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カフーツの来年〜本屋さんと当番制導入について

先日の「カフーツ妄念会2022」で、来年やってみたいことを参加者各自が話す時間を設けたが、自分は場を回す役回り(ファシリテートというほどのものではない)だったので、発言するタイミングを失った(というか、忘れてた)。なので、別稿でコワーキングツアーのことを書いたのだが、まだあるので簡単に書いておく。

本屋さんとコワーキングの融合

ひとつは「本とコワーキングをミックス」。もとより本は好きだし、モノを書くことがぼくの稼業のひとつなので、まったく文脈のないことでもないのだけれども、ただ、今考えているのは、本屋さん、書店とコワーキングの両立ということ。

コワーキングと本は相性がいい。仕事に直結する本はもちろんのこと、さまざまなテーマの本があることで、コワーカー間のコミュニケーションの一助になることは多々あるし、逆にそこにある本でどんなコミュニティを目指しているかが判ったりする。

なら、いっそ本屋さんをやったら楽しそうだな、と。いささか短絡だが。

と思ったら、昨年の12月にこんなブログを書いていた。

すっかり忘れてたが、出版したいと書いてる。してみると、これはこのシーズンになると必ず発症する病気かもしれない。

ただ、ここでも言ってるが、出版の経験はないわけではない。コワーキングに関する情報を発信する目的で、2014年に「コワーキングマガジンVOL.1」を発刊した。その際、ISDNも取得して国会図書館に寄贈している。「コワーキングマガジン舎」はその際に作ったひとり出版社だ。

その「コワーキングマガジンVOL.1」も在庫があと5冊になった。8年かかって。ようやく。長い道のりだったなぁ。興味ある方はなくなる前にどうぞ。

実際にやるとなると、現在のスペースでは難しいかもしれない。少なくとも、奥の部屋も整理して改装が必要だろう。そのへんは専門家の意見を聞いてから判断するつもり。あ、そうそう、資金調達もしなければ。クラファンで協力いただけたらウレシイけれど、さてどうか。。

もうひとつある(まだあるのか)。むしろ、こっちのほうが実現性は高い(ほー)。

日によってカフーツが変わる当番制の導入

カフーツをコワーキング運営してみたい人にまるごと貸し出す、ということをやりたい。言い換えれば、その人がカフーツの一日店長になる(ぼくはコワーキングを「店」とは絶対に言わないのだが、ここでは便宜上)。

ただし、「カフーツ」という名前は使わなくてもいい。むしろ、その人自身のコワーキングとして一日運営していただく。いきなり物件借りてコワーキングをやる前に、練習の場、実験の場としてカフーツを使う、ということ。

利用料金も営業時間も自由に設定してもらう。そうして、自分が来てほしいと思う人たちに声をかけて、仕事場に使ってもらったり、勉強会に使ってもらったりする中で、コワーキング運営の実際を学ぶ機会にする。

シェアキッチンのコワーキング版といえば判りやすいかもしれない。カフーツはご存知のように非常に小さいから、コワーキング運営のABCを体験するにはちょうどいいんじゃないかと思う。

その際、ぼくは自分の仕事をするためにいるかもしれないし、コワーキングツアーに出かけていないかもしれない。そう、実はここが発想の起点だった。

これまでも、ツアーに出かける時には、マンスリー契約のメンバーさんに留守番をお願いしていた。それ自体が前代未聞かもしれないが、ぼくの感覚では彼らはお客さんではなくて「仲間」なので、ごく普通の発想だったし、彼らも快く引き受けてくれた。

ただ、コロナ禍が続く中で、マンスリー契約もいったんなしにしたこともあり、それもコロナが落ち着いたとはいえ、ちょっと違うカタチでやってみたくなった。それが、「当番制」の導入だ。

人と人のつながりを善循環させる仕組み

日によって運営者が変わり、空気が変わり、主宰者が変わることで訪れる人もまた変わる。そうして、場所は同じでもいろんなコワーキングのバリエーションができて、そこでもコワーカーの交差する機会をアレンジできたら、またつながりを広げることができる。コワーキングのそもそもの機能である「人と人をつなげる」ことが、善循環する。

しかも、もしツアーの日程に合わせることができたら一石二鳥だ。自分で言うのもナンだが、グッドアイデアではなかろうか。

一日から最長一週間。月に一度でも、何度でも。毎週水曜日とか、あ、そうすると、朝だけとか夜だけとかもあってもいいかもしれない。ご自分の仕事仲間の集まれるところにしてもいいし、勉強会メインでもいい。

もちろん、利用料金は徴収する。カフーツのいただくぶんは相談して決めるけれども、普通に賃貸契約してしまうより、ずっとリーズナブルになるはず。とにかく「やってみたい」という人と話して決める。

ただ、そうは言っても、コワーキングはコミュニティだから、それ相応の運営能力は要求される。それを講義しているのが「コワーキングマネージャー養成講座@オンライン」だが、

それはいいとして、希望者は一度面接してからお願いすることにするつもり。ただ受付でWiFiのパスコードを渡せばいい、ってもんじゃないので。←ここ、誤解してる人まだ多い。

あ、そうか、もしぼくが神戸にいる間だったら、実地にアドバイスもできるわけか。なるほど、それはそれでいいかもしれない。

年明けに告知するので、やってみたいという方はぜひ以下から連絡ください。

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メール ito@cahootz.jp

よろしくです!

※それとnoteの定期購読マガジン、これを今後どうしようか考えているけど、それはまたあとで。

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