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得体のしれない不安から解放された日々~40過ぎてもまだまだ手に入れられる~

子供の頃から常に自分の先にある不安感と共に生きてきた。

今思えば子供の頃は、社会をよく知らないがための見えない未来への不安、自分が受ける情報を適正に処理できないための怖いものへの不安、人の中で生活するとき自分の性格に不自由さを感じる不安、などがあったと思う。

中学生から高校生にかけては持っているエネルギーが大きいため、勉強や遊びに没頭することで、不安感があってもある程度押さえつけることが出来たと思う。

その後は、大学でも職場でも人が集まるところの居心地の悪さ、上手に笑えないとか他愛もない話が苦手とか、人と関わることへの不安は常に付いてきた。

しかし、20歳をすぎてからの2~3年間一人で通っていた小さな居酒屋で多年齢、多業種の人たちと過ごし、人と関わる面白さは感じていた。

結婚、子育て中は、仕事と家事と夫と子供の事が常に頭にあり、いつも一杯一杯で、不安を通り越している感じだった。もちろん家族で楽しいと感じる事も沢山あったが。

自分肯定の気づきもあったが、この不安状態から最終的に救ってくれたのは、成長した娘だったと思う。

離婚したことで、自分で物事をコントロールできない不安や将来の経済的な不安から解放され、

娘達を信用したことで、"親として何とかしなければ"という不安からも解放された。

「ママは根が真面目だけど人と違う感性を持ってるから、それだと自分で頭が混乱すると思うよ。ママはもっと自分中心に物事を考えた方がいい」

と、数ヶ月前に長女に言われた。

今は人生で一番不安感がなく快適だ。

むしろこれから何をするか、未来がどうなるかが楽しみだ。




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