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40代から始めるバイオリン 第4回 気弱になったときにこそ必要な「同志」143/360

ごきげんよう、観世 (かんぜ) バタコです。

前回の記事
「先生と2回目のレッスン。
だけどその前にすでにくじけそうになってた?」
と書きました。

レッスンのあった日の午後
小学生の息子たちを迎えに行ったついでに公園でお遊び。

いつものように、同じ学校のコドモ達および兄弟姉妹がわらわら
保護者たちは何となくピクニックテーブルに集まって雑談 (いつもの流れ)
         ↓こういう椅子テーブル一体型のやつです。
          写真が紅葉の秋に撮ったもので季節外れですが・・

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その席で、以前から聞いてみようと思ってたママさんShaunaに
「ねぇまだクラリネットの練習続けてる?」
と質問してみました。

答えは
「やめた、とても手が回らなくて、
今はピアノだけ。今度Grade 4のテスト受けるんで準備中」

なんですと!「グレード4」てムズカシイやつちゃうの?
そういえばバイオリンのGrade 1てどんなの?
って動画もチェックしてたところで・・

(バイオリンの先生が、
ふつうは1年に1個づつGrade1、次の年にGrade2・・
って受けるんだけど、
今、めっちゃ優秀な子を教えててその子、
1年で1~3まで一気通貫に合格しちゃったのよ、
と話していたので、ところでGradeってどんなモノ?
と調べていたのですが、
とりあえず今の自分には雲のまた上のハナシだな、と・・)

ママさんのお名前はショーナShauna、
ひとり息子君が先日9歳になったばかり
ピアノは
「一度もやったことない。楽譜全く読めない」
ところから、
息子君2歳の時にピアノをやり始めて
(つまり約7年以下で)
Grade 4を受験するところまで来たと!!!

なんか、「ピアノとクラリネットの先生探してるんだ~」
って言うのだけ (数年前) 、ふ~んって聞いてたんだけど
そんなに真剣にやってるとは!
(毎日1時間~1時間半、練習してるって)

ショーナさん曰く

◇グレード1~3までは目の前のことに夢中

◇今ここにきて、最上級 Grade 8 までの
 「道筋が見えてきた感じ」

◇音楽は「ライティング」と似てる
 ゼロから始めて何年もかけて語彙や
 つづりや書き方を勉強して

◇でも、ある年齢になればコドモは誰でも
 なんとか「創作」できるようになる。
 「導入、真ん中、オワリ」
 「昔々あるところに・・そして、なんと!(なんか事件起きる)
 ・・めでたしめでたし・・おしまい!」みたいなパターン。
 下手は下手なりに、型が分かってくる。

◇今、私も、何ならちょっとした作曲ができる
 ってところまで来た。
 でも、逆に、優れた作例をたくさん知ってしまったから
 そうそう簡単に手を出せない感じもしてきた。

・・な~るほど!
めちゃめちゃわかりやすい説明!
そして、ショーナさん、ド素人から始めたってところが
励みになりすぎて涙目!

そうか~、7年、真面目にやったら
そういうレベルに達したんだ~ステキ~


いいハナシ♪すぎて
スキップで家に帰りたくなったよぉぉ

やっぱり持つべきものは
「同じ方向を目指して歩いてる」同志だなあと・・


ショーナさんとは、めちゃ気が合うわけでも
しょっちゅうしゃべってるわけでもないんだけど

すごいタイミングでいいこと聞いてしまった
ついでに、やめとけばよかった(?)んだけど
「バイオリンレッスン始めたんだ~」って
数名のママさんの前でカミングアウトしちゃったし
そう簡単にやめられないカモ?
ある意味「追い詰める」のもひとつの方法?


というわけで、
思いもかけなかったところに「天使」「同志」がいた

「縁」の妙を感じた日でした。

アナタにも、困ったときに思わぬところから
救いの手が差し伸べられますように!


ではまた次回!


◇ちなみにピアノのグレード4の課題曲はこんな感じ

そのほかに
◇「初見」(6-8小節の楽譜をその場で見せられ、30秒後に、即興演奏する)。
◇試験官の演奏した曲を、ハミングでリピートする、
 リズムを手拍子で再現する、
などなどの試験項目があるそうです。ヒェ~


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