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VR的モラトリアム日記

今回からVRchatでの日記や、あなたが知りたくもないような私の恥ずかしい過去の暴露などを意味もなく文章にするつもりだ。
暇でどうしようもない休日の昼にでも読んでくれたら嬉しい。

まず初めにVRchatを始めた経緯を語りたいと思う。

私は訳あって2年もの間休学し、今年で24歳にもなるのにまだ、キラキラしたキャンパスライフを送るものたちの影に、息を潜めなくてはならない苦行をおこなっている。そしてその結果同学年の友人たちは社会人となり、学生は私一人だけとなった。
なぜ2年間も休学したのか?それはまた落ち着いて書こうと思う・・・

問題だったのが私の友人たちが皆、なぜか東京に行ったことにある。

私は現在関西に住んでいるのだが、周りの者はなぜか東京に憧れを持つ傾向にあった。
大学で一番交友を持っていた3人、ひいては高校時代と中学時代にかけて唯一仲の良かった2人でさえも東京に出向くという、私の周りにいると東京に行きたくなる呪いでもあるのかと思うくらいの確率で私の周りを離れていった。

言葉を濁さず言おう。そう、ボッチになったのだ。

そこからの私は本当に荒んだものであった。
BARに行ってお酒を飲んで友達を作ろうとしたが、端っこの席から何時間も他の席で行われる会話を聞いて酒をすするだけの妖怪と化し、妖怪は毎週訪れるのでBARの店主もさすがに心配し、陽気そうな若者を5人ほど紹介してくれたが、その若者たちにたらふくにテキーラを飲まされた挙句、気がついた時には私は路上に捨てられていた。しかもなぜか全身がびしょびしょに濡れていた。そして私は酒によるコミュニケーション、いわゆるノミュニケーションとかいうやつに心底嫌気がさした。何が飲みだ破廉恥な奴め。

私はそこで大学のサークルというやつに新たに入ることにした。そこで目をつけたのが馬術部であった。馬術部。嗚呼、なんていい響きではないか。馬に乗って汗をかき、みんなで馬を可愛がって育てあげる。
これこそ至高。これこそ健全。レッツ、ウマニケーション。

そして気づけば私は馬術部の部員と卓を囲み、麻雀をさせられ、スカンピンにさせられていた。馬はどうした!馬は!!!

そんなこんなで私はついに電子の世界に入り込むことを決めた訳である。

神様。涙を流しながらOculusをポチった私にどうか少しの慈悲を・・・

第一回、以上。



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