2月_季節の野菜デッサン教室
コートがいらないぐらいあったかい日曜日、2月の教室を開催しました。それぞれが楽しめる時間になればと思います。
1.2月の野菜
初めての人にも描きやすい野菜ってなにかなと考えながら選びました。結果、みなさん葉っぱに苦戦!
赤カブ
紙からはみだしそうな元気な赤カブ。根元の描き方がポイントかも。
天竺芋(里芋の一種?)
りんごのように球体としてとらえたら描きやすいかな?と思い用意。ゴリっとした存在感が出そうな野菜。
白菜
小ぶりの白菜なので実寸で描いても紙いっぱいにおさまりそう。葉っぱがどう巻いて重なっているのかよく観察したい。
菊芋
先月に続いて登場。おもしろい形とシンプルな構造で描きやすそう。個人的にも描きたくなる野菜。
ラディッシュ
小さい赤い実がキュートなイメージ。いくつか並べて描いてもかわいくなりそう。
2.参加者
料理教室が始まりそうな雰囲気。。
Uさん/先月も参加。みずみずしい大根を描いてくれた方。
Tさん/初めて参加。描く楽しさに触れてもらえたら嬉しいです。
Kさん/りんごの時にも参加。大胆でイキイキしたりんごも印象的でした。
Yちゃん/Kさんと一緒に参加してくれた小学生。どんな絵になるのか楽しみ!
3.デッサンスタート
道具の説明後、練り消しや鉛筆の使い方を練習。描くポイントなどを説明して、それぞれ描きたい野菜を選んでスタート。
だいたいの位置が決まったら気になるところから描き始めます。光を見ながら少しずつ。
野菜の構造を考えながら。
葉は葉脈の複雑さが先にきて難しく感じてしまうかもですが、実と同じように「面を描く」イメージで全体をとらえます。
白菜のくしゃくしゃした葉脈もよく見てます!
4.講評
隣の人の作品を見たり休憩をはさみながら完成です。「できた〜」というほっとした雰囲気の中、講評していきます。
▲Uさん「菊芋」
3つの菊芋に濃い、薄い、中間があって紙面に動きが出ています。しっかり描くところと描かないところの感覚をつかめてきている感じです。空中からバーンと飛び出てくるようなレイアウトもいいですね!
▲Tさん「ラディッシュ」
赤いラディッシュが想像できるような仕上がりがキュート!実のコロンとした丸みや、葉っぱのみずみずしさも伝わります。輪郭線だけ残した感じも素敵です。
▲Yちゃん「白菜」
葉と葉が重なってる部分の影までよく見て描かれています。影を描いてるということは光を見てるってことなのかな。。ゴロンと横たわった白菜の存在感が伝わってきます!
▲Kさん「赤カブ」
紙面ギリギリを攻めるレイアウトがかっこいい!葉っぱと実の境目をしっかり描いているので、ぎゅっと葉っぱが生えてる勢いがあります。カブの傷まで描くことで有機物感が増します。
Yちゃんはすいすいと描き進めて全部の野菜を描いてくれました。
白菜(その2)
ラディッシュ
天竺芋
赤カブ
菊芋(特にこれが好きです)
5.おわりに
初めて絵をかく方や前回も参加くださった方、初めて小学生が参加してくれたことも嬉しかったです。Yちゃんはデッサンをどんなふうに感じたのかなと思います。お母さんと仲良く楽しそうにたくさん描いて見せてくれました。他にもやり方あるかも?なので次回は説明など変えてみようと思います。
それぞれ自分で描いた野菜はお持ち帰り。Yちゃんは全種類描いたのでみんなからちょっとずつもらってました◎
来月はそろそろ春の野菜かも。
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