今日のアウトテイク#94「仕事をシェアして協働パートナーを見つけるアプリ ほか」【メンバーシップ特典】(2024-02-20)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」

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23日から長野佐久〜小諸へ。最高気温5℃、最低気温マイナス4℃。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"「アジール」というのは、「無防備であっても傷つけられるリスクのない場」のことです。社会全体が「アジール」である必要はありません。でも、あちこちの片隅にそのような「ミステリアスな暗がり」がある社会の方がみなさんだってきっと暮らしやすいと思います。"
(内田樹)

#え!ジェイムス・テイラーが来るの?うわー。

一晩限りのライブだそう。
あ、ドラムがスティーブ・ガッド。
うーむ、これは行っとかなアカンのんとちゃうかなぁ。
なぁ。(誰に訊いてる)

#散歩の効用

昨日、なぜか仕事が捗った。
このアウトテイクの他に編集を5本。
いつもと何か違う。
なんだったか?
用事があったので、途中で中断して外に出た。
あれか。
そんなに効果があるとは。
実に簡単なことだった。

ブレイクして外を歩く。
アタマの中で渦巻いていたものは一旦うっちゃっておく。
あとで、途中からまたやればいいと割り切る。
居場所を変えると気分転換になる。
すると、脳が勝手に要らないものを省いてくれる。
再開したとき、要るものだけになってるので仕事が捗る。

やっぱり休憩、大事。
やりかけでも中断すること。
終わってから休むとは思わないこと。
とにかくデスクから離れること。
できれば、外を歩くこと。
毎日、ブレイクしよう。

てなこと言ってたら、こんな本が明日出るらしい。なんという巡り合わせ。

あ、プロローグが全文公開されてた。

これは読んどこう。

#自分を育てる

人を育てる前に、自分を育てないと。
人生って、自分を育てるために与えられた時間。
この時間をフルに使って自分を育てる。
自分が育ってないのに、人なんか育てられない。
子供を育てるのは、子育てしながら親である自分を育ててるということ。
育てながら、育ててもらう、お互いに。
そうやって一緒に育てばいい。

#コミュニティの作り方

コミュニティの作り方なんて、いつから習わないとできないようになったのかな。
いや、そう思い込まされてるだけではないのか?
よくあるハウトゥのほとんどが、人との日常の交流の中でやってることだ。
わざわざ習うまでもなく、試しながらやればいい。
前もって習うんじゃなくて、まずはやってみる。
やり方は、そこに集う者たちで一緒に考えればいいから。

これ、さっきの子育てとおんなじ。

#大阪なんばの変貌ぶりがスゴイ

海外の主要都市ではクルマよりも人間を優先するまちづくりが進んでる。駅前のロータリーを広場にするのものそのひとつ。日本ではなかなか実現しないが、それを大阪なんばが、まさにやってしまっている。

前々から南海電鉄の寺田さんからは聞いていたが、これはスゴイ。これだけの広さでクルマの走る道路を封鎖して人が歩く広場に。それも民間主導で公民連携して実現にこぎつけたのは立派。

裏なんばが表なんばになるぐらいの変貌ぶり。地権者はもとより地元関係者をよく合意形成できたなぁ。その胆力がスバラシイ。これは見に行っておこう。

noteの記事には限定公開の動画がついてて判りやすい。ただし、メンバーシップにならないと観られないので、よかったらどぞ。

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「仕事をシェアして協働パートナーを見つけるアプリ」

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#仕事をシェアして協働パートナーを見つけるアプリ

「ジョブシェアリングアプリはデジタル時代のキャリアをどう再定義するか」という記事が目に止まった。その「シェア」ってところに。

そのジョブシェアリングってなんじゃらほい。

ジョブシェアリングとは、通常フルタイムで働く1人が行う仕事を、2人がパートタイムまたは短時間で行う雇用形態である。

つまり、協働、コラボのことね。

そのジョブシェアリングアプリは、お互いの能力を補い合い、効果的に協力し合える可能性のある個人を結びつけるマッチングアプリ。

ポイントは、人材紹介業者のようなプラットフォーマーが情報を独占するのではなく、利用するワーカーが自分で情報を提供し自分でパートナーを見つけてコラボするというところ。←ここ大事。

個々の専門スキルや得意分野、勤務形態、仕事に対する想いや期待することなんかをプロフィールに記載して、同じようなキャリア目標、ワークスタイル、スケジュールを持つ個人をペアリングするという手法。出会い系アプリのビジネス版、とでもいうべきか。

ジョブシェアリングという概念は、労働力のダイナミクスの変化を反映したものであり、将来のワークトレンドの前触れであるとも考えられる。

ギグ・エコノミーの台頭、ワークライフバランスの重視、「伝統的な」仕事とされるものの多様化、これらすべてが、柔軟でありながら体系化されたワークアレンジメントとしてのジョブシェアリングの魅力を高めている。

将来のワークトレンドどころか、今すでにもう、その域に入っている。コワーキングの現場では、ソロで黙々と仕事する人ももちろんいるけれど、その人もまたどこかの誰かと協働している。

それも必ずしも同じ会社に属する者ではない、その仕事に相応しい者同士がコラボすることで仕事が片付いていく、ということは、今どきのワーカーなら誰でも身を以て知っている。知ってなかったら、ちょっとマズイ。

コワーキング内でコラボが起こることも当たり前にあるし、それをつなぐのもコワーキングマネージャーの重要な仕事のひとつだが、このアプリはネット上でそれを可能にする。

ただし、

ジョブシェアリングは万能ではない。キャリア志向が強く、フルタイムで働くことがプロフェッショナルとしてのキャリアアップに不可欠と考える人には合わないかもしれない。

それはそうかもしれない。ただ、パンデミックを経験してリモートワークが常態化するにつれて、自分の能力と関心を複数の対象に向ける「複業化」を選択するワーカーは、この先きっと増える。そこにマッチングアプリはハマる可能性はある。

ところで、このアイデアは別に目新しいものではない。過去に同じ趣旨のものはたくさん登場している。コワーキング協同組合でも「JOB BOARD」と称して、組合員同士のコラボ推進のウェブツールを開発したことがある。

各自、プロフィールに個人情報の他に、前述の通り得意分野や専門スキル、過去実績、今後、取り組みたい仕事などを記載して、メッセージ機能も実装した。ついでに「今、案件をたくさん抱えていて忙しい」か、「割と暇にしている」か、も表示できるようになっていた。

いた、というのは、今はもうないからで、実は、うちの組合員には幅広く協働者を持つ人が多かったようで、あまり利用されなかった。ま、組合員限定にしなかったら、事情は違っていたかもしれないが。というか、そのうち、どこかで復活させようと思っている。

パートナーになりそうな人のリストはたくさんあったほうが何かと都合がいい。いざという時に、その中からアサインしてチームを組むことで、せっかくのビジネスチャンスを逃さずに済む。要は、各自が「人材バンク」を持っておくということですね。

ジョブシェアリングは、今日の多様な労働力の要求を満たす伝統的な雇用の現代版を提供し、仕事の将来において実際に大きな役割を果たすかもしれない。

と記事は締めくくっている。このアプリを使うかどうかは別として、「仕事をシェアし合う」という発想は自立したワーカーにとってはごく普通のものになるのは間違いない。

そして、相互扶助の関係でモノゴトを片付けていき、成果も分け合う。まさにコワーキングの精神がそこでも活かされることと思う。

ということで、今日はこのへんで。

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