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【夏休み】鋭角・鈍角、知ってたけど「優角」初めて聞いたよ40代【自由律短歌】

イギリスの公立小学校に通う息子たちには、宿題ナシ!
まぁ監督するにも楽でいいか、とのん気に構えていたのですが・・
あと1年で小学校が終わる長男。今年で小学校3年を終えた次男。特に長男の学期末の成績表を見て「!?」という事態に・・


いや、何も気が付いていなかったわけではなくて

昨年、感染症対策でロックダウンになったときから懸念はありました。しかし当初は、ロックダウンの重みであまり息子たちの学力にまで頭が回っていませんでした。

その後、学校再開されたり (2020年9月~)、また閉まったり (2021年1月~)
先生方も大変だったことだと思います。オンラインレッスンはかなり力を入れて提供されていました。ただ、オンラインレッスンには強制力が欠けています。親がけじめをつけないと、ふふーーんとライブ授業を見ておしまい (参加しなくてもおとがめはない←うちの学校の場合)。復習・反復練習などをしないままに終わる感覚でした。

オンラインレッスンの一環として、「小学生が登校する日数分の算数授業ビデオ10分以内と、関連したワークシート」が提供されているサイトを紹介されました。本来は、会員登録の上、有料で提供されていたものでしょう。
ロックダウンに合わせて、教育産業では「無料公開」をしているところが多く、この素晴らしいサイトも、現在に至るまで、無料公開。(ワークシートは有料です。ただし、別途BBCが同じ単元構造で無料「5問クイズ」や「算数ゲーム」をネットで提供しており、無料の範囲内でも対応できるようになっています)

実は、私、子供がどんな算数をしてるか全然知らなかったんです。
    ※小学生には日本と違って教科書が無料配布されない。
     学校に自分の鉛筆すら持っていかない。身一つで行って
     提供された筆記用具・ノートを使って学習している模様。
     ←このノートを親が見るのも、学年末に渡されるときか
      三者面談のような特別な機会のみ
そもそも自分は小4で分数の掛け算割り算が出てきた時点で「わけワカラン」と挫折した算数落ちこぼれ組だし、苦手意識も強くて敬遠してました。

このサイト、教え方がうまい。
こんな概念どうやって教えんねん~!と思う内容を、図解など駆使して、子供に分かりやすい説明で、なんてステキ!先生かっこよすぎる!と思うくらいのレベルで丁寧に導入してます。

また、日本とは少し違うような気がするのですが
ざっくりと全ての学年を通して
一学期の最初のxx週間は、数字 (大小比較、1の位、10の位の概念からはじまり、ゆっくりと低学年から足し算、中学年にはかけ算、割り算、など)。●学期の●週目は「図形」、そのあと「単位」など、
繰り返し学習で少しずつ難しくなっていくような構造になっています。うーん、よくできてますね。特に、自分のような算数ニガテ子供にとっては、らせん構造でとっつきやすい気がします。(もう、自分がどう教わったかほとんど忘れてはいるのですが、ハイ次、と前に進むばかりだったような?記憶です)

また、これは長男の九九の時に実感したのですが
イマドキの子供たち向けに、コンピュータゲーム感覚で掛け算訓練をやってました。正解するたびにコインが積み上がり、一問解くのにかかった時間が自動計算されます。
さらに学年別ランキングなどもあり、長男ジミーは見事にこれにハマり。中毒?気味になるまでやり込んでました。算数嫌いなのに。いや~うまくできてるな、と思ったものです。

母である私も、
目の前に「1学期の第1週第1日目はこのビデオ、翌日はこれ」ときちんと整備されたものが置いてあると、ニンゲンだれしも持っている?「征服欲」「コンプリートしたい気持ち」をかきたてられるのです。
いや、よくできてる。

そんなわけで、イマイチだった成績表を踏まえ
「夏休みは毎日お母さんと算数やる」宣言をしました。

長男の嫌がり方と言ったらそれはもう。毎日、朝から晩まで「ごねる、泣きつく、怒る」などなど。
ただ、この辺は親御さんならどなたでもそうだと思うのですが
マジで泣いてるのか、「泣き落とし」してるのか、見分けがつきますよね。
ジミーの場合は「泣き落とし」だし、算数も本人が言うほど苦手ではないのです。やればできるのです。だって分かりやすいように工夫されているわけですし、「おさらい」だから一度やってるし。
  ※ただし、やはりロックダウンの影響で、抜け・漏れもある模様。
  そんなわけで「今年の夏」これをやる意味は大きいと思う。 
とはいえ、本音は「算数ダイスキ!」な次男ヘクターも、兄の真似をして「算数キライ」と言い出したのには参りました・・兄弟ってそういうものですよね・・。ヘクターは、学校大好きなのですが、ジミーが「学校サイアク、行きたくね~」っていうのも真似するようになって閉口してました。いったん登校しちゃうと二人とも楽しくやってるんですけどね・・登校するまでが毎日バトル・・

と言うわけで毎日、1年分の算数を復習しております。
意外と楽しいです。


そんな中、昨日ならったのが
鋭角=90°未満 acute angle
直角=90° right angle
鈍角=90°~180°未満 (小学生向けには91-179) obtuse angle
ここまでは、母も知っていたのですが
優角= 180°~360°未満 reflex angle
という概念&言葉、ちっとも知りませんでした。(忘れてるだけ?)
お母さんも勉強になったわ・・
               ※TOP画像はBBCサイトから

というわけで
本当は、去年のロックダウン中、毎日これやってればよかったな。
というか、毎年、夏休みや春休みにずっとやっておけばよかったな、と思いつつ
まぁ毎日楽しくやっております。
旅行・お出かけの予定などはあまりなく、毎日ちょこっと仕事に行く時間もありつつ、リズムある日々が送れてます。まるで自分も学校入り直したみたい・・



負うた子に教えられてる夏休み

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