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ワーケーションが絶大な節税効果をもたらすその方法とは?〜ひとりカンパニーに絶対のオススメ

あのバリが再起動したことがこの話の発端

先日、日本が106ヶ国からの入国受け入れをはじめたことを書いたが、

実は世界のデジタルノマドのメッカであったバリでは、コロナ禍で被った壊滅的なダメージから復活すべく、3月21日から43ヶ国からの受け入れが可能になっている。

Welcome back: Bali is finally open for tourism again! - Liv.it

記事によるとワクチン接種を受けたトラベラーは検疫の対象から外れ、どの空港から入国しても適用される。

検査が陰性で、ワクチン接種の証明書を持って飛行機に乗ることができれば、ゆっくりと旅を楽しむことができます。また、初日の宿泊先のホテルも指定されることはありません。

それは便利。しかも、ングラ・ライ国際空港では現地到着時に空港で取得可能なビザ(VOA=Visa on Arrival)を取得できる。費用はIDR500,000(約4,400円)で30日間有効で、さらに30日間の延長が可能。かと思ったら、必要に応じてさらに30日間延長することも可能らしい。つまり、90日間有効なわけだ。この90日という時間間隔が、まさにデジタルノマドにビタッとマッチする。

ちなみに、43ヶ国の主だったところは、

アルゼンチン
オーストラリア
ベルギー
ブラジル
カンボジア
カナダ
中国
デンマーク
フィンランド
フランス
ドイツ
ハンガリー
インド
イタリア
日本
マレーシア
メキシコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
フィリピン
ポーランド
カタール
サウジアラビア
シンガポール
南アフリカ
韓国
スペイン
スウェーデン
スイス
台湾
タイ
チュニジア
トルコ
UK
USA
ベトナム ・・・

あたりで、ヨーロッパや北米はだいたいカバーされているが、中南米あたりはまだのよう。

それはともかく、これらの国のデジタルノマドがこの2年間、移働したくてもできず、ウズウズしてこの日を待っていたことは容易に察しがつくし、きっと我先にと飛行機のチケットを取っていることだろうと思う。

なにしろ、あのバリなのだ。パンデミック前の数年間、バリには世界中からデジタルノマドなフリーランサーやアントレプレナー(起業家)、リモートプレナー(移動起業家)、ビジネスオーナーがわんさかやってきていた。

なにも世界一周しなくても、バリに来れば世界中の、ちょっと先行ってる人、オモシロイ人、尖ってる人、おかしい人と接続できる、いわば世界のリモートワーカーのハブになってたわけで、実のところ、ぼくがコワーケーションやコリビングの概念に最初に触れたのはすべてバリの事例だった。

というか、そういう人たちが集まるからコワーケーションやコリビングという発想が生まれる。いつの世も変化は辺境で生まれる。

もちろん、海外からバリに来る全員(当時、年間470万人と聞いた気がする)が、ビジネス感覚ビンビンのデジタルノマドではない。向こうに開発チームを持つ人の話では、だいたい20%が自分で自分のビジネスをコントロールできるアントレプレナーやビジネスオーナーで、60%が受託の仕事をしているフリーランサー、残る20%が純粋に休暇を楽しむだけで全く仕事しない人。

ぼくが気になっていたのは最初の20%で、この層の人たちを日本にも呼び寄せたいと思ってた(ら、コロナが来た)。で、先日の記事に「今からでも遅くない。準備しよう」と書いたわけで。

で、今回のバリの受け入れ開始に際して、日本からもワーケーションとしてでかけていく人はおられるだろう。そこでひとつ、伝えておこうと思ったことがある。

それは、実はワーケーションは抜群の節税効果をもたらしてくれる、ということだ。

なお、ここで言うワーケーションとは、昨今、日本の企業で制度として行われている2泊3日などという慌ただしくせせこましいものではなく、従来、海外で行われている、最低でも2週間〜1ヶ月、長くて3ヶ月の滞在期間を持つ、文字通りのワーク&バケーションを想定しているが、以下に記す節税効果はそれに限らない。

で、それは一体どういうことか?

ワーケーションによる節税効果はこうして生まれる

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