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コワーキングの最強トーク「何に取り組んでいますか?」:今日のアウトテイク#304(2024-09-17)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定


#今日のBGM

#今日のコトバ

"これまでのインタビューのなかで、私はクリスマスと独立記念日と誕生日以外は毎日仕事をしていると言ってきた。それは嘘だ。インタビューに応じる以上、何か言わなくてはならず、どうせなら、多少は気のきいたことを答えたほうがいいと思ったからにすぎない。もちろん、ネクラな仕事中毒と見なされたいとは思っていない(ネクラな仕事中毒ではなく、単なる仕事中毒だ、私は)。本当のことを言うと、書いているときは、毎日書いている。クリスマスも独立記念日も誕生日も関係ない。そもそも、この年になると、誕生日などありがたくもなんともない。反対に、書かないときは、いっさい書かない。ただ、何もしていないと、気持ちが落ち着かず、寝つきが悪くなる。私にとっては、仕事をしないことが仕事なのだ。書いているのは遊び場にいるようなものだ。そこで過ごした最悪の三時間ですら、居心地はすこぶるよかった。"
(スティーヴン・キング 『書くことについて』)

#オンライン講座、本日23:59申込み締め切り

本日、9月17日(火)23:59に、「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」のお申し込みを締め切ります。

この講座は、自分たちにコワーキングが必要と考える人たち、そして、コワーキングを利用するコワーカーのカツドウを支援したいと考える人たちを対象にした講座です。

「え、ちょっと待って」と思ったあなた、今すぐ、上記のサイトをチェックください。

#Kindleでコワーキングコラム集Vo.1、ついに発行!

「今日のアウトテイク」からコワーキングネタだけをピックアップして、Kindle(電子書籍)でコラム集として発行するプロジェクトの第1号、ついに発行されました。

長短織り交ぜて52本を収録。文字数は68,132文字。ページ数にすると154ページ(ただし、ガジェットによって文字の大きさは変えられるのでページ数は変動的)。

ぜひ、お読みください!

#学費を完全無償化したコミュニティカレッジ

これはスバラシイ。

マサチューセッツ州の住民の約200万人が、25歳以上で大学の学位を持っていない。その人たちにMassReconnectが道を開いた。

マサチューセッツ州に15ある公立コミュニティ・カレッジと提携し、授業料と学費の全額を負担し、書籍や消耗品を購入するための手当を支給する。

さらに2024年8月には、さらに予算を増やすことでその年齢制限も撤廃した。ますますスバラシイ。

学生には授業料に加え、学年ごとに最大1,200ドル(約17万2,836円)分の書籍や学用品、その他の費用に対する手当も支給されるというから、入学しない手はない。ぼくも行きたい。

この最初の年に最大8,000人の学生を支援し、今後数年間でその数が増加することが期待されている、と。その中に入りたい。

で、そんな予算がどこから出たのか?ここが肝心。

このプログラムには、2023年8月の段階では2,000万ドル(約28億8,059万)、2024年8月からは1億1,750万ドル(約169億2,352万)の州予算が充てられている。

その資金は、2023年から適用された、100万ドル(約1億4,402万)以上の所得を得ている住民に対し課される「ミリオネア税」から集められたという。

いわゆる「富裕税」が原資になっている。豊かになった一部をまちに還元し、誰にでも教育の機会を与える、まさに理想的な税金の使われ方だ。

マサチューセッツ州のマウラ・ヒーリー知事の言葉がすべてだ。

「基本的に、このプログラムは学生への長期的な投資であるだけでなく、私たちの州全体への投資でもあります」

日本もこれを見習ったらどうか。大企業ばかり優遇せずに、徴収すべきところは徴収して、内部留保を吐き出させ、それを市民に、国民のために使う。こんなアタリマエのことがなぜできないのだろう。プンプン。

MassReconnectのサイトに「Do not wait.」とある。
そう、躊躇するな、今すぐこのチャンスをつかめ。

#コワーキングの最強トーク「何に取り組んでいますか?」

敬愛するCat Johnson氏が、ニュースレターでまた大事なことを書いていたので共有しておこう。

あなたのスペースでコミュニティを構築するためにできる最も重要なことの 1 つは、メンバーと話すことです。

メンバーが何に取り組んでいるかがわからなければ、どうやってつながりを促進したり、ランチ・アンド・ラーニングの講師に招待したり、どのようなプログラムが彼らにとって役立つかを理解したり、人として彼らを知ることができるでしょうか。

できませんよね。

すると、問題は、友好的な「こんにちは」やコーヒーマシンでの世間話以上の会話を、誰かとどのように始めるか、ということになります。

時には自然に起こることもあります。

それがうまくいかないとき、コワーキング スペースで新しいメンバーと会ったり、パークシティ・マーケティング・クラブのメンバーとのつながりを深めたりするために、私がよく使う方法があります。

私のお気に入りの質問はこれです。

「何に取り組んでいますか?」

これ以上、簡単なことはないですよね?

それでも、この質問は私が見つけた最高の会話のきっかけです。これは、誰かが自分の仕事、その日の課題、成功、プロジェクト、ビジネス、ビジョンなどについて話すための、広く開かれた招待状です。

あまり考えすぎないで。

今すぐお試しください。きっと充実した会話が生まれ、メンバーとの関係が深まることでしょう。

そうすることで、あなたはより効果的なコミュニティ構築者になれるでしょう。

これこれ、「何に取り組んでいますか?」。ぼくの場合、「どっから来たの?」からはじまるが、そのあと、必ず「何してはるの?」に話はつながる、というか、つなげる。

誰しも自分から「えーと、みんな聞いて、ぼくはですね、今ですね…」と話すのは得意ではない。というか、聞かれもしないのに喋りだしたら、ちょっと引かれる。

だから、こっちから訊いてあげる。でも、それで徐々に打ち解けて話が進んでいく。そのうち、お互いの「人となり」が判ってくる。それが判れば仲間になるのは早い。彼女も言うように、実に簡単なことだ。

何をやってるか、そこにどんな課題があるか、が判れば、今度はコワーキングとしてサポートすることが見えてくる。そこで、コワーキングマネージャーの3つのホスピタリティが発動される。

コワーキングはコミュニケーションありき。そこからコミュニティができていく。

そうそう、あまり考えすぎないで。ちょっと訊いてあげればいい。まずはそこからね。

ということで、今日はこのへんで。

(カバー画像:CoWomen


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