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無作為のご縁から始まる教育革命

学びをボーダレスに、ポータブルに、シームレスに

こんにちは、"複業先生"を運営するLX DESIGNの金谷です。題は僕たちの存在意義であり、スローガンです。

『なんで、そんなに人生かけて教育事業やってるの?』本当によく聞かれます。

僕からすると、『なんで、やらないの?』という感じですが、『大変そう、儲からなさそう、難しそう』という、そのイメージ通りの世界が待っています。

また、多様化する時代に学校のアップデートは追い付かず、いわゆる、"不登校率"は右肩上がり。課題だらけの業界、『大事だよね、教育』とはみんな言うものの、この何十年間、強力なソリューションを作り出せていないのは事実。

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個人的には、みんなやりたくないこと、だからこそ、やる使命があるんじゃないの?という感覚。

あ、前回のnote、たくさんの方からコメントやリアクションをいただきました。拙い表現も多々ございましたが、ご覧いただき、ありがとうございます。

『どうやって展開してるか、全然知らなかった。LXのことがちょっと分かった』

『金谷さんらしいテイスト。これからもついていきます』

『そんな簡単じゃないことくらい、素人目にも分かる。これをあっさり書いちゃうあたりが天才』

などなど。

全国の優秀な、未来を共有できる先生、関係者の皆様とここからも走っていきます。

下田の最高の仲間の梅ちゃんが、『こんなことを大真面目にやってるかなやんは頭がおかしい』と昨日、地元の方に話してくれていたのだけど、僕にはその認識がなかった。

あー、この難易度はそのレベルなんだな、たしかに難しいよな、と思うと、肩の力が抜けた。将棋で言えば、"詰み"から始まっている。何手先かには、"詰み"が見えている。というか、もう"詰んで"いる。

地元が同じ、名古屋大や海外大で経営戦略の先生をされている織田さんという先輩がいるのだけど、『そこからが戦略です』という話も昔、いただいた。

先輩方や仲間たちには本当に感謝だ。

▼捉えてる課題と、あるべき像
・地域に依存する→地元愛が育たない
・"先生のがんばり""担任の先生"に依存する→多様性がなくなる
・中央集権型の一斉方針に依存する→個別最適ができない

▼LXプラットフォームおよび"複業先生"の役割
・いつでも、好きなところで好きな人たちと学べる
・誰もが、関わりたい形で教育に関われる

と、今今、定義している。

僕らは地域を越えて学んだり、地域による学習機会の不均衡を解消したいと思って、"複業先生"を運営しています。

▼"複業先生"でできること

①全国、海外から必要なテーマの"複業先生"にお願いできる。学校以外の教育機関、家庭からも多様な学びにアクセスできる。

②"複業先生"のこれまでの経歴や取り組み、過去の授業が一元化されている。

・ほかの地域、学校での"複業先生"の授業に参加できるので、『1ヶ月だけ、パパママはワーケーション、子どもたちは下田で学ぶ』みたいなことができる。


ワーケーションさせたいわけじゃない

さて、ここから、9月の下田ワーケーションレポート。

下田市教育委員会と"ワーケーション×教育"の推進を目指した取り組みが始まろうとしています。

余談ですが、Living Anywhereな先輩Reiさんにおすすめしていただいた地域の中華料理屋さんで炒飯を食べました。

隣のお姉さんたち(まりちゃん)と大盛り上がり。教育長が幼なじみだとか、隣の松崎町の女性教育長は仲良しだとかいろいろ話してくれて、

『あなた、そんな風に見えなかったけど、子どもたちをよろしくお願いしますね』と言われるエモい展開。

なんだこれ、楽しい。

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脊椎反射で"ご縁"を形にする生き方、苦労することも多いけど、最高です。

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地域の中には、人のバラエティがどうしても少なくなってしまったり、学びの機会が限られてしまったり、といったことがどの地域でも起こっている。

『こんなにオンラインが発達した世の中でなんでそんなことが起こるんだ!』という都会の人たちには本当に理解ができないと思うのだけど、びっくりするくらい、機会格差は埋まらない。

というか、東京でも学校のご支援をするが、東京は東京で、地域との繋がりが消え、子どもは孤立していることもある。

つまり、『オンラインが発達した』ところで、子どもたちに人生が広がる学びやコンテンツ、体験が届くまでの設計には至っていない。

ということもあり、地域でのキャリア教育や探究学習のゲスト講師を探したいという相談が来ることがあり、

"複業先生"プラットフォーム内に募集案件掲載をしたり、学校の先生から"複業先生"ユーザーにダイレクトスカウトを送っていただいたりといった形で、サポートしています。

あくまで、デジタル化は未来の学校改革の1要素でしかないけれども、されど、重要な一手。政府もオンライン、リモート、DXを強力に推進。

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視野を少し広げると、"地域の関係人口を増やすこと"と"学校の関係人口を増やすこと"は同じ方向を向いていることが多く、ともに取り組んでいる事例がいくつもございます。

"学校と地域、子どもたちと地域内外の人たち"をつなぐことの、わかりやすい共通言語・テーマが"ワーケーション"なら、それに乗せようか、という感覚です。
"外部人材活用"みたいな文科省ワードが今後、強まるならそれでもよい。

要するに、"学校の関係人口"を増やし、データベース化し、サステナブルにしていかないと、もう次はない。

逆に言うと、学びは地域に依存しなくなる、ワーケーションは日常になっていく。ワーケーションをさせたいわけではないけれど、地域を超えて生きるライフスタイルのハードルが下がれば、僕たちの話している"学校の関係人口"も増えるんじゃないかなと思います。

この難易度最高レベルの"詰み"の中からの戦略立案と実行、ラグビー的な地上戦から、溺れそうになる空中戦。

外資コンサル出身のメンバーは社会的意義があって、知的好奇心を最高に刺激されると喜んでくれ、リクルートOG/OBの先輩たちも寄ってたかって応援してくれる。

全国でキャリア教育、学校に関わる皆様を"複業先生"アンバサダーとして募集予定。"複業"的に関わってもらえたら十分。

そんな、ゆるやかな、しなやかな世界観がこれから必要です。

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