今日のアウトテイク#164「物理的な課題を解決するのもコワーキングの役目」【メンバーシップ特典】(2024-04-30)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※メンバーシップは終了しますが、アウトテイクは続きます。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"人が偉大なのは、失敗しなかったからではない。
失敗してもやめなかったから、偉大なのだ。"
(孔子)

"A man is great not because he hasn‘t failed; a man is great because failure hasn‘t stopped him." Confucius 💚 . . #confucius #stoicphilosophy #stoicmindset #stoicism #the5minutestoic

Posted by The 5 Minute Stoic on Monday, April 22, 2024

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コワーキングを運営する中でさまざまな課題に遭遇しますが、概ね共通しています。一方、世の中には同じコワーキングスペースはひとつとしてありません。全部、違うコワーキングスペースです。従って、課題は共通していますが、個々のコワーキングスペースに相応しい解決策を講じる必要があります。

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#物理的な課題を解決するのもコワーキングの役目

コロナ禍以降、リモートワークが普及し、旅先でも仕事するワーカーが増えているのは周知のところだが、物理的なモノの扱いに手を焼くという問題はず〜っと続いている。

ぼくなんかも、季節にもよるが3泊以上の「移働」になるとデイパックには収まりきらず、キャリーケースをゴロゴロ引っ張ることになりがちだ。おかげで行動が制約されたり、余計な時間がかかったり、まあ何より疲れる。

それも、よく考えたら中身は大半が衣類で、しかも、日が経つに連れて洗濯物を持って歩いてるという、おかしなことが起こる。「だったら、宿で洗濯すればいいじゃないか」とおっしゃる方もきっとおられるだろうが、なぜかそういう気が起こらない。要するにズボラなわけだけど。

そこを解決すべく登場したのが、LuggAgentという物流サービス。旅行者がホテルのチェックイン前やチェックイン後に荷物に縛られることなく、手ぶらで自由な旅行を楽しめるよう、指定した宿泊施設や空港まで荷物を運ぶサポートをしている。

こういう流れ。

旅行者は出発の24時間前までに公式 Web サイトで予約を行う。手荷物の個数、ピックアップとドロップオフの場所を選択し、フライト、ホテル宿泊の予定時間を伝える。注文完了後、旅行者には配送先住所、時間、個数、料金(個数課金、破損・紛失時の保険を含む)が記載された確認書と、注文情報、領収書や写真など、手荷物を受け取る際に必要なガイドラインに関する情報が送付される。

サイトはここ。ちゃんと日本語版がある。

各国の物流パートナーとの提携を築き、Ctrip、Klook、Expedia、Tripadvisor、キャセイパシフィックなどとも戦略的なコラボレーションを確立しているせいだろう、創業以来、8年間で200以上の都市で30万個以上の手荷物を配送し、紛失率は0%(!)。

注目なのは、ここ。

LuggAgent では、各タイムゾーンに24時間待機しているカスタマサービススタッフがいる。各国の旅行者は、最も使い慣れた通信ソフトウェアでカスタマーサービススタッフに連絡することができるため、旅行者それぞれのニーズと利便性を満たすために最善を尽くすことができる。

そうそう、アイデアはシンプルでテクノロジーを駆使しているとしても、最終的には人的サービスの優劣が評価を分ける。やっぱり、ヒトだ。手間もコストもかかるけれど、ここをしっかり押さえれば差別化できる。

で、そこはコワーキングも同じ。

手荷物を運ぶというわかりやすいサービスでも、この社長がやってきたように徹底した顧客要望への最適化を図ることでユーザーの絶大な信頼を得る。つまり、頼りになるコワーキングマネージャーがいることで、「あそこでなければ」「あそこだから」と選ばれる。

ところで、コワーキングは異業種とのコラボの可能性も高い。というか、できるならしたほうがいい。カフェを併設したり、宿泊施設を兼ねたり、異業種とのコラボで収益アップはもちろん、物理的・時間的交流の機会を増やすのは、ひいてはその町の継続性に貢献する。

それでいくと、コワーキングが手荷物の一時預かりもあってもいいはず…と考えてて思い出した。手荷物預かり所を兼ねるコワーキングが博多にあったはず。確か、ここ。2016年、第1回目のコワーキングツアーでおじゃました。

今、サイトを見る限り、そのことは出ていないから、もうおやめになったかもしれないが、その当時、その発想に感心したものだ。何しろ、博多駅のど真ん前だから。もしかしたら、他でもあるかもしれない。

まして、これからデジタルノマドがこれからどんどんやって来る(はず)。あちこち行きたいノマドをサポートするのは、何もデスクばかりではない。

コワーキングの収益モデルとしてはもうひとつ、以前も紹介したバーチャル・メールボックスのANYTIMEMAILBOXがイケてると思う。

郵便物というのは、手荷物と同じく、いつまで経ってもなくならない。それを効率よく処理してくれるサービス。
サイトはここ。

詳しくは先の記事を読んでいただくとして、あらためて強調しておきたいのは、

このサービスを提供しているところ(メールセンター)に郵便物が届くようにしておいて、その郵便物をどう処理するかを会員がオンラインで指定できる

というところ。それは、こういう流れ。

1.会員あてに来た郵便物をいったん預かる
2.封筒をスキャンしてシステムにアップすると受取人である会員に通知が行く
3.会員から「封筒を開けて中身をスキャンして送って」「転送して」「シュレッダーにかけて」「リサイクルに出して」などと指示する
4.処理が完了したらメッセージが届く

このサービスを取り扱う事業所が、昨年の11月現在で世界に2,125ヶ所だったのが、今見たら2,261ヶ所に増えている。

で、パートナーシップがあるので、このシステムを導入すれば、誰でも、即、メールセンターになる。だったら、日本のコワーキングでやったらどうか、とさっきの記事でも書いたが、どうでしょう?

物理的な課題を解決するサービスは、まだまだいろいろ考えられる。ことに「移働」する人のそれは、翻ればリモートワーカーを受け入れるコワーキングが解決するべき課題でもある。

コワーキングはただの作業場ではない。ワーカーの「不」を見つけて解決するのもコワーキングの役目だ。

それで収益化できればなおさらイイ。

ということで、今日はこのへんで。

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