム。
ここにはかわいい子ブタたちが飼育されていたり、豚肉を使ったレストランやお店があったり、天然温泉施設まである「ブタのテーマパーク」です。

僕はこれまでプライベートで足を運ぶだけではなく、何度か顔ハメ看板関連のイベントも開催させて頂いていたりもするので、もう大変お世話になっています。

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そしてブタのテーマパークという点だけでも十分に楽しめる場所なのに、ここは異常なほど顔ハメ看板が大充実!
しかも、ただ枚数が多いというだけじゃないんです。 
今からその魅力をたっぷりお届けしますね!



①量と質!どちらも兼ね備えた最強の顔ハメパラダイス!

サイボクハムの顔ハメ看板は全部で10枚ほど。
レストランや温泉など、各施設の前に設置されており、
その施設を満喫したあとに楽しく記念撮影を行うことができるようになっています。

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僕は普段
「顔ハメ看板とは、世界で最もステキな記念撮影アイテムだ!」
と定義しているんですが、サイボクハムの顔ハメ看板はまさに
「サイコーの記念写真を撮るためのアイテム」
としてバッチリ機能しまくっているのです。

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穴に関しても子供から大人までフィットしやすい大きさなので、まるでホンモノの写真のように顔をハメることができるという点が、サイボクハム顔ハメ看板の素晴らしいところ。

「サイボクハムにまつわる何か」になりきれるので、ちょっとした変身願望も叶えてくれる。これも魅力的ですね!

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ちなみにこれらは、実在するサイボクハムの職員さんの写真に穴を開けて、顔ハメ看板にしているんだとか。

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例えばこの顔ハメ看板。
以前サイボクハムで顔ハメイベントを行った際に、なんとこの看板のモデルとなった職員さんに初めて会うことができました。

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「サイボクハム内にある顔ハメ看板をみんなで廻ろう!」という内容のイベントだったのですが、そこでサプライズ的に登場して下さったんです。

顔ハメ看板のモデルとなった方にお会いするというのは、我々顔ハメマニアにとっては大スターに会うくらい興奮するできごと。
イベントはその後「ご本人による顔ハメタイム」 という謎タイムが繰り広げられ、異様な盛り上がりを見せたのでした。

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それにしても、サイボクハムにはどうしてこんなに顔ハメ看板が多いんだろう?
僕は今までずーっと疑問に思っていました。
いったい誰が、こんなにたくさんの顔ハメ看板を設置しているんだろう?
イベントを通じて、ますます疑問は強まっていくのでした。

そしてその疑問の答えは、どうやらこのサイボクハムの社長さんにあったみたいなのです。


②サイボクハムの社長さんは和製ウォルト・ディズニーだ!

顔ハメイベントでサイボクハム内を廻っていると突然、ひとりの男性が乱入してきました。

「皆さん、楽しんでもらってますかぁ!?」

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「誰なんだろう?」
と思っていると他の職員さんが僕にこっそりと教えてくれました。

「兄さん、あの人がウチの社長ですよ」
「しゃちょおおお!!!???」

びっくりしました。
社長さんはニコニコしながら、参加者の皆さんにサイボクハムの魅力をたくさん話し、あろうことか一人ずつ一緒に顔をハメて記念撮影!

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もうサービス精神がハンパじゃないんです。
顔ハメイベント終了後、改めて社長さんのもとへご挨拶に行き、ずっと気になっていた質問をぶつけてみました。

「どうしてサイボクハムにはこんなにたくさん顔ハメ看板があるんですか?」

すると社長さんは言いました。

「僕はね、来たお客様全員に楽しんでもらいたいんだよ」

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どうやら顔ハメ看板の設置は、元々社長さんの発案で決まったみたいなんです。
フォトスポットを多く設置したほうが、来場者の思い出も深くなる。もっともっと楽しんでもらえる。
先ほど参加者と一緒に顔をハメまくっていた社長さんの姿を見たあとのこの言葉は、とてつもない説得力を持って僕のもとにお届けされます。

さらに社長さんは続けます。

「そういえば、君はウチの天然温泉のなかにある喫煙ルームに行ったことはあるかね?」

「喫煙ルームですか?いやぁ、ないですねー!僕、タバコ全く吸わないので」

「じゃあぜひ見てほしい!こだわってつくったから」

そう言うと社長さんは、僕を天然温泉の喫煙ルームに案内して下さいました。
めちゃくちゃ疑問に思いながらも喫煙ルームの前に向かうと

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そこには、愛煙家のための国ができていました。
扉をあけて入国してみると

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そこには、喫煙ルームとはとても思えないメルヘンな世界が広がっていました。
この国の住民はみんな楽しそうにタバコを吸っています。

社長さんは言いました。

「今やどこに行っても喫煙所だけは遠いところにあったり、すごく狭いところに押し込まれるようにあったりするでしょ。僕はここに来た人全員に楽しんで帰ってもらいたいから、タバコを吸う人にも肩身の狭い思いをしてほしくないんだよ」

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誰にとっても楽しい場所をつくる。
社長さんの太い芯が通ったポリシーと心遣い、そしてサービス精神に、僕はとてつもない感動を覚えました。

あとで知ったことなのですが、そんな社長さんご自身も昔はヘビースモーカーだったらしく、変わりゆく時代のなかで肩身の狭い思いをしてきた一人だったのです。
だからこそ、ココに来たときくらいは「タバコを吸う」ということをも楽しんでほしいと思ってこんな国をつくったのでしょう。

この一件以来、僕はサイボクハムの社長さんのことを勝手に「和製ウォルト・ディズニー」だと思っています。

顔ハメ看板はもちろん、サイボクハムが見せるいろんな表情に、きっと社長さんの仕掛けたたくさんのワクワクとドキドキを感じられることでしょう。


③そんなサイボクハムの顔ハメ看板がフルリニューアルされたってよ!

僕がこの場所を「諸々落ち着いたら絶対に行ってほしい!」と思っているのには、もう一つ理由があります。

この間、サイボクハムの職員さんからInstagramを通じてメッセージが届きました。中を開いてみると

「顔ハメ看板をフルリニューアルして設置しておりますので、ぜひまた来てください!」

とのことだったんです。

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こちらが実際に送ってくださったお写真。

もうぜっっっっったい行きたいじゃないですか!!!

今すぐにでもサイボクハムへレッツゴーしたかった僕なのですが、その後みるみるうちに世界を取り巻く環境は悪くなり…。
あいにく未だ行けずじまいというわけなんですね。

というわけで諸々落ち着いたら、必ず遊びに行きます!

何度でも言いますが、サイボクハムの顔ハメ看板は本当に素晴らしいです。
個人的に過去に数回イベント等でお世話になっているという贔屓を抜きにしても、顔ハメ好きなら死ぬまでに絶対に一度はハメるべき看板の数々だと断言します。

そしてこれを読んだあなたも、ぜひぜひフルリニューアルしたサイボクハム顔ハメ看板の本気度を味わいつつ、サイボクハム自体も満喫してほしいな!

来た人全員に楽しんでもらえる仕掛けがたくさんあるのだから。



《サイボクハム情報》
各施設によって営業時間、定休日は異なるためHPを参照。
【アクセス】
■東武東上線「鶴ヶ島駅」西口下車 東武バス「サイボク」行き終点
■JR川越線「笠幡駅」下車 東武バス「サイボク」行き終点
■西武新宿線「狭山市駅」西口下車 西武バス「サイボク」行き終点


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