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パワーストーンの本を二冊読んでみた。

こんにちは、神崎翼です。

一気に寒くなり、気が滅入りやすい季節になりましたね。あったかいものを食べてお風呂に入りぬくぬくのお布団で寝るのが一番だと思いますが、それでも足りない人はパワーストーンという手はどうでしょう。

ということで、本日の読書はこちらの二冊。

『ザ・パワーストーンBOOK ホンモノの選び方・本当の使い方』
(2010.2/塚田 眞弘著、国際・パワーストーン協会監修/成甲書房)

『パワーストーン魔法の石カタログ』
(2004.4/森村あこ著/実業之日本社)

ちなみに、選んだ理由はたまたま二冊並んでいたからです。

「どっちもパワーストーンの本なのかぁ」と気軽に読みましたが、大分方向性の違う本だったので面食らいました。

一冊目の『ザ・パワーストーンBOOK ホンモノの選び方・本当の使い方』は国際・パワーストーン協会公認のパワーストーンの本です。スピリチュアル世界にどっぷりハマっている人ならこっちの方が面白いと思います。そのタイトル通り「本物のパワーストーン」にこだわっており、その他のファッション・パワーストーンは「偽物」と言い切っている言葉の強さに私はやや圧されました。医者が診断し薬剤師が処方するから正しく治療できるし薬は効く、というのと同じ理論で、本物のパワーストーンをきちんと選べば正しく作用する、効能があると訴えている本でした。説得力が強い。石の一覧も目的別に並んでおり、「パワーストーンは絶対に効く」という気迫を終始感じました。

二冊目の『パワーストーン魔法の石カタログ』は、一冊目よりもラフな印象です。その名前の通りパワーストーンのカタログ本で、色別に分類されたパワーストーンが綺麗な写真と共に紹介されています。内容は効能や硬度、浄化法や注意点について。一冊目にも浄化法は書いていましたが石別ではなかったので、すでに目的の石があって個別の浄化法や注意点が知りたい、という方はこっちの方がいいやもです。あと、アクセサリーなどにパワーストーンを取り入れたい、見た目重視で選びたい、という人もこっちです。逆に悩み事、叶えたいことがあって、そのためにパワーストーンを選びたいという人は一冊目の方がいいと思います。

パワーストーンが市民権を得て久しいですが、こうして本を読み比べてみると面白いですね。一冊目は増補新版も出ているので、これから読んでみようという方はそちらをどうぞ。

病は気から。私としては、使えるものは何でも使えばいいと思います。日本は信仰の自由が保障されていますしね。何でも使って、心安らかな冬を過ごせれば、それに越したことはないでしょう。それではまた。

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