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寒中水泳の効果 健康よりも精神面 ただ淡々と今日いちにちを生きる勇気 048/360

今日の記事のまとめ:*********************************************************
寒中水泳にどんな健康効果があるのかは正直よくわかりません。
体を温める「温活」をすすめる人もいます。

バタコが個人的に感じるのは、「精神面」の効果です。
ただ、毎日を淡々と生きること、に立ち向かう勇気みたいなものを
じんわりと高める効果がある気がします。**********************************************************************************



そもそも、なんで寒中水泳なんかする気になったんでしょーか?
という背景については
昨日の記事で書きましたが、
   実績まとめ:2018年10月から合計16回程度泳ぎました。

寒中水泳の効能?

2018年の冬に海で泳ぐことに決めた直接のきっかけは
新聞で読んだ女性の体験記:
●乳がんを克服した後、一応「健康体」に戻ったのだけれど
薬物療法を経験したせいか、どうも
「体調がパッとしない、気分がすぐれない」状態を打破したかった
●「プロスポーツ選手が、筋肉回復を早めるために
アイスバス (0~5℃の、水風呂) に浸かる」
というのを読んで、試してみることにした
●今では毎日、水風呂に入ってる
●気分的にはとても良い!
という記事を読んで
いろんなことを何でも試してみたくなるバタコは
やってみることにした、というわけです。

自宅で水風呂をしてみたけど寒いし、うーん、続けられないな~
と思っていました。

また、フィンランドに旅行や移住した人の体験記
サウナに入る → 氷が張った湖で体を冷やす
→ 再度サウナに入る
というハナシも読んで、
最高に気持ちよさそうだな~と思いました。 
  ↓↓↓ Visit Finlandという観光プロモビデオ
     日本語字幕付きです!

かなり詳しく解説もされています   
       ※以下、写真も文章もこのサイトからお借りしたものです

「ええ!無理でしょう!」「フィンランド人って変わり者!」 これから氷の張った湖の中で泳ぐと知ったツーリストのリアクションは、および腰です。暗く冷たい水の中に入るなんて、楽しく泳ぐというよりタイタニック号の悲劇に遭遇した気分といったところでしょう。無理強いされたわけでもないのに、いったいどうしてそんなところに飛び込むのか?それは究極に自虐的なスポーツだというわけではなく、本当に気持ちがよくて、リフレッシュできるからなのです。 現在フィンランドには、純粋にその体験を楽しむだけのために、スパやプールも併設し、アイススイミングができるスタイリッシュな新しい場所があります。水中に照明をつけてスイマーたちに安心感を与えたりすることによって、恐怖の体験というより、エンターテインメント的な要素が増してきました。
冷たい水で温まる?

アイススイミングの醍醐味は、水からあがったときに全身を突き抜ける感覚でしょう。冷たい水の中に入るのは本当に勇気がいりますが、最初の衝撃と足の感覚がなくなる感じは、束の間のものです。水中から出るとすぐに血液の循環がよくなり、体がぽかぽかし始めます。

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1日を始める素晴らしい方法

ラップランドでは、たくさんの人が朝のアイススイミングを実践し、仕事に出かける準備を整えます。その変化は驚くほどで、一日中元気でいられるエネルギーが湧いてきます。




冷たい水に入り慣れているヒトのカラダには
「褐色脂肪細胞」というものが活性化され
体温を挙げる機能が高まるらしいです。

  ↓↓実践者・広める運動をしてるWim Hof氏のウィキ画像

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    ※リンクはコチラ:日本語wiki本人の英語サイト

科学的根拠はわかりませんが
ハナシとしてはおもしろそうですね。

寒中水泳はよくない?温熱療法・温活

温熱療法または「温活」は聞いたことありますか?

バタコも興味津々で読んだムラキテルミさんの
「世にも美しいがんの治し方」で分かりやすく図解されていますが↓↓

画像3

     ↑↑イラストも美しく読みやすいので是非目を通してみてください
     リンクはコチラです

がん細胞はある一定位の体温以上では生きられない
ヒトの理想の体温は36.5℃だけれども
通常の体温がそれより低いヒト (35℃台) はたくさんいて
そういうヒトは全体に健康状態が悪いので
ガンバって平熱を上げなければならない
■毎日入浴する
■手足を冷やさないようにする
 ハラマキ、腕カバー、レッグウォーマー
■体を冷やす食べ物を避け
 体を温めるものを食べる
■ヨモギ蒸し (セラピー)

というものらしいです。
日本の女性で、実施している人が多いようですし

↑↑こちらのがん経験者・著者さんも
「熱いお風呂に入って、直腸体温が37℃台から2度上昇するまで計測」
「終わった後は全身ぽかぽか、数日間持続する」
セラピーを受けたとおっしゃっています。

バタコがイギリスで知り合った60~70代女性で
「父親が、温熱療法の研究家で
がん患者のためのサウナのような施設を経営していた」
というヒトにも会ったことがあります。

とても効果がありそうな気もするのですが? 
やっぱりバタコは専門家ではないので確信はありません。

※心が萎えそうなとき
 肌寒いと不安を感じ
 布団に入ったりお風呂に入ったりして体温が上がると
 じんわり幸せになってくる、というのは
 個人レベルではもちろん、「あるある」だと思うけれど・・


というわけで健康への効果は疑問

特に、体温を高めに保たないとがんになるというのが本当であれば
氷水なんかに浸かっててもいいのでしょうか?

将来的に解明されるのかもしれませんが
いまのところ結論が出てない件って
結構あるような気がします。

「毎日コップに6~8杯の水を飲まなければ健康維持できない」
というのも時々聞くことがあるのですが

例えばオーストラリアのアボリジニとか
昔のイギリス人とか
    ↑ 生水は衛生上あまり安全でないので
   アルコール度数の低いビールを
   ほぼ日常的に飲んでいた
   コドモもかなり小さいうちから慣らされて
   コレを飲んでいた

水をコップに8杯なんて「ありえない」はずです

その人たちの健康状態は最悪だったのか?
どうも腑に落ちないところがあります。

「ただ生きることに向き合う勇気」について考える

バタコは、自宅では汗がにじむくらい熱めのお風呂に入り
冬の間だけ?寒中水泳をしてみて思うコトは・・

多分、褐色脂肪細胞が活性化されるには
毎日水風呂に入るとか
もっと頻繁に「鍛える」ことが必要な気がします。

が、バタコが今のところ感じているのは
「精神的」効果です。

コチラの記事にも書きましたが
人生は究極的には「ただその日をいちにち生きる勇気」を
毎日、毎日、ずっと保ち続ける
そんな過程なのかなって気がしています。

なにか「スゴイ」実績を上げた後にも
人生はただ続いていきます


関連記事:若くして「クリケット・イングランドチーム主将」**************
引退後に「糸の切れた凧?」風に見えなくもないこのヒト

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基本的に年齢を重ねれば
あちこち身体に故障が出てきたりもします

同居する家族も、長い年月の間に
増えたり減ったりします。

何があっても、朝、寝床から出て
新しい一日を生きていかねばなりません

バタコにとってこれはかなり恐怖で
コドモ時代はひたすら
「親や先生に褒められるような学校生活を送り
叱られたりツラい目に遭ったりしないように
優等生な言動をし
友達との面倒ないざこざにならないように注意し
平穏無事を目指して生きていたい」
と思っていました。

だから、イメージとしては
「一生食べていけることが分かっているような
安定した資格を取得し
ただその仕事を淡々とこなし
経済的に波風のない生活を送り
貯金したり年金を整備したりして
老いて死んでいく」
みたいなことをぼんやり考えてたような気がします。

大それた夢とか
どうしても達成したいモノって実はなかった?
中学生の時に
「英語をネイティブ並みにしゃべれるようになりたい」
と決めたので、

それに向かって歩いてきましたが

最近のバタコはどちらかというと
(こうやって日本語ブログを書いてるくらいですから)
いくらあがいてもネイティブにはなれない英語ではなく
母語である日本語で表現することに再度興味が向かっています。

イギリスに住み始めた時はどちらかというと
日本の情報はどちらかというと遮断して
「なるべく早く、イギリスに慣れて溶け込みたい」
と思って過ごしてきたのですが

最近になってベクトルが真逆になったようなものです。

にんげんて変わるんだなと思います。
これからもまだどこに向かっていくかわからず
正直かなり不安なところもあります。

また、昔から
「病気になったらどうしよう、
目が見えなくなったらどうしよう、
透析・インスリンが必要な病気になったらどうしよう」
という実体のない「恐怖」と
「そうならないように○○しよう
  ←運動、健康法
  ←貯蓄?」
という中途半端な逃げ腰の計画ばかり考えてた気がします。

寒中水泳は、その過程の中「健康効果」期待で試したのですが

ひと冬やり続けてみて今感じていることは
健康効果ではなく
  ↑↑そういえば、インフルエンザは何年もかかってなくて
   風邪は11月に一度引いただけですが・・
   寒中水泳の恩恵かどうかは???

精神面でのじんわりとした変化。

「病気になることの恐怖
年を取って孤独死する恐怖
『安定』していない日々、
苦労する人生への恐怖」
など
漠然とした不安と対策ばかり考えて生きるのではなく

ただ、今日一日を生きる
明日は何があるかわからないけれども
それでも、明日は明日で、
ただ生きる・立ち向かう勇気が
ちゃんと自分の中にあることを信じるチカラ

そんなものを確認する作業な気がします。

海水は冷たいことがよくわかっているので
上着を脱いで浜辺に向かって歩いていくとき
ある程度の葛藤を感じます。

浜辺に行ってみて、波が高すぎてあきらめることもあります。

実施できる日には、ただ、水に入って
「やっぱり、めちゃくちゃ冷たい!」
と思いながら、しばらく波に揺られて

急いで水から上がって
身体を拭いて、服を着て
「あ~今日も何とか乗り越えた」
と家に帰る。

ただそれだけ。

※ただ、寒中水泳で唯一
 「気分サイコー」になるのは
 水から上がって服を着てからの数時間
 「内燃」してる~!というのか
 体が冷水に反応して急に代謝を上げてくるような感覚
 あの冷たい水に入って生き延びたんだから
 何が来ても大丈夫!という「万能感」ですね

 やってるときは楽しくないけど
 終わった後の気分は爽快。バタコにとっての筋トレと同じ。



そんな
寒中水泳と同じく?

人生もただ、一日を、
(大変なコト、ツラいことがあるとわかっていても)
(明日のことや過去のことを考えても仕方ないので)
今日のことだけ考えて、生き抜く
ああ、今日も一日よく生きたなと眠りにつく

それの繰り返しなのかな~と
バタコは今思っています。

  ↑↑「座禅」とか「滝修行」から得られる効果も、こんな感じ
   なんでしょうかねぇ?やったことないので不明ですが

というわけで、
なんとなく「効果」が感じられたところですが
これから先も続けるかどうかについては・・未定です

アナタには最近、新しく始めた習慣、なにかありますか?
<おしまい>





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最後まで読んでいただいてありがとうございます!