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リモートワーカー向けにフライトとコワーキングをパックにしたサービス開始:今日のアウトテイク#279(2024-08-23)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定


#今日のBGM

#今日のコトバ

"もし音楽がなかったら、間違った人生を生きただろう。"
(フリードリヒ・ニーチェ)

#「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」受講者募集開始

9月より、「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」を開講します。

この講座は、14年前のぼくと同じく、自分たちにコワーキングが必要と考える人たちを対象にした講座です。場所貸しのビジネスありきではなく、参加するワーカーのカツドウがより良い社会にするために有効であると考える人たち、その人たちを支援したいと思っています。

自分たちのコワーキングの開設・運営をお考えの方は、ぜひ、上記のサイトをチェックください。

#え、市営の書店?

そうなんですって、市営の書店ですって。

へ〜、と思ってサイトに移動。このページの一番下にそれはあった。

今のところ日本唯一の公設公営の書店機能を持つ公共施設だ。書店の減少によって市民の知的好奇心を満たすチャンスが減ってしまっていることに危機感を覚えた八戸市が、2016年に開設した。

立派だなぁ。自治体ってそういうことをするためにあるのよね。

売れ筋ではなくて面白い本、読んでほしい本を積極的に選んでいるというのもイイ。近頃、各地で自ら選書して店に並べる個人経営の書店が人気を呼んでるけれども、公営でそれをやってるわけですね。

店内のハンモックでも本が読めるのはいいけれど、そのまま寝てしまうかも。そのうち、「泊まれる市営の書店」てことになりはしないだろうか。

サイトはこちら。「8book.jp」ってドメインがカッコいい。

そういえば、八戸はまだ行ったことがない。
いつ行こうかな。

#リモートワーカー向けにフライトとコワーキングをパックにしたサービス開始

昨日、Industriousのことを書いたところだけど、

そのIndustriousがまた面白いことを始めた。

デルタ航空と提携し、同社のビジネス客に、200箇所以上のIndustriousのコワーキングにアクセスできる専用パスを月額99ドルで提供する。(1ヶ月間無料でトライアルでき、その後は割引が適用される)

移動にデルタを使い、移動先でIndustriousを使う。めちゃくちゃ判りやすいコラボパッケージ。

パンデミック以降、ハイブリッドワークが常態化するに連れ、業界によって差はあるものの、全体的に出張の機会が増えているのが背景。

企業はオフィスを縮小することで固定経費を大幅に低減できるし、その分を社員のコワーキング利用に充てることで労働環境を維持継続できる。地方の、ローカルのコワーキングのニーズが高まっているのは当然の流れだ。

Deloitteによると、企業の出張管理者の4人に3人近くが2024年に自社の出張支出が伸びると予想しており、2025年には58%が伸びると予測している。 管理職は毎年15%の支出増加を予測している。
さらに、出張者の7人に1人は、2023年に少なくとも3回、個人的な目的のために出張を延長したと回答している。

58%!となると、いよいよ、「移働」の時代だ。しかし、個人的な目的のために出張日程を延長した、というのがオモシロイ。まあ、そうですよね。人間だもの、ときには息抜きしないと。

ただし、このプログラムは企業人だけではなく、フリーランサーや起業家など、会社勤め以外のビジネストラベラーにも焦点を当てている。

IndustriousのCEOジェイミー・ホダリ氏は、「ビジネス旅行者はフライトとノートパソコン以上のものを求めています。彼らは旅全体が価値のある体験であることを望んでいるのです」と語ったと。そうそう、旅がメインで仕事はサブ。やることはやるんだから、それでいいはず。

ちなみに、このデルタ航空の新プログラムの会員には、6ヶ月間のハーツ・ファイブスター・ステータスの無料レンタカーも提供される。通常、ファイブスター・ステータスを取得するには、ハーツで10台のレンタカーを借りるか、1暦年内に2,000ドルを利用する必要がある。

その他、空港での迅速な保安検査「クリア」の割引、オンライン・レッスン「マスタークラス」、旅行保険、インディードの求人情報など、さまざまな特典が提供される。

そんな至れり尽くせりな特典の中に、コワーキングがある。これがあるとないとでは、このプログラムの価値が断然違ってくる。言うまでもなく、パンデミックを経て世界中のワーカーのワークスタイルがリモートワーク、もしくはハイブリッドワークに変わったからだ。

今後、これを嚆矢として、同様のサービスを提供する交通機関が続々と現れても不思議ではない。そこに移動するワーカーがいるのだから。

さて、こなた日本ではどうだろうか。

国内線ならLCCが取り組んでくれるとぼくなんかはウレシイのだが、そのためにはIndustriousみたいにコワーキングのネットワークがないと成立しそうにない。

あ、待てよ。

各地のコワーキングが連携して共同事業体を作り、そこと航空会社、あー、鉄道会社でもいいし、バス会社でもいいのだが、が提携してビジネス・トラベラー向けのサービスを提供することは不可能ではないのではないかしらね。

それができたらスゴイな。誰かやらないかしらね。誰か。。

ということで、今日はこのへんで。

(カバー画像:Trac Vu


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