見出し画像

両方にとって良い政策を(一般公開)

人というのは日々様々なことを感じます。感じたことをインプットし、それをアウトプットするというのは、本当に大切です。メンバーシップを対象に1000文字から1500文字の記事を毎日発信しています。
興味を持たれた方は、是非ともメンバーになっていただけると嬉しいです。

能登半島地震で石川県では、大変な被害を受けています。そんな中で様々な支援が検討されていますが、介護の分野でも支援が開始されようとしてます。

この支援自体は素晴らしいことだと思ってます。ですが個人的な見解としては、違和感を感じてると言いますか、相変わらず四角四面と言いますか、


ちゃんと考えてるのかと思わざるをえません。


私も最近までこの世界にいましたので、最新の現状までは申し訳ないですが把握できておりませんが、状況が進展しておりませんので、好転してないと認識してます。ということは全国的に人材が不足しているわけです。
エッセンシャルワーカーという、なんとも素敵な名称を付けられている割には、


生活に必須な職業という位置付けに見合うような報酬なのかといえばそうではない中、現場の方たちは必死に働いています。




もちろん質の部分で考えると、まだまだ不十分ですし、仕事の責任性においても、プロとしてという考え方にあるのかというと、そうじゃない人も多いです。ですがその要因として大きいのは、しっかりと生活ができるレベルの基盤があるのかということで、


問題視されながらも、全く議論が進まない状況なわけです。


今回の件で、是非とも協力をしたいという人はたくさんいると思います。もちろん私も現場にいたら手を挙げると思います。しかしそれを喜んで「行っておいで」と言える責任者が、果たしてどれくらいいるでしょうか。
助け合わないと」という考え方自体は素晴らしいです。私もその考え方に異論はないです。ですがひねくれた考え方をすると、


「じゃあ国は私達を助けてくれてるの?」と思ってしまいます。



前述した通り、どこも人手が不足してます。そんな中で収入を増やそうと、様々な加算に取り組んでるわけです。加算の中には人数要件も含まれているものもあります。もし人を派遣したことにより、そこに影響が出た場合、しっかりと補償してくれるのでしょうか。ましてや人を派遣するということは、人が減るという事を意味します。都心ならばそこを派遣を入れるという形で補えるかもしれませんが、


ではその負担はしてくれるのでしょうか?


私もきちんと調べないといけませんが、個人のボランティア精神だけで考えるならば、行きたい人はたくさんいます。交通費も宿泊費も国負担ですからね。では給与の補償はどうするのでしょうか。派遣された人が役職が付いており、人よりも給与が高かったら、その補償はしてくれるのでしょうか。
一律いくらとするならば、派遣された人は生活を犠牲にして行くわけです。それを美学とするならば、


それが国のやることでしょうか?


派遣をするなと言ってるんじゃなく、犠牲ありきではなく、しっかりと派遣する側のことも考えなければ、政策なんて無駄に終わるし、無駄に終わってるから、


様々なことがうまく行ってないのではないのかなと感じてしまいます。


少しでも両方にとって良い方向に行けることを期待しますし、現在介護の仕事についている人だけではなく、過去に経験している人達も対象に考えていただけると、協力者は増えるのではないのかなと考えます。

サポートしていただいたものは、全て天国に旅立った愛犬(怪獣)のお供物に使わさせていただきます。