今日のアウトテイク#28「AIとコワーキング・マネージャーの共生(協働)関係 ほか」【メンバーシップ特典】(2023-12-16)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」

※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。

※読んで面白かったらぜひシェアくださいまし。

毎日「今日のアウトテイク」を書くことがアタマの体操です。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"たとえ居場所を移しても、自分自身から逃れることはできない。"
(アーネスト・ヘミングウェイ)

#単純なほうがいい

考えすぎるとろくなことはない。
コトを複雑にして起動を遅くする。
しばし考えて、すぐ動く。
オツムよりカラダを使う。
そのほうが結局早い。
シンプルが一番。
単純なほうがいい。

書き始める前にあれこれ考えすぎないこと。
書き始めてみて、はじめて自分の書きたいことが判る。
書いているうちに書きたい方向が変わってくる。
しかし、筆がほぼ自動的に動き出す。
それが実は自分の書きたかったことだと判る。

この「今日のアウトテイク」もそのノリで書いてる。

とりあえず、書き始める。
それしかない。
と、自分に言っておく。

#言われなくても食器を洗って帰る人

先日のGRANDSLAMの忘年会でも、最後は参加者も手伝って片付けをしたけれど、カフーツでも、別に頼んでもいないのに、自分の使った食器を洗い物して帰る人が昔っから結構いる。

自分の参加するコミュニティとして、居心地よくしておきたい、という心情の現れかと(勝手に)思う。

そういう人はお客さんじゃなくて、仲間だ。
別に、洗って帰れと言ってるのではない。
そういう人のために、コワーキングはあると思ってるし、そうありたいと思ってる。

#コワーキングマネージャー養成講座@オンライン(告知)

「コワーキングマネージャー養成講座@オンライン+オプショナル現地オフライン補講」、第5期受講者募集中。

週一回のオンライン講義にオプションとして現地コワーキングでのリアル補講をミックスしたハイブリッド方式。

※受講お申込前のご相談もオンラインで受け付けています。希望の方は下記のサイトの「お問い合わせフォーム」からお申し込みください。

なお、一部の自治体ではこの種の講座の受講料を補助する制度があり、過去には福島県の補助金を活用して受講された方もおられますので、一度、地元自治体の問い合わせてみてください。

「早割」は12月21日(木)23:59までです。興味ある方はお早めにこちらまで。

#百年の孤独

ガルシア=マルケス『百年の孤独』が、来年、新潮文庫化されるらしい。
そういえば、読んでない!

#スパム電話

非通知でスマホに電話がかかってきた。
留守電が録音されてたので聞いてみたら

「この番号は2時間で停止されます。
なんちゃらを手続きする場合は1を押してください」

なにこれ?
スパム?
スパム電話?
もちろん、1は押さない。

最近、こんなんがあるんですね。
面倒くさい世の中だ。

#旅のサブスク

旅、というより、泊まること、が目的になってるのは、どーも違うと思う。 旅に宿はつきものだが、宿が旅ではない。

なんでこんなこと考えてるかというと、ここんとこ、「旅のサブスク」なる広告がやたらとタイムラインを賑わすから。要するに会員制の宿泊施設利用みたいなアレ。

初月◯%OFFのxxx円、とか、当初のイメージとぜんぜん違う方向に向かってて、単なるOTAみたいになってて、「あれ〜」と思ってしまった。ちょっと残念。

安売りし出すと危ない。
大きなお世話だろうけど。

#地方のコワーキングあるある

全国各地のコワーキングをコワーキングツアーで巡っていると、誤解を恐れず言えば、地方のコワーキングの中には、コワーキングが何なのかよく判らずに運営していることが、ままある。

いまだに、パソコンで仕事する人の作業場だと思っているフシがあって、部屋が空いてるから、とりあえずデスクと電源とWiFi用意した、みたいな。

パソコンで仕事する人しか利用しない(できない)というのも思い込みだし、作業場というのもほんの一部の機能でしかない。

それはたぶん、東京から発信されるコワーキング情報しか見ていないからだろう。東京は人が多いから(ニーズが多いから)、IT系のワーカーも多いし、ただのハコでも電源とWiFiさえあればいいという人が来る。それで用が足りる。

地方はそんなことはない。そもそも人が少ない。一方で、ワーカーはITに限らない。にしても、ハコさえ作れば人は来る、なんてことは、ない。

そんなことより、人と人をつないで彼らの活動の場にするべき。そうして、人が人を呼ぶサイクルを回していく。

何をやってもいい。仕事でなくても構わない。あらゆるカツドウの舞台、装置。だいたい、この中にやりたいテーマがあるはず。

結局のところ、これらは全部、町づくりの文脈に収まる。現代版公民館、といえばイメージ湧くかも。事実、場所を持たず、地域の公民館でコワーキングを開設しようと動いてる人も、ぼくの講座の修了生の中にいる。

とりわけ地方自治体がもしやるのなら、町づくりの視点でコワーキングを考えるべき。

単なる作業場ではない。
それでは一過性で終わってしまうし、地域を維持継続できない。

#AIとコワーキング・マネージャーの共生(協働)関係

AIの進化は日に日にスピードを増している。追いつくのが大変だ。そのおかげで中には人間がする仕事も減る、ないしは無くなる可能性も確かにある。

コワーキングの運営においても例外ではない。ただし、AIをうまく使うことで、つまりアシスタントとして使うことで、かなりの労力が軽減できる。

コミュニティ・マネージャーと入会希望者とでカレンダーを共有したり、ワークスペースのデスク、会議室、電話ブース、それに見学の予約はボタンひとつで受け付けたり、そのまま日報に保存したり、かなりの時間を解放してくれる。これは助かる。

その一方で、いやそれが故に、テクノロジーではなくて人間がするべきことがにわかにクローズアプされてきた。カスタマー・エクスペリエンス、つまりリアルな体験がそれ。

というこの記事が一読の価値あり。

例によって、ザク〜っと訳す。

コワーキング業界ではソフトウェアへの依存度が高まっているが、ワークスペース体験にはテクノロジーに取って代わることのできない側面がある。

カスタマー・エクスペリエンスは、(多くの場合)コミュニティ・マネージャーによって管理されている。コミュニティ・マネージャーは、コワーキングの輪に欠かせない歯車であり、見込み客や既存メンバーとの人間的な交流やエンゲージメントを促進し、ワークスペース・コミュニティの創造に精力的に取り組んでいる。

デジタルツールが急速に進歩しても、コミュニティ・マネージャーがテクノロジーそのものに取って代わられることはないだろう。コンピュータと対話するためにオフィスに通う者はいない。

我々はリモートで仕事をする能力を持っているが、多くの人は他の人と一緒に仕事をすることを選ぶ。これこそがコワーキングの真髄であり、フレキシブルなワークスペースへの需要が高まっている理由だ。

とした上で、ブライトンにあるPLATF9RMの元ゼネラル・マネージャーのコメントを紹介している。

「多くのメンバーは幸運なことに、自宅に自分のワークスペースを持っていたり、週に1、2回通えるオフィスを持っていたりします。
コワーキングスペースは集中して仕事をする場所ですが、メンバーは "これまでで最も生産的な一日 "よりも、人とのつながりや会話を欲しているときにこのスペースに来る傾向があります」。

洋の東西を問わず、人はつながりや対話が必要。コミュニケーションありき。
そして、こう続く。

コワーキングスペースが、教育、ネットワーキング、知識共有のためのスペースなど、単に仕事をする場所以上のものを提供しているとしたら、コワーキングスペースはもっと大きな目的のために存在しているのかもしれない。

それだけでなく、テクノロジーが日々の仕事を管理し、「仕事」を引き受けてくれるようになれば、私たちは自由を取り戻すことができる。この時間を家族や友人と過ごしたり、幸福に集中したり、自分自身を大切にしたりすることができる。

大きな目的かどうかは、この際、問題ではない。それよりも、各人にとって大切なことかどうか、やりたいことかどうか、だと思う。そしてそれは、前章の「コワーキング曼荼羅」にきっとある。

そして、こう締めくくる。

AIの将来に対する不確実性にもかかわらず、はっきりしていることがひとつある。
私たちはまだロボットに支配される準備ができていない。

確かにそうだし、遂には支配されないだろう。ただし、人のつながりを軽んじるようになれば、その限りではない。

ということで、今日はこのへんで。

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