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【庭先にて】ブルーベリー

2016年の春、庭に植えたブルーベリー。
7年目の今年、ようやくこんなふうに、果実が房のようになる姿が見られるようになった。
(この写真は小さい房だけど。もっと大きい房もあるのよ)
まだまだ、ブルーベリー園のように食べ放題!とはいかないが(果てしない夢)、気づいたことをメモしておこうと思う。

我が家のブルーベリーメモ

0.基本

酸性の土を好むそうなので、時々根元にピートモスをすきこむ。
花後と収穫後にはブルーベリー専用の肥料を施肥。
地植えだが、雨が少ない時は水やり。
秋ごろに剪定する。

1.受粉

ブルーベリーは自分の花粉では受粉できないものが多く、同系統で異なる品種の2本(以上)を植えたほうが結実しやすいと言われ、シャープブルーとサンシャインブルーの2本を植えた。

しかし、植えたからといってすぐに実がたくさんつくわけではなかった。
今思えば、1年目や2年目だと環境に慣れるのが精一杯だろうし、花粉を運ぶ蜂や蝶が、住宅街の庭にはそれほどいないのだから、実が少なくて当然だ。
手作業で受粉をしなければ実がつかないらしいと聞き、ネットで調べた方法(筆や綿棒を使う)を試してみたがあまり効果がなかった。

ある年、100均の手芸用のポリエステルの綿が余っていたので、適当にちぎってつまみ、あちこちの花にポンポンして(←言い方)、それを何日か繰り返すと受粉できたらしく、結構実がつくようになったので、うちにはこれが合っているみたいだ。

2.ヒヨドリ

実が増えて喜んでいたある日、あったはずの実が消滅している?と思ったらヒヨドリ夫婦が狙いに来ていた。
住宅街にもヒヨドリがやってくるのだ。
すぐホームセンターに行って防鳥ネットを購入し、その日のうちにブルーベリーにかけた。
(上の写真の右上の、ぼやけたところが防鳥ネットの網) 
ネットの存在はわかるらしく、翌日に夫婦が残念そうに(絶対にそういう表情だった!)うちの庭を見ていたのが忘れられない。

3.食べごろを見極める

そしてブルーベリーは、実が青くなった時にすぐ収穫しても美味しくない。
以前はこのことを知らず「おいしくない・・・」と落ち込んだものだ。
なり口の色が濃くなり、茎もちょっと色づいたころ、実の下に軽く手のひらをあててさわると、力を入れなくてもぽろっと落ちてくるものが完熟、食べごろだ。
(上の写真は、茎がまだ緑色なので収穫はもう少し待つ)
うっかりすると、受け取った手のひらからもぽろっと地面に落ちて、木の下にあるオレガノの群れに入り込んでしまい、行方不明になる(泣)

4.一斉に収穫できない

普通果物は、一斉に食べごろになって一斉に収穫、というイメージがあるが、ブルーベリーは実によって完熟になる時がまちまちだ。
同じ房の中でもかなり違うので、ひとつの房の下に手をあてると、ぽろっと落ちてきたりこなかったりする。全部一斉に落ちるわけではない。
だから日によって収量がちがい、昨日は3粒しか獲れなかった、今日は15粒、なんてことがよくあるので、2日分くらい冷蔵しておいて、まとめて朝のヨーグルトに入れたりしている。

5.真夏は水不足

梅雨が明けて夏を迎え、猛暑の晴れの日が続くと、水が足りなくなり、実にしわが寄ってくることがある。
見た目は「えーちょっと大丈夫?」だが、水分が抜け、セミドライフルーツ化して甘くなっているので、カッコ悪いからと捨てないように。
そして水やりも増やすこと。

6.今後の目標

・もっと収量を増やしたい。特にサンシャインブルーが、日当たりが弱いせいか実が少ないので増やしたい。
・防鳥ネットの工夫。収穫する時に出入りしやすいようにしたい。

以上、育てながら気づいたことをメモしてみた。
また項目が増えるかもしれません。

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【今日の写真】庭のブルーベリー(シャープブルー)。

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