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ブログジェリーマガジン

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日本で一番最初にオープンしたコワーキング「カフーツ〜コワーキング@神戸〜」で、毎週水曜日に開催されているブログを書いてコンテンツマーケティングを学ぶ会、「Blog Jelly(ブ… もっと読む
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2022年2月の記事一覧

コワーキングのイベントは単なる日銭稼ぎではなく、もっと重大な意味と価値を秘めているという話

先日、ぼくの主宰しているローカルコワーキングの学びと部活動「コワーキングLAB」のオンラインイベントで話題に出たのが、「コワーキングでのイベントの企画、開催について」でした。その内容はビデオに収めて会員限定で公開されていますが、一部加筆・編集して、ここに転載しておきます。 イベント対応に疲れ切っているのに収益が上がらないというジレンマ 発端は、メンバーのあるコワーキング主宰者が「イベントが多すぎて、その対応に追われて自分のしたい仕事も手につかない」という話からでした。以下

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コワーキングはただの作業場ではない〜2005年頃に提唱された「コワーキングの5大価値」を解説付きで紹介する

※この記事は、2022年2月19日に公開されたものの再録です。 コワーキングはただの「作業場」ではありません。そう思っている人もいますが残念な誤解です。誤解しているぶん、損しています。ひとりで作業するだけではなくて、ま、そういう時間も確かにあるけれども、それよりも誰かとつながることでいろんなことができる、そういうプラットフォームです。 そのコワーキングには提供すべき5つの価値があります。 そもそもコワーキングとはなにか? コワーキングとは、 を、言います。 その昔

ローカルコワーキングの8つのテーマを表す「コワーキング曼荼羅」とは何か?

※この記事は、2022年2月19日に公開されたものの再録です。 コワーキングツアーで気づいたこと ぼくは2016年から断続的に、全国の(特に地方都市の)コワーキングスペースを訪ねる活動「コワーキングツアー」を開催しています。ここ2年はコロナのせいであまり動けていませんが、2021年12月現在で、これまで18の県、100ヶ所のコワーキングスペースにおじゃましました。 行った先々でイベントに参加したり、あるいは我々が開催したり、地元のコワーカーと交流することで参加者のネット

肩書が「降りてきた」話

もう6年以上考え続けていたことがありましてね。 何かというと、自分の「肩書」。しかも明快なヤツ。 きっかけは、ある年の「神戸市 商店街・市場 応援隊派遣事業」における「応援隊隊員」登録へ向けた面接の場面で、 「商店街や市場の人に、松岡さんを一言で紹介するとき、どう言えばよいですか?」 という質問を受けたときから疑問が始まりました。 内心「一言? それならアホのオッサンです。で済むやんけ。では、答えにならへんやんな~。」 オフィスビルの管理、ネットショップ、商店街活性

父親の葬式で自身のウェスタン魂に気付いた話

なりゆき離別してから30年くらい経ってる父親が死んだという電話を受けました。 2011年5月のことです。 私が住んでいるのは、兵庫県の神戸市で父親が結婚して暮らしていた場所。 父親が死んだのは、鹿児島県の徳之島で父親の生まれ育った場所。 連絡してきたのは、ギャーギャー泣いている姿しか覚えていないイトコの名前を名乗る男性からでした。 最初の電話があったのは、その年の3月ころ。 父親が肝臓の具合が悪くなって検査入院をしたところ、ボケの兆候が見られたという。なので、お前(私のこと