コワーキングツアーVol.20沖縄やんばる編はイベント満載〜テーマは「スキルシェア」〜
最初に宣言しておきます。今日のブログは告知、というか、お誘いです。
コワーキングツアーとは
コワーキングツアーとは、全国各地のコワーキングを訪ねて、その地のヒトに出会いコトを体験することでコワーキング仲間を作るイベントのことです。原則、現地集合・現地解散、途中参加・途中離脱OK。自由かつ自律的に行うカツドウです。
2016年からスタートし、これまで、福岡・愛媛・香川・徳島・福島・広島・熊本・長野・千葉・滋賀・石川・山形・沖縄・神奈川・岐阜・福井・鹿児島・兵庫の各県の90ヶ所のコワーキングにおじゃましました。
訪ねた先でイベントに参加したり、こちらからイベント企画を持ち込んだりして、交流を深め、コワーキングをつなげるとともにコワーカーがつながることを目的としています。
もちろん、中にはその時一回だけしか会ったことがない人もたくさんおられますが、その一回があるおかげで、その後、何かあって連絡を取ればすぐに対応していただける関係ができています。
これぞ、コワーキングが結ぶ縁というものですし、これを継続していくことでコワーキングというネットワークが厚く広がっていくと考えています。
ちなみに、過去にはこのツアーのことを連続記事にしてネットで公開していました。例えばこれは、2016年8月19日に長野県上田市のハナラボさん(現、はたらクリエイト)におじゃました時のリポートです。
ローカルを活性化する中間組織としてのコワーキングという位置づけから、「中核都市を叩かないといけない。10年、20年のスパンで考えると、そこがアキレス腱になるだろう」という井上さんの先見性には、今読んでも納得させられます。こうした知見を得ることも、コワーキングツアーの醍醐味です。
さてそのコワーキングツアーですが、昨年から今年にかけてはコロナ禍のせいで、ほとんど開催できませんでした。以下は、そのわずかな間隙を縫って開催した鹿児島編のときのブログです。
で、ようやくコロナも一段落(油断はできませんが)したところで、久しぶりに沖縄でのコワーキングツアーを開催する運びとなりました。やっと。
コワーケーション沖縄2021とスキルシェア
今回は沖縄大宜味村のコワーキング、SEASIDE OFFICEさんを拠点にして、6日間の間にいくつかイベントを開催します。
ちなみに、大宜味村とはここ。
沖縄本島の北部、先だって世界自然遺産に登録されたやんばる地域にあります。なお、やんばるとは、「広義には沖縄本島の、北部地域の名護市および国頭郡に属する市町村全域を指す」とウィキペディアにあります。
で、今回、ちょっとややこしいのは、このツアーはSEASIDE OFFICEさんが開催する「Coworkation Okinawa 2021/コワーケーション沖縄2021」に連動して、というか、「コワーケーション沖縄2021」に乗っかって開催するということです。そのへんを、ここで説明しておきます。
「コワーケーション沖縄2021」はわざわざ「コワーケーション(Coworkation)」と銘打っているように、昨今、喧しい「ワーケーション」とは一線を画しています。
来訪者を「消費する人」として扱う観光目線ではなく、来訪者(リモートワーカー)とローカルの人(ローカルワーカー)がつながり交流することで相互に分け合うものを共有し仲間になろうという「コワーケーション=コワーキング+バケーション」のコンセプトに基づいています。
従って、今回盛りだくさんのイベントは、「相互にスキルシェアする」というはっきりした目的のもとに編成されています。
本土(内地)の人が沖縄の人に教えてあげるコト、沖縄の人が本土の人に教えてあげるコト、それを相互に提供し合うということをやる。つまり、その地を訪れる人が単に「消費するだけの人」ではない、ということです。ここ、大事です。
上記のサイトに、「スキルシェアいろいろ」として23日〜28日までのセミナーやイベントのメニューが載っていますが、ここでざっとあげておきます。
●11月23日(火)
10:00 ピラティス
11:00 フラレッスン
14:00 初めてのblender入門講座
● 11月24日(水)
フリー
● 11月25日(木)
11:00 みんなで作って食べる沖縄行事料理教室
● 11月26日(金)
10:00 ブログjelly
15:00 Beyond the Coworking Vol.16〜次世代のコワーキングを考える〜
● 11月27日(土)
10:00 初めてのYoutube講座
14:00 糸掛け曼荼羅教室
15:00 ネットショップ開設講座
16:00 マナカード導きリーディング
16:00 ジェルキャンドルとキャンドルホルダーづくり
●11月28日(日)
17:00 沖縄やんばる勝手シャルソン ゴール〜打ち上げ
詳細は、上記のサイトをチェックいただきたいのですが、以下に少しだけ説明を加えておきます。
ブログJellyと「置きブログ」
26日の「ブログJelly」は皆で集まってブログを書く会で。カフーツではこれまで101回、開催しています。(実はこのブログも、その101回目に書いています)
で、今回、ただ各自がブログを書くだけではなくて、「置きブログ」なるものをやろうとしています。
これは、「ブログJelly」の参加者がnoteを使ってブログを書き、それをあらかじめ作っておいたマガジンに収録して、それを置き土産にするものです。
よくゲストハウスを利用すると、ノートブックに宿泊客が思い思いに書いてあるノートがありますが、あれはそのゲストハウスに行かなければ読めません。また、各自が自分のブログにバラバラに書いても、そのローカルのいわば資産にはなりません。つまり、新しい人のつながりを作れません。
そこで、そのブログをローカルの人が管理するマガジン、例えば「大宜味村マガジン」に保存して、どこからでも誰でも閲覧できるようにする、そうすると、今度沖縄に行きたいなと思っている人の検索にヒットし、それまで縁がなかった人の目にも触れる可能性が出てくる、それがきっかけで新しい人とつながるができる、というアイデアです。
noteを使えば、ブログを書いた人も自分のブログとして保存できつつ、こうして他の人のマガジンにも収録できます。これを使わない手はないと考え、コワーケーションでは「置きブログ」を推奨しています。
Beyond the Coworkingとコワーケーション
次に「Beyond the Coworking Vol.16〜次世代のコワーキングを考える〜」ですが、これはぼくが2017年から断続的に開催している、これからのコワーキングを参加者全員で考えるダイアログ(対話)のイベントです。(※下記のOGPがおかしなことになってますが、リンクは生きてます)
通常、いつも出してくる「コワーキング曼荼羅」の8つのテーマに関連してその日のお題を決めますが、今回は(さっきも書いた)「コワーケーションとワーケーション」を取り上げます。曼荼羅で言うと、「旅」のところです。
観光業界から見たワーケーションとコワーキングから見たコワーケーション。この似て非なるもの、というか、本来のワーケーションとは何かを再確認して、では、ローカルのコワーキングがその中でどういう役割を演じるのが地元にとって一番ハッピーなのか、について意見交換したいと思います。
なお、これは事情が許せばリアルタイムで配信もしたいと思います。その場合、やんばるにいなくとも参加いただくことが可能です。決まり次第、あらためて告知します。
シャルソンで町を再発見
それと、最後にやるのが「沖縄やんばるシャルソン」です。(※下記のOGPがおかしなことになってますが、リンクは生きてます)
シャルソンとは「ソーシャル・マラソン」の略ですが、タイムではなく体験を競う町の再発見イベントです。これまでに全国で250回以上開催されています。
マラソンと言いながら、実は42.195km走らなくても構いません。20kmでも2kmでも200mでもOK。コースも決まっていません。自分の行きたい方向に向かって足を進める。自転車に乗っても、バスに乗っても、飛行機に乗ってもOK。とにかく、その日、街で出会った人、出会った出来事を皆と共有して、街の再発見をすることが目的です。
走ってる(移動している)あいだに、これはオモシロイとおもったことをスマホで写真を撮ってFacebookグループにアップしていきます。参加者各自が随時アップしてくるので、ほぼリアルタイムで参加者がどんな状況なのかが判ります。それを見ながら、自分もコースを変えてみたりするのもアリです。
コースは決まっていませんが、ゴール場所とゴールの時間は決まっています。その時間までにゴールに帰ってくればOKです。今回のゴールはSEASIDE OFFICEで、時間は28日(日)17時です。
ゴールしたらお楽しみの打ち上げ・懇親会です。ここで、Facebookグループを皆でレビューしながらトークを楽しんだりします。そうして、その日の体験を共有します。
シャルソンについては以下のサイトも参照ください。シャルソンに関する最新情報などを発信しています。
で、今回、沖縄初のシャルソンとして「沖縄やんばるシャルソン」を開催します。
実は当初、22日〜28日の数日にわたって開催予定でしたが、諸般の事情により、急遽、28日一日での開催となりました。ま、普通は、そうなんですけど。
これには地元の方にもぜひ参加いただきたいと思っています。日頃、当たり前と思っている風景が、他所から来た者にとっては珍しいものに見えます。そこに案外、地元の価値が眠っていることは、ままあることです。いわば、余所者の目で町の魅力を再発見するということです。
「沖縄やんばるシャルソン」の参加お申込みは下記のページからお願いします。
ということで、盛りだくさんすぎて訳がわからなくなりそうですが、もう一度、「コワーケーション沖縄2021」のサイトを貼っておきますので、こちらをよくご覧の上、参加申し込みください。
ということで、皆さんのご参加をお待ちしています。
よろしくです!