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戯言:Medium はメディア?note はツール?

Medium はメディア?note はツール?…と、noteに書くのもなんだが、そんなことをつらつら考えた。

Medium – Get smarter about what matters to you.

実はnoteに書き出す前はMediumを使ってた。

cahootz – Medium

いま、放置状態だけど、昨今のビデオミーティングブームで、2年半も前に書いたこの記事が最近結構ヒットする。検索ってスゴイね。

いまどきのビデオコミュニケーションツールZoomがちょいとイケてる理由。 - cahootz - Medium 

それはさておき、Mediumとnote、この2つ、使ってる人は知ってるけれど、よく似ている。が、微妙に違う。

いずれも有料記事を掲載して課金しているけれど、その仕方が違う。Medium は(全世界の)有料会員から徴収した金額の合計から、有料記事の読まれた回数に応じてライターに分配する。要するに売上をみんなで公平にワケワケする。

ぼくなんかはそういう思想に共感するクチだ。みんなでメディアを支えている、という感じがする。広告を一切取らないから、事実そうだけど。広告を取らないのはnoteも同じ。ただ、そのせいか、「全体としてメディア」という空気を発散している(気がする)。

note は記事ごと、またはマガジンごとに作者が自由に単価を決める。それが理由なのかどうかはわからないが「全体で」という風には、あまり感じない(個人の感想です)。この空気というかムードというか、制作物を見せるプラットフォームとしての違いはなんとなくあるな、と。

Medium には必ずしもプロが書いたものでなくてもじっくり読ませるレベルの高いストーリーが多い。スタートアップのCTOでも2人の子供のお母さんでも、わたしゃ書くべきことがあるから書くのんよ、という感じでグイグイ引き込まれる。

Mediumを作ったEvan WilliamsはBlogger、Twitterを作ってきた人。ブログとつぶやきはやった、さて次は、あ、ストーリーを書いてもらおう、と思ったらしい。それがMedium。つまり、目的はブログじゃなくてストーリーだったわけで。あ、それでか。まあ、ぼくら、ブログ書いてるけど。

note は、元々、クリエイターが自分で作品を販売するために作られたプラットフォームだそうから、Mediumとはまた違う線を行っているのだろう。だから、読ませるのが「ストーリー」と「作品」で違ってるのかもしれないな。違うかな。

ライティング画面の構造とかはMediumにクリソツ(古い)だし、機能的にはほとんど違いはない。唯一申し上げれば、Mediumの「テキストの一部をマーカーしてコメントつけられる機能」はnoteにもほしい。(それと、サークルと有料マガジンの使い分け方が未だにわからない。あ、それは別の話ですね)

惜しむらくはMedium では日本語ユーザーに届きにくい。それで代替案としてnote を使う。そういう人、結構いるかもしれない。まあ、4,000万人(!)もアクティブユーザーがいるそうだから、そうなりますよね。事実、ぼくも書き出した最初の一日のPVがMediumではかつてない数字だったのでオドロイた。いや、しれてますけど、ぼく的には、です。レコメンドとハッシュタグのおかげだろうか、大変ありがたい。

…と書いてて、あ、そうか、どっちにも載せるというのも手だな、と気づいた。

気づいただけで、やるとは言っていない。

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