見出し画像

生活福祉資金(緊急小口資金)特例貸付 借入体験記

まえがき

この記事は、わたしの住む愛知県で4月上旬に申し込みをした、生活福祉資金(緊急小口資金)特例貸付の相談から借入までの体験記です。

開業までの道

2020年1月1日に開業しました。開業までの道は、興味があればこちらの記事をご覧ください。https://note.com/kaofua/n/nc975c14d30a3

お金がない!

これからがんばるぞ!というときに、新型コロナウイルスの影響をモロに受け、収入は増えるどころか、ほぼゼロに!
とりあえず今月の家賃すら払えるか!?という状況になり、使える制度は使おう!ということで助成金、補助金、給付金、融資の情報を集めました。そしてまずは生活福祉資金(緊急小口資金)の特例貸付を申し込み、無事に20万円を借りることができました。

制度概要

新型コロナウイルスの影響が出る前からあった「生活福祉資金」の貸付制度をコロナウイルスによる休業や失業をしたひとに対象を広げたのが今回の「特例貸付」です。

主に休業したひとには「緊急小口資金」、失業したひとには「総合支援資金」が対象となります。

わたしは「個人事業主」で、「新型コロナウイルスの影響で収入が減少」したことから「緊急小口資金」特例貸付の対象者となりました。

◯ 据置期間(返済開始までの期間)は従来の2ヶ月から1年に拡大
◯ 償還期限(返済期間)は従来の12ヶ月から2年に拡大
◯ 無利子
◯ 保証人不要
◯ 償還期限までに返済が完了しなかった場合は年利5%の延滞利子が徴収される

画像1

画像2

最新の情報は社会福祉協議会のHPをご確認ください。
https://www.shakyo.or.jp/guide/shikin/seikatsu/

相談に行く

わたしの場合、「社会福祉協議会ってなに?」「どこにあるの?」から始まりました。グーグル先生にお世話になり、なんとか市の社会福祉協議会へ相談に行くことができました。

まずは自分が対象になるのか?状況を説明します。そして制度の説明を受けたあと、申し込みをするかどうか決めます。わたしはその場で申し込みをしました。足りない書類があるため、後日もう一度足を運びます。

必要書類

◯ 申込書…所定の用紙に記入します。
◯ 収入減少を証明するもの…わたしの場合、開業して3ヶ月しか経っていないこともあり、正式な書類はありませんでしたが、「仕事が中止になった」旨をやり取りしたメールやLINEの画面を確認してもらうことでクリアしました。
◯ 重要事項説明書…項目にチェックし、署名捺印します。
◯ 借用書…本来は貸付が決定してから記入するもののようですが、今回は緊急性が高いとのことで、申込時点で記入します。貸付が受けられなかった場合は無効となります。
◯ 振込先の通帳またはキャッシュカード…振込先確認のために使用します。
◯ 本人確認書類…免許証等で本人確認をします。
◯ 世帯全員の住民票
◯ 実印
◯ 印鑑登録証明書

貸付までの日数

4/3(金) 相談に行き、申込書記入
4/6(月) 不足書類持参
4/7(火) 貸付決定(通知書の日付)
4/11(土) 審査結果通知書を受け取る
※数日間、郵便受けを確認していなかったので、もっと早く到着していたかもしれません。
4/13(月) 貸付金振込

補足

◯ 窓口は市町村の社会福祉協議会
◯ 審査は都道府県の社会福祉協議会
◯ 書類提出から2〜3日で審査結果が出て、貸付決定した場合は最短で7日後に振り込まれるとの説明がありました。
◯ 審査結果が市の社会福祉協議会に届いたあと、通知書を自宅に郵送
◯ 審査結果が市の社会福祉協議会に届いた時点で、結果の電話連絡をしてくれるとのことでしたが、電話連絡はありませんでした。(とても忙しいようなので仕方ないですね)
◯ 窓口担当の方はしっかり話を聞いて、とても親切に対応してくださいました。

あとがき

インターネットの情報をみている限りは、自治体によって対応の差があるように感じます。わたしは早めに申請したので対応も早かったですが、約1ヶ月経った現状では申請者増加が予想されますので対応やスピード感は違っているかもしれません。

緊急性が重視されているためか、返済方法(返済開始日、一括/月賦、等)についての詳細な説明はありませんでした。あとでなにかしらの通知がくるのかもしれません。

最後に。
この制度は「貸付」であり、返済する必要があります。「借入金」であることをお忘れなく!

生きづらさを抱えながらも何とか生きてきてやっと「元気に楽しく生きる!」という目標ができました。同じように生きづらさを抱えた人に届けられるよう、いただいたサポートは今後の活動に大切に使わせていただきます。