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コワーキングとレゴ・クラブの相似性について:今日のアウトテイク#246(2024-07-21)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定


#今日のBGM

#今日のコトバ

"階段を上まで全部見る必要はない。最初の一段を登る、ただそれだけいい。"
(マーティン・ルーサー・キング)

"You don't have to see the whole staircase, just take the first step." #mondaymotivation #coworking

Posted by Coworking Map on Monday, July 18, 2016

#自分を再読する

Kindleにまとめて本にしようと思って、過去にこの「今日のアウトテイク」に書いたものを読んでいってるのだけど、これが、自分で言うのも不遜だけれども、意外とオモシロイことを書いていて楽しいのだが、中には書いたことをすっかり忘れてるものもあって、あらためて「よく、こんなこと、書けたな」と自分で感心していて、まったく不遜にもほどがある。

#何を書こうが自分を書いている

何度読んでもグゥの音も出ない。

会話の部分より開高の書く地の文の方が多い。その人が何者かを問いつつ自分が何者かを問うている。結局、自分の中から内発するものを書いてる。

これは取材ではない。対話だ。凡百なインタビュー本ではなく、立派なノンフィクション作品として成立している。開高が自分を解体するノンフィクション。

阿部昭も言ってる。ひとりの女を書こうが一本の木を書こうがそれは自分を書いてるのだと。

書くとはそういうこと。それ以外に何もない。
目指すのはそこ。

#ぜんぜん違う人種

判ってきた。オンラインコミュニティのメンバーになる人と、ブログやメルマガを読む人って全然違う人種みたいだ。

コミュニティに参加する人は発言することが喜びであり、主催者の投稿はそのきっかけ。一方、ブログやメルマガを読む人はめったに発言せず、読むことだけを愉しむ。

だから何だった?て話だが、ここ数年、この2つを同時にやろうとしているのだが、どうもうまくいかない。なんか歯車が噛み合わない。

で、あー、違うのかも、と気付いた。一部、被るけれども、基本的には違う人種だな、と。

コミュニティでは、その趣旨に賛同する人たちが集まってきて、各自が自発的な発言をすることを期待していたので、自分はあまりしゃしゃり出ないようにしていたのだが、それがよくなかったみたいだ。

やっぱり、常にこっちからネタフリしないとダメってことか。まあ、そうですね。怠慢してました。すみません。

ところで、ひとつ伺いたいことがある。皆さんが、日頃、オンラインで何を読んでいるかをアンケートします。

5秒で終わります。
ぜひ、ご協力ください。

#コワーキングとレゴ・クラブの相似性について

ここんとこ、Cat Johnson氏のネタばっかりで恐縮だが、構わず、もう一発。先日、Cat Johnson氏のニュースレターにオモシロイ話があった。

レゴ・クラブなるものが週に一度、図書館で開催される。そう、あの、プラスチックのブロックを組み合わせてヒコーキとかクルマとかを作る、あれ。

と思ってたら、今や、こんなものまでレゴで作れるんですね。オドロキ。

(出典:REGO)

その図書館に子供たちが集まって何かを作る。このイベントを運営している人たちがテーマを提供してくれるのだが、子供たちはレゴを使って自由に好きなことをする。毎回、大賑わいだ。

で、ひとりの親御さんがあることに気づいた。たいていの家庭にはレゴがあるのに、なぜこのイベントがこれほどまでに人気があるのか?

で、判った。

レゴクラブの魅力は、レゴを手に入れることよりも、同じようにレゴで遊ぶことに興味を持っている他の子供たちとの触れ合いにある。

何かの一部であること。つまり、帰属意識だ。毎週通って、馴染みの友達に会い、新しい友達を作るという、いわば儀式でもある。

そして、Cat Johnson氏は、こう書いている。「それはコワーキングによく似ている」。

コワーキングコミュニティを作る人なら誰でも知っているように、コワーキングの最も価値ある要素は「人」だ。無線LANでも、豪華な設備でも、人間工学に基づいた椅子でもない。それらはすべて素敵なものですが、それ自体にはあまり興味がありません。

コワーキングでは、ツールは簡単に手に入る。Wifi、おいしいコーヒー、デスク、人間工学に基づいた椅子など、自宅を含め、多くの場所で手に入れることができる。スペースに魔法をもたらすのはコミュニティだ。そして会員の生活にも。

言っときますが、これ、いつもぼくが言ってることとまったく同じですが、Cat Johnsonさんがそう書いてるので、念のため。

でも、そうなのだ。コワーキングの価値はハコやセツビではない、ヒトとコト。それがすべて。本当のコワーキングを知っている人なら、誰でもそう考えている。

スペースに魔法をもたらすのはコミュニティ。ゆめゆめ、それを忘れずに。

ということで、今日はこのへんで。

(カバー画像:Kelly Sikkema

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